『今朝の浅草』
日差しはタップリですが、厳しい寒さが続いている浅草では、納めの観音「羽子板市」も終わり後は年末年始を待つばかりとなりました。今年も後11日で終わってしまいますね。この時期になるとテレビや新聞がこぞって今年の出来事を振り返っています。記録的な暖冬で新年を迎えたばっかりの1月10日の深夜、異例の記者会見を行った不二家に始まり、ミートホープ、白い恋人や赤福などなど、数多くのの食品偽造が発覚。また、インフルエンザの流行で治療薬タミフルを服用した子供たちの異常行動も問題になりました。
夏は、日本列島各地の計92地点で最高気温を更新する猛暑。参院選で自民大敗。消えた年金問題。そして能登半島地震や中越沖地震やあるある大事典のねつ造問題等々、どれも今も記憶に生々しいですね。
また、長崎市長が選挙期間中に拳銃され死亡、愛知県では家族を人質にした立てこもり事件、高知県津野町で酔った男が隣家の女性とその息子を散弾銃で撃って女性が死亡、つい最近では、佐世保の散弾銃乱射事件では2人が死亡、6人が負傷等々、銃による凶悪な事件も多かったですね。事件では無かったのですが、東京都目黒区では、医師の男性がクレー射撃用のライフル銃を手入れしていた最中、他の部屋に手入れ用の道具を取りに行った際、医師の長男の幼稚園児がライフル銃を触り暴発、次男が死亡するという悲しい事件も起こっています。
福田首相は、銃規制の強化を検討する考えを表明しましたが、銃規制のいちばん効果的な対策は、銃はすべて警察署が保管するという方法が望ましいとのことも考えにあるようです。しかし、その警察官までがストーカー行為で女性を銃殺してしまったり、人で賑わう東京駅の交番内で拳銃自殺。「銃が人を殺すのではない、人が人を殺す」と言われていますが、こんな状況下にも関わらず今の制度のまま銃を野放しにして良いのでしょうかね、いつかきっとアメリカのような無差別殺人事件なんてのも起こりかねない、そんな不安なことまで考えさせられてしまう一年でした。
あほまろにとって、今年は念願だったマッチラベル展を開催することができたことと、秘密基地の拡大が叶ったこと、それらが良い出来事ではありましたが、全体を通してあまり良い年では無かったようです。年末になると誰しも考える「来年こそは・・・」、年も押し迫って来たこの頃になって、例年以上にそんなことを願っているのです。
あほまろにとっての「来年こそは・・・」は、大袈裟に世界平和を願っても個人が出来ることも限られているし、いったいどんなことかな・・・。一般的には、ダイエットを成功させる、ゴルフが上達する、資格を取得する、転職をする等々それぞれでしょう。あほまろの希望としては、今まで溜め込んだ資料の整理を急ぎたい。そして、もっともっと健康に留意したい、それには当然、あ〜、来年こそは酒止めるぞ!
『今朝の雷門』
昨日のテレビ番組で歌手の方が「来年こそは・・・」の問いに、「紅白に出場したい」と言ってました。歌手の方々にとっては当然の願望なのでしょう。スポーツ選手は、優勝したい、オリンピックに出場したい、日本一になりたい。若い方々は恋人を持ちたい、結婚した、誰もが考えることはいっしょですよね。
毎朝、散歩をされている年配のご夫婦の「来年こそは・・・」、“来年も生きていたい”と、答えてくれました。ですよね、あほまろも同感です。元旦で16才になるモモちゃんといっしょに、来年も「今朝の浅草日記」を続けたい。それだけで幸せなのかも。

『今朝の宝蔵門』
「羽子板市」の屋台は、昨夜中に片づけられてしまいました。

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』

『今朝の二天門』
『今朝の境内』
朝日を浴びて不気味に輝く北空の雲でした。
境内では「羽子板市」で使用された電線の取り外しが行われていました。

何か行事が有るたびに電気屋さんは同じことを繰り返しているのです。
屋台を出展した方々、翌朝は業者全員で境内の清掃をされるのです。
綺麗に清掃をされた境内、次は年末年始でお世話になるのですよね。
この日記にほとんど登場してこない淡島堂ですが、ここも毎朝写真を撮っているのですよ。
観音裏の大きな銀杏の木です。この大木だけは毎年最後まで葉を付けているのです。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です
『今朝の一写』
阿弥陀如来さんに朝のお詣りをするお坊さん。毎朝境内中の像を拝んでいるのでしょうね。ところで、この阿弥陀如来と「あみだくじ」とは、いったどんな関係になるのでしょうね。そんなことが気になってしまいました。
『浅草な人』
みんなでお掃除楽しいな・・・。なんて「浅草な人」は、思ってはいないでしょうね。なんたって、寒すぎますから。でも、綺麗にしてお返しをしなければ、貸して貰えなくなったら困るよね。
『今朝のワンちゃん』
リリーちゃんのボールが欲しくなってしまった龍ちゃんです。

だめ、リリーのボールとらないで。

いやだよ、返してちょうだい。
龍ちゃんにはこっちのボールをあげるから、リリーちゃんに返してあげてね。でも、あっちの方が好きなんだよ・・・。リリーちゃん、またとられたら大変と、慌ててボールを遠くに飛ばしましたよ。
朝は近所の方々が大勢集まって、平和な浅草寺境内なのです。
今朝はおかあさんと一緒のココアちゃん。最近はカメラの方を向いてくれなくなってしまったんです。それではと、おやつ攻勢でしたが結局こっちを向いてくれないの。
私はちゃんとカメラを向いてますよ。チャコちゃんお利口さんですね。
おかあさんがココアちゃんを可愛がるので、チャコちゃんが嫉妬してますよ。
おや、わたしにもおやつをくれるのかな。やはりおやつの方に興味があるよね。
いつもリード無しで歩いているボクちゃんでしたが、放し飼いはいけないと注意されたので・・・。
ヒナちゃんにゴン君も寒いのが嫌いなんですって。
このワンちゃんはこの日記では初顔ですね。とっても格好の良いワンちゃん、犬種は何ですかとの問いに、“タダの雑種だよ”ですって。ユズちゃんでした。
モナカちゃん、今朝はランディ君が居ないので寂しそうだね。
ボビちゃんのおばあちゃん、今朝は娘さんと一緒ですね。
境内の電気配線を取り仕切ってい電気屋さん、おばあちゃんの親戚なんですよ。
こんなところでバビちゃんにお逢いするのは始めてですね。いつも仲見世か雷門ですからね。
チャコちゃんともご挨拶。
立ち話をしていると、どこからとなくみんなが集まって来るのですよ。アックス君。
いつもマイペースなメグちゃん。
我が家の側でお逢いしたのは、お馴染みチコちゃんとシロ君のご夫婦です。
『花やしき通り』
花やしき通りのリニューアル工事、少しずつ出来上がってきますね。今朝は、影向堂側の商店前にポールが設置されていました。これからお揃いの屋根が上がるのでしょう。
この写真では解りづらいでしょうけど、奥の左側のような屋根が上がるのです。
『羽子板市』
雷門前の並木通りは電飾が施されています。正面の五重塔の下の看板は、東京マラソンの案内です。
夜の「羽子板市」です。今年は、終末が入っていなかったので、人出はかなり寂しい「羽子板市」になってしまいました。
今年は売れ残りも多いのでしょうね。でも、年末年始にはもう一度この場所に出展しているのです。
よ〜ぉ、人が少ないので手締めにも力が入らないよね。
だるま屋さんも出展していましたよ。
過去の世相変わり羽子板も展示されました。
いったい何年前のモノなのか説明が欲しいですよね。

境内もこの調子、本当に人が少なかった今年の「羽子板市」でした。
『心ふれあう憩いの広場―下町と銭湯の物語』
江戸時代から現代まで、銭湯は町内の情報交換の場として、
また、親子、隣人たちとの世代を超えたコミュニケーションの場として 大変効果的な役割を担ってきましたが、最近はお客さまの銭湯離れにより
廃業する銭湯の数は少なくありません。
今回の展示では、銭湯の魅力を掘り起こし、 銭湯を知らない方々にも銭湯の魅力を知っていただくために、 銭湯の形を見える形でご紹介します。 昭和40年代のなつかしい銭湯や町空間を思い起こさせる品々の展示です。
あほまろコレクションは、置き薬の箱とホーロー看板です。このように並べてみると迫力ありますね。
展示内容
・江戸時代の「湯屋」の模型展示
・現代の銭湯の模型展示
・台東区内「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史・地図で見る銭湯数の変遷・入浴料金の変遷 等
開催期間 平成19年11月14日(水)〜平成20年1月30日(水)
※休館日を除く
今回の展示会にも、あほまろのコレクションがいっぱい展示されますよ。ポスターをクリックすると大きな画面でご覧になれます。
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