あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記
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平成20年6月10日(火) 旧暦5月7日大安
- イライラ2 -
日記写真
『今朝の浅草』

 梅雨の晴れ間、外はとっても良いお天気です。でも、今朝のあほまろは冴えません、モモちゃんも冴えません。全く歩こうとしないモモちゃん、全く歩きたくない気分のあほまろ、それでも抱っこしながら歩かなければいけないのも辛いですね

 「ゆめまち観音」の映画がクランクインをしてようやく10日目になりました。でも、まだ撮影は2月以上も残っているのです。あほまろは、ここに来て再びイライラが募ってしまいました。何度も書いている通り、今回の映画は、全く動かない人差し指ほどの粘土の人形がお芝居をするのです。人形なので、顔の表情も身体の動きもありません。それでも如何に観る人が人形に感情移入をして貰えるか、カメラワークと、照明の変化によって、あたかも人形たちが動いているかのような演出に挑戦しながら撮り進んでいるのですが、未だにあほまろの想いを理解してくれないスタッフの一部にイライラしているのです。

 普通の映画は、有名俳優を起用して自由に動き回り喜怒哀楽も容易に変化させながら撮り進めるのです。そんな映画は、昔から多くの巨匠たちによって世に送り出されているので、あほまろには全く興味がありません。過去に例の無い手法を試みた映像を創ってみたい。そんな映像、たとえ成功であっても失敗であって、このチャレンジ精神と手法だけは認められるでしょう。そしてきっと、他の方々も同じ手法を用い、更に素晴らしい作品を創ってくれることでしょう。そんな奇想天外なチャレンジに賛同した方々をスタッフとして集めたつもりでしたが、撮っていても、やはり動かない被写体には嫌気が出てしまったのでしょうかね・・・。

 でも、あほまろは諦めません。たとえスタッフ誰も居なくなったとしても、自分ひとりでも創り上げますよ。今朝は、そんな気持ちが頭を襲い、モモちゃんと同様、全く散歩に気が乗らなかったって訳なのです。それでも、いつもの愛くるしいワンちゃんたちにお会いすると、その時だけはいつもの幸せが戻ってくるのですけどね。
 とりあえず、今日は撮影よりもこの作品を創ることになった本題をスタッフ全員に再認識してもらうことが先決問題なのでしょうね。なにしろ、これまでにも膨大な費用を注ぎ込んでしまった作品なのですから。

『今朝の雷門』

 雷門前には、ボビちゃんとおばあちゃんが立ってますね。
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『今朝の宝蔵門』

 
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『今朝の本堂』 

 ボーっとしていたので、浅草寺本堂を撮るのを忘れてしまいました。

『本堂から宝蔵門』
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『本堂から宝蔵門の大提灯』

 ココアちゃんが散歩に出かけました。
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『今朝の境内』

 
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 昨年は仮設だった休憩場を今年からは常設になるようですね。そのための工事だったのです。
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 花々は何も考えないで生きているのでしょうかね・・・。
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 それとも、ちょっとでも綺麗に見せようと努力はしているのでしょうか。
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 鳥たちが誰も食べてくれなかったので、枯れ始めたシダレザクラの実。
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 木々たちは、毎年同じことの繰り返しなんだな・・・。
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『今朝の浅草神社』 
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『今朝のワンちゃん』

 おばあちゃんとボビちゃんです。おかげで今朝はおばあちゃんと一緒に、仲見世から浅草寺まで、嫌なことを忘れさせていただきました。
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 バビちゃんも一緒でしたよ。
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 おや、ナナちゃんはもう帰るのかな。 
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 お参りを済ませたメイちゃんとおばあちゃん。
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 カメラを向けると嫌がるメイちゃんなので、身体を抑えてもらって撮ってしまいました。
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 6時の常連、はメイちゃんとチェスちゃんです。
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 春ちゃんも最近は常連の仲間入りですね。
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 暖かくなったので、みんな早めの散歩になってしまったようです。手前は久しぶりにお会いした、花ちゃんと龍君です。
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 メグちゃん。
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 はいしんがりは、ココアちゃんの登場です。
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 少しずつ他のワンちゃんたちとも遊べるようになりましたよね。
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 でも、モモちゃんの方には近づこうとしないのですよ。
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 ボブちゃん。おかあさんのお参りが終わるまでお座りをして待っているのです。
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 ねえ、もうちょっと遊んで居ようよ。とでも、甘えているのかな。
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 新幹線のノエルちゃんです。
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『ゆめまち観音・監督日記』 

 夢町楽天地。これが今回の映画の最終舞台となる場所なのです。でも、撮影の最初の方にこのシーンを持って来たことがトラブルの原因になってしまった訳。
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 最後の盛り上がりは、芝居部分を終えてから物語りの流れを鑑みながらじっくり撮らなければいけないのです。
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 そんな訳で、昨日の撮影は途中で中止にしたのです。
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 いつもこだわりの照明技師の佐山氏。彼が行う光の演出によって人形が生き生きしてくるのですよ。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF28-300mm F3.5-6.3 Di VC
Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
撮影枚数135枚
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