あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年6月25日 (日) 旧暦5月30日仏滅

写真館にて三社祭・品川神社・鳥越神社例大祭を公開中!
-
 原色の季節 -

日記


『今朝の浅草』
 やっぱりこの時期、青空の朝は続きませんね。今朝もどんよりと曇ったいつもの朝になってしまいました。おまけに気温も低く歩いていると肌寒さを感じることもあるのです。もうすぐ7月、夏本番だというのにね・・・。
 夏本番といえば、あちこちで原色の花が咲き乱れています。あほまろの季節のイメージは、浅草の冬は銀鼠(ぎんねずみ)、春は萌黄(もえぎ)、夏は瑠璃色(るりいろ)、秋は女郎花(おみなえし)、それぞれの季節の色を楽しんでいるのです。
 約三百年の歴史があるといわれ、植木市としては日本最大級といわれる「お富士さんの植木市」の二回目が観音裏で開催されています。浅草五の浅間神社周辺には、百件を超える植木屋さんが並ぶのですけど、今年はかなり寂しい状態でしたよ。業者の方に聞いてみると年々売れなくなり、出店業者がいつもの半分程度に減ってしまったそうです。でしょうね、この植木市、かつては曜日に関係無く6月の末日と決まっていたのを、警察の警備の都合で5月と6月の最終土日に開催日を変更されてしまったのが原因なのです。
 「お富士さんの植木市」は、“月末に開催される”、なんとなく今でもそんな感じで頭の中にこびり付いているんです。
 
 昨夜も女房と植木市にでかけ、奇麗なアジサイを買ってきました。確か昨年もアジサイでしたね。大切に育てれば何年も咲かせることが出来るそうですが、我々は園芸に興味が無く、夏の風物詩として楽しめたら良いだけなのです。この隣には、夏の瑠璃色(るりいろ)として、来月6日から始まる下谷の朝顔市で鳶頭からいただく朝顔が並び、ホオヅキが色を添えてくれることによって、我が家の夏が始まるのですよ。
 そんな季節になると、犬たちもみんなでベランダに出て、花と戯れるのですよ。あほまろが写真を撮っていると、ポーちゃんが、今年もやって来たアジサイの臭いを嗅いでいましたよ。最近は足が弱くなってしまったポーちゃん、外を散歩することは出来ませんが、元気な頃を思い出しているかのようでした。
------○------

『今朝の雷門』
 いくら人工であっても、夏の緑は目に優しいですね。この時期になると、雷門前の柳の葉が色を濃くし、黒ずんで汚く見えてしまうのです。でも、仲見世の人工緑だけは色あせることも無く鮮やかですね。これも都会の夏の風物詩ってことなのかな・・・。
   
   

------○------

『今朝の一写』
 オレンジ通りに立った駅への案内です。先日、ここを通った時に観光客から、“つくばの駅はいったいどっちに行ったら良いのですか”と聞かれたことがありました。案内板を見ながら変なことを聞くな、よく見ると、みんな浅草駅までを示しているのですが、どれも距離が違っているんですね。
 地元の人間は、こんなの見なくても駅の位置は知っていますが、初めての方にとっては大切な案内。それをわざわざ複雑な表現にしなくても良かったんじゃないのかな。はっきり言って、これってとっても複雑ですよ。おまけに、柱の四面いっぱいに描かれた矢印は何処を示しているのか全く解らない・・・。
  

------○------
『今朝の境内』
 ナナちゃんは時々歩くのを嫌がって足を踏ん張るのですよ。と、思ったら、ウンチだったのですね。今朝は三度目ですよ。それもモモちゃんよりも大きくて量の多いこと。育ち盛りなのでしかたがないのでしょうね。
   
 
   
 すっかり黄色く変色してしまった浅草神社の茅の輪です。左の絵馬掛けの前に居るのが女房とナナちゃんですよ。
   
 神田の定点観測。とはいっても、毎日撮る位置が変わってしまいますけどね。
   
 こちらも一応、弁天山の海の実の定点観測。熟すと黄色くなってくるのです。
   
 夏のお庭は原色の花が似合いますね。こちらのお宅は、毎朝手入れに余念がありません。こんなお宅に買われた花たち、あほまろの家よりも幸せですね。同じ花を何年も咲かせているのですから。
   
 六区の電気館のショーウィンドウの中で、何年も同じ位置に飾られ、色があせてきたオードリー・ヘプバンのバッグと、アメリカの
喜劇俳優を模した人形が置かれています。ここは靴屋さんなので、単なる飾りなのでしょうが、通るたびに気になっています。
     
------○-----
 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』  
 「お富士さんの植木市」が開催される浅間神社は、江戸時代の富士山信仰の対象で、ここから富士山が望めたそうです。普段は誰も訪れないこの神社も、植木市の日だけは混雑してましたよ。
   
 実が付いたビワの木も売られてますよ。これって食べることも出来るのでしょうかね。もしそうだったら、ベランダに置いて自給自足・・・。バカだね。
   
 これ、みんなリンゴや柑橘類の果物の木です。 食べられるって書いてますよ。
   
 これは、グミの木。昔は山にいっぱい生えてたのを思い出しますね。ちょっと酸っぱいけど美味しかったような・・・。花を買ってしまうと、きっと減ったお腹が食べ物ばかりを撮らせてしまうんですね。
   
 いつの時代も子ども達は金魚が好きなのです。写真でもお解りの通り、最近の金魚すくいは布が張られているので破れないのです。その代わり金魚の値段が決まっているので、欲しい金魚を自由に選べる。これって結構現代的だな・・・。
   
 普通の金魚は50円からありますが、この「サラサ琉」っての350円ですって。尻尾に特徴が有るんですね。
   
 この後、近所の寿司屋で女房と夏の風物詩に乾杯。


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数52枚