『今朝の浅草』
雨も上がり暖かい朝になりました。暖かいといってももちろん10度をはるかに下回っているのですが、昨日の朝のように限りなく0度に近い状態と比べれば体感温度は雲泥の差なのです。こんな朝のモモちゃんはご機嫌です。後から着いて来るナナちゃんを“待ってようよ”とでも言ってるかのように、しょっちゅう後ろを振り返っているのです。ナナちゃんもモモちゃんを見付け、女房を引っ張りながら走ってきましたよ。犬も若いってのが元気で良いですね。
雷門前の並木通りのイルミネーションに、昨夜から「TOKYO MARATHON 2007.2.18」の電飾が加わりました。アジア最大規模(参加者3万人予定)を目指す巨大マラソン大会なのです。これまでの東京でのマラソン大会は、東京国際マラソンと東京シティロードレースが行われていましたが、今年から、これらを一つにまとめて市民参加型のマラソンとされたのです。主催は日本陸上競技連盟と東京都、共催は、フジテレビジョン、産経新聞社、読売新聞グループ本社、日本テレビ放送網、東京新聞各社が名前を連ねています。
コースは、新宿区の東京都庁舎をスタートし、飯田橋・皇居・日比谷・品川・銀座・日本橋・雷門前で折り返し、築地から有明の東京ビッグサイトをゴールとする42.195kmのフルマラソンですが、走るためには一人1万円の参加費がかかるそうです。単純に計算しても参加費3億円プラス、後援企業からの宣伝費などが主催者に転がり込むのですね。
しかし、コースの警備人員は笹川スポーツ財団が中心になったボランティアで行われるとか。ボランティアといえば無料奉仕ですよね。でも、それを仕切る団体が笹川スポーツ財団なんて焦臭い名前が出てくるところからして、東京の経済効果より運営に携わる連中の懐だけが膨らかのような、スポーツの世界にも癒着の黒い影がちらついている。あほまろは感じてしまうんですけどね・・・。
なにはともあれ、来月18日の東京の中心部は、身動きとれない状況になっているのでしょう。

モモちゃんと並んだ状態でお解りのように、ナナちゃんは益々大きくなってしまいました。動物の世界では年齢に関係無く大きいものが強いという自然の摂理が働いているのか、モモちゃんはナナちゃんに逆らえなくなってしまったのです。いつも自由に遊ばせていた秘密基地内でも、しかたがないので、ナナちゃんが活動できる範囲に柵を巡らしモモちゃんと隔離しているのです。それでも、モモちゃんはあほまろの足もとから動こうとはしないんですよ。

昨日、あほまろは秋葉原のヨドバシカメラで初めて列に並んで人気商品を購入しました。「任天堂DSライト」です。あほまろは以前から持っているのですが、女房と助手の古麻呂の分を買うために並んだのです。ヨドバシカメラには他の買い物が有って行ったのですが、“これから6階のゲームコーナーで「任天堂DSライト」の緊急販売を開始する”との店内放送がきっかけでした。
3階のカメラ売り場で古麻呂と一緒に目的の商品を品定めをしている最中、それ急げと、エスカレーターを6階まで駆け上がると、すでに数百名が列をなしているじゃないですか。とりあえず、列の最終に並び係員にここまで買えるかを尋ねると、数を数えているので大丈夫とのことで一安心。およそ30分ほど並んで目的の色の「任天堂DSライト」を2台ゲット。買い物を終えて列を見ると、さきほどよりも列は長くなっているのでした。
それにしても「任天堂DSライト」は人気の商品なのですね。同じような機能のゲーム機「PSP」や「プレステ3」など、ソニーの製品は大量在庫で安売りまでされているというのに、誰も見向きもしないんです。
かつては、「ソニー神話」とまでいわれ、コンシューマ・エレクトロニクスの分野では一人勝ちの様相を呈していたソニーでしたが、iPodの「後追い商品」や任天堂の真似など独自性に欠けた商品をマーケティング無しに矢継ぎ早に世に送り出した結果、自ら「神話」に幕を閉じる結果となったのでしょう。それを明らかにした顕著な例として、ソニー製品にしか利用することができない「メモリースティック」ですら、そのままじゃ使えないデジカメまで創らなければいけなくなったことですね。ブルーレイディスク規格もβのコンプレックス再びに見えてしまうんですよ。
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『今朝の雷門』
週末になると、早朝から本格的なカメラを持ったみなさんが雷門前に集まってきます。まだ人出の無い仲見世と浅草寺を撮りたいとやって来るのでしょう。今朝も雷門前で写真を撮っていたサラリーマン風の若者、人間を撮り続けて有名になった故木村伊兵衛氏のような写真を目指して毎週末、東京の下町を歩いているといってました。
あほまろの木村伊兵衛氏のイメージといえば「ライカ」です。学生時代、新宿の歌舞伎町でライカM5でスナップを撮っている木村氏を偶然見付け、撮影風景を撮ったことがありました。その写真を週刊誌に載せ、気付かなかったけど、“僕の真剣さが良いね”と木村氏に喜ばれたことがありました。それ以来、木村氏のような写真家を目指したのですが、写真家じゃ喰っていけないので、暫く横道に逸れてしまいましたが、この年になって再び頑張って撮り続けているのですけど、木村氏の域にはとうてい無理でしょうね。


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『今朝の一写』
浅草寺本堂前にもカメラを持った方がいらっしゃいますね。彼も木村伊兵衛氏のような写真家を目指しているのでしょうかね。

こちらの女性は、浅草公会堂前でパンダの人形を撮っています。商品広告にでも使うのか、それとも芸術写真を撮っているのか?

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『今朝の境内』
節分の舞台が造られた浅草寺です。あとは、周りにシートを張って完成です。

今年の節分参加の芸能文化人は総勢80名になるそうですよ。いったいどんな方が顔を見せてくれるのでしょうかね。
浅草神社です。
こちらは淡島堂、周りに設置された枠は奉納提灯が架かるのです。
何の奉納かといえば、ご存じ「針供養」です。

週末は競馬が開催されるので、場外馬券売り場の周辺居酒屋は早朝から開店し、お客を待っているのです。

こちらは屋台の準備中です。このように、酒の箱をテーブルに使っているんですよ。

まったく困ったもんだ!夜間にお店の前に大量のゴミを捨てていった輩がいるようです。衣類や食器などが多いようで、きっと夜逃げでもしたヤツが捨てていったんだろ、ご主人はブツブツ独り言を言いながら片付けていました。
先日も、この横の駐車場内に大量のゴミが捨てられていたことがあります。道路までいっぱい散らばった航空便の封筒、フィリッピンに残った母親からの手紙類でした。きっと、日本に出稼ぎに来ていたフィリッピン人が、帰国時にゴミを捨てる場所が無かったので、駐車場内に置いていったんでしょうね。

新春浅草歌舞伎が終わった浅草公会堂ですが、今朝もまだ垂れ幕と幟が出たままです。


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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
これ、凄いね! いったい赤ちゃん、どんな気持ちで乗っているのかな。

日陰は写真のパワーに欠けますね。

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