back home next

あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年11月19日 (日) 旧暦9月29日先勝

- 冥土のみやげ -

日記


『今朝の浅草』
 今にも雨が降り出しそうな朝になりましたが、気温は昨日よりも高めなのでモモちゃんに震えもありません。昨日のモモちゃんは最初から最後まで震えながら歩いていたのですよ。でも、これで寒いからといって服なんて着せてしまったら、動物本来の体温調節機能が狂ってしまうので自然のままで居る方が犬の健康には良いそうです。寒くて可愛そうですけど、雪の日だって何も着せていないのです。それがモモちゃんの長生きの秘訣なのかもね。
 寒い時に震えるという行為は人間も同じですが、医者の話によると震えることで寒さで縮んだ筋肉の動きを活発にする行為なのだそうです。ですから、震えていても可愛そうと思ってはいけないのですね。

 今日は、浅草寺境内で山形県村山市の観光物産展が開催されます。現在は修復作業中でお目にかかることができませんが、宝蔵門に架かっている大わらじを定期的(10年ごと)に奉納しているところなのです。
 ふるさとコーナーでは、名物の玉こんにゃくやいも煮などが試食でき、今年の新蕎麦も食べられるのです。また、10時半から14時半までの1時間おきに伝統芸能「徳内ばやし」も披露されますよ。みなさんも寒さを吹き飛ばしに浅草寺境内へいらっしゃいませんか。
   
 どこかで、コスプレ大会でも行われるのでしょうか。秋葉原じゃあるまいし、雷門前を始め仲見世通りにもメイドさんが歩いてましたよ。こんな格好で街を歩きながら、すれ違う男達に“ご主人様”なんて声をかけるのでしょうねかね。あほまろも冥土のみやげにメイドさんから“ご主人様”
って声をかえて貰いたいよ。
------○------
『今朝の雷門』
 冥土のみやげに雷門を見に来る方も多いようです。今朝、つくばから始めて浅草に来たというお婆ちゃんに頼まれ、携帯電話で写真を撮ってあげました。お婆ちゃんは、これで冥土のみやげになりますと喜んでましたよ。そして、そばにいたメイドのお姉ちゃんに“どちらの食堂ですか”なんて声をかけてましたよ。お婆ちゃん、きっとどこかのウエイトレスさんと思っていたのでしょうね。
   
 
   
  
------○------
『今朝の一写』
 “どちらの食堂でしょうか?”声をかけられても不思議で無い雰囲気ですよね。こんなのはまだ良い方で、仲見世で見かけたのは白いエプロンをして銀色のトレーまで持ってましたよ、ご主人様。
  
------○------
『今朝の境内』
 こちらが村山祭の会場です。
   
 排水溝を新設したので、コンクリートがまだ渇いてないのでしょうね。周りを囲んでいました。
    
 菊花展の展示場をなかなか撤去しないと思ったら、村山祭でこれを利用するのですね。
   
 浅草神社を近付きながら三枚撮ってみました。近づくにつれて本殿が小さくなって行くのがお解りでしょうか。
   
 広角ズームの効果なのです。
   
 こんなのを映画の世界では逆ズームといって近付くにつれて被写体が離れて行く不思議な効果を見せてくれるのですよ。
   
 日曜日だというのに、早朝はまだ参拝客も少ない浅草寺です。
   
 おはよう。あほまろと同じマンションの方もお散歩です。
   

 いつもの工事現場から覗いた雷門方向です。
   
------○-----
 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。

『今朝の余談』

 昨年の10月にニューヨークのロバート・A・シーガル・オークションギャラリーで競売にかけられ、270万ドル(約3億1000万円)で落札された切手をご存じですか。これは未使用の切手としては史上最高値の落札とされています。この切手は、米国で1918年に発行された24セント切手で、中央に複葉プロペラ機カーティス「JN4」が描かれているため、収集家の間で「ジェニー」として知られているものです。
 図柄が逆さまに印刷された切手は1シート100枚存在しているそうですが、今回は4枚まとまった田形でシート番号も記載されている珍しいものです。いったい誰が競り落としたのかは秘密だそうです。収集家としては誰にも見せず密かに楽しんでいたいのでしょうかね。切手も収集しているあほまろだったら、喜んでみんなに見せてあげるのに・・・。とかいっても、こんな凄いの絶対に持てる訳ないけどね。
 ちなみに飛行機がまともに印刷されているものは、3ドル程度で購入できるそうです。
        
 ところが・・・。先日、アメリカのCNNニュースによると、中間選挙の不在者投票者で送付された封筒にこの切手が使われていたそうです。しかし、この封筒は選挙法で開封が認めらないので現在は投票箱に入ったままで、関係者たちを戸惑わせているのです。
       
 以下はCNNニュース(2006.11.12)からの転載。(画像はギボンズカタログより)
 
 フロリダ州フォートローダーデール──米フロリダ州ブロワード郡で、中間選挙の不在者投票者が送付してきた封筒に、逆さまの飛行機が印刷された希少な切手「Inverted Jenny」が張られていたことがわかった。しかし、この封筒は選挙法で開封が認めらない投票箱に入ってしまい、関係者たちを戸惑わせている。
 未使用の場合で時価20万ドル(約2360万円)ともされるのは、1918年に発行された24セント切手で、複葉プロペラ機カーティス「JN4」が上下逆さまに印刷されている。
 昨年10月には、この切手の未使用4枚組がニューヨークで開かれた競売で、270万ドルの値が付いている。
 不在者投票の封筒を仕分けしていたジョン・ロッドストームさんが、7日午後8時頃に気付いたという。ロッドストームさんは地元紙マイアミ・ヘラルドに対し、「子どものころ切手収集が趣味だったから気付いた」と話している。
 封筒には差出人の名が書かれておらず、無効票となった。ロッドストームさんは、希少な切手が張ってあったことから、周囲の人々と相談。この話は、切手を集めるブロワード郡の保安官の耳に入った。保安官は、もしも本物なら非常に価値が高いと判断したのだが──。
 すでに、この切手が張られた封筒は投票箱の中に入り、投票箱は封じられた後。選挙法で開封が認められていないことから、取り出すことができなくなってしまった。
 同州の選挙法では、選挙管理委員会が投票箱を選挙後22カ月間にわたって保管することになっている。この期間が過ぎれば、投票用紙は通常、廃棄処分される。
 しかも、封筒に張られた使用済みの場合、価値は2─10万ドル(約236─1800万円)に下がってしまう。さらに、封筒に張ってあったのが「本物のJN4」だったのかどうか、保証はない。
 選管によれば、22カ月後に問題の封筒を回収できるかどうかは、選管委員長の対応次第だという。
 選管委員長は11日現在、この切手に対して、コメントを出していない。


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数45枚

back home next