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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年12月19日 (火) 旧暦10月29日友引

- 文化は何でも中国から? -

日記

『今朝の浅草』   
 “羽子板は日本の文化じゃ無いんだ、中国のものが伝わったんだ”、羽子板のお店の前で中国人らしい人が店員と揉めています。羽子板は日本の文化だと説明したことに反論したのです。中国からと思われる数人の男女が、大声で片言の日本語をまくし立てているのです。挙げ句の果てには、戦争責任が、東北地方占領が、企業ぐるみの買春旅行がなどなど、羽子板と関係のないことまで持ち出して日本人の悪口を並べたてるのでした。

 帰ってから、羽子板のルーツを調べてみると、確かに「14世紀ころの中国には硬貨をつけ錘とした羽根を蹴る遊びがあり、室町時代にこれが日本へ伝来、これが羽根つきの起源とされている」とありますが、それはそれ、玉を打つ遊びに使用されるラケットではあるのですが、中国のものとの違いは、バドミントンとテニスというか、テニスと卓球ほどの相違が有るんじゃないのでしょうか。特に錦絵の影響を受けた押し絵や押絵羽子板なんてのは、日本以外には考えられない技術ですよね。

 終戦から60年以上も過ぎたというのに、今朝の若い中国人の態度はあきらかに半日感情が高ぶっているのです。そんなに嫌いなら日本に来なければ良いのにね・・・。罵倒を残して去っていった中国人を見送りながら、店員が呟いていた言葉が印象的でした。ここでは書けませんけど・・・。彼等だって日本人のことを「○○○」って言ってたんですよ(怒)。
 あほまろは、先日のテレビで、中国の障害者を集めた「中国残疾人芸術団」の演舞を見てその感動がまだ残っているんです。耳の聞こえない女性21名で演じる千手観音なのです。その一糸乱れぬ洗練された踊りに思わずため息が出てしまうほどでした。耳の聞こえない人が音楽に合わせるには、リズムは、何を合図に、耳が聞こえない分、空気の振動や雰囲気を察しする能力が彼女達は優れているのでしょうか、それとも太鼓の振動でリズムを覚え、呼吸と触覚を合わせていくのでしょうか、それにしても中国人は凄いんんだなぁ・・・、そんな関心をしていたのに、今朝の出来事はとっても残念でした。中国人全員が反日じゃ無いことを望みたいですね。

 昨夜は女房を助手に羽子板市で賑わう夜の観音様を撮影に行ってきました。目的は他にあったってわけで、高価な助手を雇ってしまった結果になってしまったとか・・・。
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『今朝の雷門』
 雷門前に佇むホームレス。この方はあほまろが浅草に越して来た時にはすでに公園に居た方、あれから8年も経つというのに、まだホームレスをしているんですね。冬になると隅田川河川敷の青テントが少なくなります。この時期は上野公園に集団移住するってのを聞いたことがあります。しかし、それが出来るのはとある組織に加盟している方だけです。おかげで、上野公園はまるで独立した共和国のような治外法権の空間を作り出しているのです。
 日本政府は、海外に数兆円もの援助をしているっていうのに、同じ日本人には何の対策も施してはいないんですよね・・・。あれほど日本批判をする中国にさえも、円借款とかの大義名分で返って来ない金をどんどん注ぎ込んでいるし・・・。
   
 おや、公園地のトラックが長い木材と竹を運んできました。雷門前に立てるお正月飾りですね。
   
  
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『今朝の一写』
 おはようございます。いつもワンちゃんと子供を連れての散歩、ご苦労様です。あほまろに孫が出来たら、こんな散歩もしてみたいかも。
  
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『今朝の境内』
 羽子板市は今日までです。明日から年末30日までは静かな境内に戻ってしまうのです。
   
 “今年は売れないね”、園芸市の業者の方が嘆いてましたよ。でも、羽子板は昨年よりも売れているって聞きましたけどね。
    
 
毎朝決まった時間に出勤するみなさんですが、このように屋台の間を通ると、ついつい立ち寄ってしまう人も居るようです。おや、観音裏のTさん、焼きそばを食べてますよ。“イヤー寝坊して朝食を食べて来なかったもので・・・”、なんて弁解しなくても良い弁解。寝坊したのなら、こんな所で食べてないで早く行ったら?
   
 夏は五重塔が隠れてしまうこの位置ですが、枯れてしまうとここからの眺めも雰囲気ありますね。観音温泉前から見た五重塔です。
   
 浅草神社です。
   
 六区通りです。今日は特に寒いですね。
   
 伝法院通りです。こちらはお正月の飾りが付けられましたよ。
   
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『昨日の浅草』

 
浅草寺の夜景をお楽しみください。まずは雷門から。
   
 
仲見世の入口には、チャリティ羽子板の展示場が出来ています。今年は西田敏行直筆の「ふくまる旅館」が人気のようですね。
   

 羽子板市は修復工事中の宝蔵門前から始まります。昨夜は平日なので夜の人出は少ないようでした。
   
 午後7時前だというのにご覧の通りです。
   

 宝蔵門を抜けると本堂ですね。納めの観音なので浅草寺本堂はまだ開いてましたよ。
   
 羽子板商が並ぶ五重塔前です。
   
 昨夜と同じ位置です。こちらはまだどこも開いてませんでしたよ。
   
 「秀徳」の支店「歌舞伎屋」です。赤帽さんこの写真飾りたいって言ってるので、今日は持って行きますね。
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 羽子板師の西山鴻月さんは「羽子板資料館」で有名ですね。東京都節句人形振興協会全国コンクールにおいて文部大臣賞を受賞された東京都伝統工芸師です。
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 本堂から見た宝蔵門。この修復中の光景も今年で見納めですね。
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 本堂西側の羽子板商。写真にはもっと人混みが欲しかったですね。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数44枚
昨夜の写真
CANON EOS-1 DsMK2,CANON ZOOM 17-35 28-70 70-200IS F2.8
撮影枚数253枚

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