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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年9月23日(日) 旧暦8月13日友引

- 街の顔 -

日記写真


『今朝の浅草』
 お彼岸の中日です。今日はめっきりと涼しい朝になり快適な散歩でした。昨夜はイベントの打ち上げでちょっと飲み過ぎてしまっていつもより寝坊してしまったかな。ちょっと散歩が遅くなると、いつもお逢いするワンちゃんたちの顔ぶれも違っているのです。特に日曜日は普段は見かけないワンちゃんたちもやって来ます。それもみなさんお父さんと一緒なのです。お父さんたちも休みの朝くらいはゆっくり寝ていたのでしょうけど、この日ばかりは犬を飼った責任感を自覚しているかのようでしたよ。
 思えば、あほまろも会社勤めをしていた頃には、せめて休日くらいはベッドの中でのんびりと過ごしたいと何度考えたことでしょう。でも、モモちゃんの泣き声を聞くとそうもしてられなかったのです。

 あほまろが浅草に来る前は千代田区一番町に住んでいたので、朝の散歩は千鳥ヶ淵から武道館を回るのが日課でした。当時のモモちゃんも亡くなったハニーちゃんもまだ若くて元気だったので、週末は月に一度程度女房と二匹を連れて皇居を一周していたのです。ゆっくり歩いておよそ2時間、途中で靖国神社の境内や武道館付近で犬たちと一緒に昼食、犬たちもそれが楽しくて長い距離でも文句も言わずに歩いていたのです。

 今朝、雷門前で記念写真を撮っていた老夫婦、一番町から浅草まで約1時間半もかけて歩いて来たといってました。昔、あほまろが住んでいたすぐ裏のマンションのようですが、こちらのご夫婦はあほまろと反対に8年前に商売を息子に譲り、浅草のど真ん中から一番町に移ったのだそうです。
 浅草と一番町、どっちが暮らす安いかと質問をしたところ、絶対に一番町の方が楽しいとおっしゃってました。その理由は、「やれ町会だお祭りだ、はたまた月に一度の清掃日だ、そんな面倒なことは無いし、何よりも観光客が来ないので,街が静かなことが良い」
 あほまろとは正反対な理由に驚いてしまいました。あほまろは約20年間、麹町と一番町に住んでいても、全く近所付き合いの無いことが寂しかったのです。毎日のように買い物に行っていた近所のお店の方さえ、道で会ってこちらからご挨拶をしても無視されてしまうこともあったのです。この地区は、江戸時代から高級武家屋敷が有ったところなので、今でも東京で一番地価の高いところなのです。世間では、いわゆる金持ち族しか住めない場所とされ、ここに住むのが下町の方々の憧れだとも聞いたことがあります。

 暮らす場所の選択は人それぞれでしょうが、あほまろは二度と昔の街には住みたくはありません。今では、あほまろにとって、求めていた暮らしがぴったりはまってしまった浅草。ここを生涯の地として犬たちと一緒に暮らしていく、それが理想の場所になってしまったからなのでしょうね。

 一番町の老夫婦、これから遊覧船で隅田川を下ってお台場に行くとおっしゃってました。今ではすっかり上品な言葉を使う一番町の住人、仲見世を歩く後ろ姿を見ていると、やっぱり下町の老夫婦にしか見えませんでしたよ。

 今ではモモちゃんの顔も下町のワンちゃんになってしまったようです。この顔で昔の散歩コースを歩いても、上品なワンちゃんたちは絶対に近づいて来ないでしょうね。


『今朝の雷門』
 様々な人生の方が通過していく雷門。あほまろは毎朝、明日もまたモモちゃんと一緒にこの門を通れると幸せだな・・・。そんなことを考えながら歩いているのです。
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『今朝の宝蔵門』
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『今朝の浅草寺』
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『本堂から宝蔵門』  
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  

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『今朝の二天門』 
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『今朝の境内』 
 F1のデモ走行から4日目、タイヤ痕がどんどん薄くなっていきます。楽しかった想い出の足跡は残りませんけど、これが消える頃には浅草にまた新しい足跡が刻まれていくのでしょうね。
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 灯籠会も残すところ後一週間になりました。
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 昨年は銀杏の実が大量に実ったイチョウの木、今年は全く実を付けていません。それでもこれからどんどん黄色く色付いていくのでしょうね。
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 灯籠会では、絵の他に川柳も書かれています。
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 この絵、あの大食らいの方ですね。とっても絵がマイウ〜!
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 倉田よしみさんのマンガです。
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『今朝の浅草神社』 

 浅草神社です。
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 浅草の神田です。
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 どんどん稲穂が垂れていきますが、まだ借り入れはしないのかな・・・。
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『今朝の一写』
 アメリカ人の親子が写真を撮りにやってきました。せっかくの休日、お父さんはゆっくり写真を撮りたかったのですが、はしゃぎ廻子供たちに閉口してましたよ。奥さんに子守を押しつけられてしまったんでしょうね。これがワンちゃんだったら、どこかに繋いでおけば良いのですが(笑)。
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『今朝のワンちゃん特集』  
 日曜日なので、いつものワンちゃんたちが極端に少なかったのです。確か、このワンちゃんは始めて見る顔ですよね。どこか遠くから歩いて来られたのでしょうか。
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 真っ黒なリトリバーちゃん、なぜか神社でお逢いすることが多いですね。
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 こちらはナナちゃん。女房は毎日絵馬に書かれた言葉を見るのを楽しみにしているのですが、このところ滅多に新しい絵馬が架からないのです。
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 観音様にお詣りをするお父さんの側でおとなしく待っているワンちゃんです。
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 あほまろはこの種類のワンちゃんが欲しいと思っているのです。どなたか、良いワンちゃんが産まれたら譲って欲しいな・・・。
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 いつもモモちゃんを嫌がるワンちゃん。モモちゃん怖くないのにね・・・。
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『今朝の街並』  
 朝の西参道の様子をご覧ください。
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 西参道と浅草温泉の間の路地です。
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 2週間前まで台湾からの留学生タンさんがここに住んでいらっしゃったのです。この写真を見て、浅草を懐かしんでください。
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 六区側から見た西参道です。
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 浅草温泉の反対側から見た路地です。
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 初音小路からは花やしき通りに抜けるのです。
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 花やしき通りから初音小路の入口。
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 今日は競馬が開催されるので、昼間は賑わっているのですよ。
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 この奥は木馬座、朝からお客さんが並んでますね。
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『デン助劇場オーディション』  
 来年四月十二日、浅草で開催される「デン助劇場復活公演」に向け、「浅草がんばる会」が台東区役所で主人公・デン助の娘スミちゃん役と子役三人のオーディションを行いました。
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 オーディションには、書類審査に合格した約六十人が参加、最初は元気な子役たちの確認からでした。
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 審査員は、「浅草がんばる会」の河野通夫代表を始め、デン助役の青空球児さんなど6名の先生がたです。
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 みなさん普段とは違って真剣そのものでしたよ。当時、スミちゃん役を演じた宮田圭子さんも参加してくれました。
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 こんかいのオーでションのメインは、しっかり娘のスミちゃん役です。これに挑んだのは三十五人。現役女優や劇団員をはじめ、主婦、学生など多彩な顔ぶれが集まり、二次審査に残ったのは六名の方々です。

 最終審査に残った方々をご覧にいれますね。この中から一名がスミちゃん役として活躍されるのです。
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 みなさん、元デン助劇団員でもあった河野さんと台詞のやりとり。
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 オーでションを受ける方より、河野さんの台詞がどんどん板に付いてくるのです。
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 この方はヨガの先生もやられているそうで、疲れ切った審査員のみなさまに簡単なヨガを伝授してくれました。
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 しっかり者のスミちゃん役、あほまろは個人的にこの方が良かったな・・・。
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 台詞の試験だというのに、感極まって涙目になりながら演技をされている方もいらっしゃいました。さて、この中からいったい誰がスミちゃん役を射止めるのでしょうね。
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 そして打ち上げ。休憩も無く5時間ぶっ続けで行ったオーでション、お疲れさまでした。写真右はデン助役の青空球児さん、左は河野通夫さんです。
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今朝の写真
CANON EOS-40D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数153枚
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