『今朝の浅草』
ちょっと気温が高めの朝かな。あほまろにはさほど感じないのですが、モモちゃんの態度で気温が高そうだと解るのです。そう、今朝はいつもと違ってとっても元気なのに加え、いつもより快便です。人間を含め、動物類は朝の御用でその日の健康を知ることが出来るのですからね。今朝のモモちゃん、色つやも良くいつもの倍以上の排便だったのです。そんな朝は、ちょっとだけ幸せを感じるかもね。
浅草の街並みがどんどん変化していきます。特に六区地区では、二年前に「六区花道」通りが古の(現役の方も)芸人さんたちの写真で飾られ、年末には伝法院通りがまるで映画のセットのような江戸町風情に変身して観光客を楽しませています。また、今年は花やしき通りも、「浅草花やしきエンターテイメント通り」としてリニューアルされます。
台東区が指定する、特定の区域の建築物等の所有者や管理者が、その区域の景観まちづくりに関する協定を締結することにより、景観まちづくりに寄与するよう努める協定で、
台東区の広報によると、
『この地区では、将来にわたり、風格と賑わいのある江戸城下の街並みイメージと強く人々の記憶に残るエンターテイメントの融合した情景造りに重点を置きながら、魅力ある“エンターテイメントのまちづくり”を目指します。景観形成基準では、江戸城下町風を感じさせるような建物デザインや統一木製看板の設置など、工作物、広告物、街路等についても詳細なデザインを規定しています。』
この通りの景観協定は、年平成19年10月15日(認定日から10年間)、協定から一月も経ってしまったので、そろそろ作業が始まるようですね。
銀行の非常ベルが壊れたままで営業をしても法律的には問題は無いのでしょうか。昨日、常識では考えられない事態に遭遇してしまいました。
あほまろは浅草の大手銀行の貸金庫を利用しており、昨日、家の権利証をとりに女房と一緒に貸金庫室の中に入ったのでした。暫く使っていなかったので、使い勝手もすっかり変わってしまい、総てがカード式になっていました。カードが無いと、入るときも出るときも係員に開けてもらわないといけないのです。そんな変化にちょっと戸惑いはありましたが、無事、用件は数分で終え、係員に帰ることを告げようとインターホンをとったのですが、呼び出し音は鳴っているにも関わらず誰も出てくれないのです。もしかしたら故障しているのかもと、他の個室のインターホン総てを試してみたのですが、いっこうに出てくれる気配が無いのです。
それじゃ電話で係員に連絡を・・・、しかし地下の大金庫の中じゃもちろん圏外なのです。女房は通じないインターホンを何度も何度も無駄な努力を繰り返しています。その時、インターホンの下の非常ベルを発見。こうなったら非常ベルで知らせなくっちゃ、女房は、警察が飛んできて大袈裟な事になったらどうするのなんて銀行側に立ったような発言、でもね、我々はなんとかして出なければ約束の時間に間に合わないじゃないか。止める女房を振り切って、生まれて初めての経験、ドキドキしながら非情ベルのボタンを押したのでした!
ジャ〜ン!銀行内に壮絶なベルの響きが・・・、ん、聞こえません。何だ?隣の個室の非常ベルを試してみても、シィ〜ン・・・。全く無反応なのです。日本ではアメリカのような派手な銀行強盗なんて起こるハズが無いので、これはまさかダミーでごまかしているのかな・・・、疑心暗鬼になりながらも、何度も何度も落ち続けたのでした。
大銀行の地下の金庫の中、それだけでも、もの凄い威圧感。その上、唯一の頼りの非常ベルも役にたたない。女房はすでに半べそ状態なのです。それでも、最後の力を振り絞って出口の自動ドアを思いっきり開けようとぶつかったり、蹴ったりしてみても動く気配は全く無し。自動ドアの取り付け金具を見ながら、ドライバーの一つでも持って来れば良かったなんて真剣に考えてしまったあほまろでした。映画の世界ではたとえ鍵が掛かっていたとしても、みなさんいとも簡単に脱出してしまうっていうのにね・・・。
そうしているうちに、あほまろもどんどん不安が募ってくるのです。自動ドアに耳を付けると上の声がかすかに聞こえています。ここで大声を出したら誰か気付いてくれるかも知れない。運を天にまかせ、自動ドアを1センチほどこじ開け、隙間から“誰か〜!”と、何度も叫んだのですが全く気付いてくれないのです。そうだ、言葉で叫ぶよりも連続音を発した方がより大声になるかも、今度は、“ワァ〜〜〜〜〜〜〜〜」の連続で、ガタガタ、上でドアを開ける胃音がしました。誰かが気付いてくれたようです。更に大声で“ワァ〜〜〜〜〜〜〜〜」、そこでようやく女性事務員が駆けつけてくれて一件落着、とはいかなかったのが・・・。
“申し訳ございません。現在非常ベルが壊れていまして・・・”、後からやってきた課長さんとやらが謝っています。その時刻午前11時50分、当然銀行は営業中で大勢のお客さんがいらっしゃいます。銀行の非常ベルが壊れたままで営業をしても法律的には問題は無いのかな。
もし、そこに銀行強盗が入って来たとしたら、“みなさん、ただいま非常ベルが故障中なので、強盗さんの言うことを聞いて大人しくしていてください、強盗さんがお帰りになりましたら、工事会社を呼んで直してもらいます”、なんての許されるのでしょうかね・・・。
今度行く時は、私は中に入らないで自動ドアの外で待っててあげる。そんなこと女房が言っています。でも、そこまでしないと使えないような貸金庫じゃ、早急に退去しなくっちゃいけませんね。今、振り返ると、僅か15分足らずの出来事でしたが、何時間も閉じこめられていたかのような気分でしたよ。あ〜、もう二度味わいたくない。
でも、考えてみたら、金庫の中であれほど騒いでも誰にも気付かれないってことは、バールでもハンマーでもバンバン使って総ての金庫の中から金目の物をごっそり持ち出したとしても、誰も気付かないんだろうね。おまけに非常ベルは壊れたままだし。
『今朝の雷門』
あ〜ぁ、一気に昨日の怖かった経験を書いてしまったら気が抜けてしまったよ。それよりも、銀行の佇まいを見ているだけでもムカついくよ〜!
そこに、いつものメイちゃんとおばあちゃんたちが挨拶をしてくれたことで、嫌な思い出も打ち消されてしまったのでした。捨てる神あれば拾う神ありってか。嫌なことは忘れて、モモちゃんと一緒に、かわいいワンちゃんたちと遊びましょうね。

『今朝の宝蔵門』

『今朝の本堂』
『本堂から宝蔵門』
『本堂から宝蔵門の大提灯』
同じ犬種のワンちゃんを三匹連れた方がやってきます。声をかけようと思ったのですが、五重塔の方向に曲がってしまったよ。
『今朝の二天門』
『今朝の境内』
今朝の「大懸崖」です。
「菊花展」も残すところ一種間、それまでに全部が咲いてくれるのかな・・・。
『今朝の浅草神社』
浅草神社です。
『今朝の一写』
観音様にお花を供えにいらっしゃったおかあさん。モモちゃんを見付けて声をかえてくれました。浅草の観音様の朝は、みんなが優しい気持ちになれるのですよね。
『浅草な人』
井戸端でなくても井戸端会議が始まります。ワンちゃんたちが集まると、毎日「浅草な人」は、こんな感じで遊んでいるのですよ。ココアちゃん+ランディ君+アックス君と、なかなか仲間に入っていけない我が、モモちゃん。
『今朝のワンちゃん』
おはようございます。観音様を詣でた方々はみんな朝から幸せそうですよね。
親子三匹のワンちゃんのお散歩です。手前を走るのはナナちゃんとタッ君で、後ろがそのおかあさんです。
さつきちゃんも幸せそうに走ってきます。
おや、リードも付けないで飛んできたワンちゃん。いったい飼い主はどこに居るのでしょうね・・・。モモちゃんは、大きいワンちゃんには安心してくっついていくのです。
お花のにおいを嗅いで風流しているのはモナカちゃんです。おとうさん、今日はいつものスヌーピーのジャンバー着てませんね。
ココアちゃんはおとうさんと一緒の時は溌剌としています。きっと、おとうさんがいちばん好きなんでしょうね。

アックス君ともご挨拶。大きなワンちゃんにもすっかり慣れてきましたね。

こちらはやんちゃ者のランディ君。今朝もマリアちゃんは寒がって寝ているんですって。

暑さ寒さも関係無いよ。いつも元気で走り回っているリリーちゃんです。不二家のペコちゃんみたいな舌がかわいいよね。

ポンタ君にゴンタ君。立ち止まってじ〜っとモモちゃんを見ているのでした。

パグのレン君、お久しぶりですね。最近は日が開けるのが遅くなったので、散歩の時間も遅らせるているそうです。ですよね、最近の6時はまだ真っ暗なんですよね。

こちらは不二家じゃ無いペコちゃんです。
ココアちゃんと同じで、毎日綺麗なお洋服を着せてもらってますね。そうそう、昨日、銀座で見かけたワンちゃん、メイドさんの衣装でしたよ。それもお宅系のお兄ちゃんが抱っこしてね。
ヒナちゃんとゴンちゃんは散歩を終えてお帰りです。
いつもお見かけするワンちゃん。かなりお年のような・・・。
“コロちゃんは15才以上だと思うよ。もう、ほとんど目が見えていないんだよ”、でも、犬は臭覚だけでいつもの散歩道が解っているのでしょうね。
『今朝の街並』
こちらが花やしき通りの浅草寺側の入口です。「浅草花やしきエンターテイメント通り」は、いったいどんな顔に変身するのでしょうね。
あほまろは、浅草の街の総てを新しくするのには反対です。たとえばこの通り、このままでも浅草、観光客は、それを感じさせてくれる景観を求めているんじゃないのでしょうかね・・・。
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