『今朝の浅草』
土砂降りの雨の中でもモモちゃんの散歩は欠かすことができません。濡れるのが嫌でレインコートを着て出たのですが、蒸し暑い気温なので外から濡れるよりも身体の中から染み出る汗で中からもビショビショになってしまいましたよ。その点、モモちゃんは厚い毛に覆われているので、ブルブル震えるだけで雨を飛ばしてしまうのです。そのたびに、あほまろのズボンは濡れてしまうのですけど、どっちにしても前身ずぶ濡れの散歩でした。
こんな日困るのが、写真です。どうしても雨がレンズを汚してしまうのです。撮っている時には気にならなかった水滴ですが、大きな画面で画像を見ると、やはり付いていたようですね。これも、雨の日の記録なのでよしとしましょうね。
“何でこんな日にも写真を撮らなければいけないの？”、仲見世で開店準備をしている旦那に言われてしまいました。何でって、ご存じの通り理由は有るのですけど、簡単な説明が思いつかずに、“雨の日が好きなのですよ”、そう答えをしてしまいました。旦那は、“あ、そう”、これでたわいの無い会話はお終いですが、こんな日にパチパチやっている姿は、端からは奇異に見えてしまうのでしょうね。あほまろはアホですからしかたが無いのです。
浅草神社に茅の輪が設置されました。もう大祓の時期なのですね。菅、茅の茎や葉を束にした輪を、白茅で編んだ縄で巻き上げた直径約２ｍほどの輪を、「水無月の夏越しの祓いする人は千年の命延ぶというなり」と唱えながら左周り、右回り、左周りと潜り、最後に正面に一礼して神殿に進のです。これをすることで、病気、災難から逃れ、長生きできると伝えられているのです。モモちゃんもちゃんと潜ってきましたよ。でもね、茅の輪の両側は雨の水溜まりが出来ているので、靴の中がずぶ濡れになってしまったのです。これで、長生き出来たらもうけものですけどね・・・。
こんな日の境内には、ワンちゃんの散歩をする人が全く居なくなってしまうのです。愛犬を濡らすのが辛いのか、自分が濡れるのが嫌なのか、どっちかというと後者の方でしょうね。とはいえ、ワンちゃんだって用を足さなければいけないのです。いったいみなさんはどうしているのでしょうね。モモちゃんはいつもの場所でなければ絶対の用を足さないのですけど・・・。
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『今朝の雷門』
写真を小さくすると雨が降っているようには見えませんね。でも、激しく降っているのですよ。傘を差しながら広角レンズでの撮影、傘が写らないように高く上げるとカメラがずぶ濡れ、それでもこの日記に掲載するため、いつものアングルで撮らなければいけないのです。
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『今朝の一写』
浅草寺の大屋根から轟音をたてて落ちる「金竜の滝」の凄まじさ。写真からもお解りでしょう。９１９平米に溜まった雨を、僅か数カ所の雨樋で処理をしているのですからね。でも、このアングルはカメラにも雨が降り注いでいるのですが、それでも撮りたくて。
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『今朝の境内』
こちらは本堂側からの映像です。シャッター速度を色々変えながら試してみたのですが、１／３０秒で撮った雨の軌跡がそれらしく写ってましたよ。
気付かなかったけど、レンズに水滴が付いていますね。撮る前に拭いたんですけど。
浅草神社の茅の輪です。まだ真新しい色をしてますね。これが今月の末になると黄色く枯れているのです。
神田から見た茅の輪と本殿です。この境内は水はけが悪く、一面湖のようになってしまいます。ここまで来るのも一苦労。
植物は雨の恵みで育っていくのですね。弁天山の梅の実も埃を落とされて奇麗になってましたよ。
暗く寂しい伝法院通りです。ほら、写真の上部に傘の先が写っていますよ。このように雨の日の撮影は大変なのです。
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浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
一昨日、東武伊勢崎線浅草駅の自動券売機に釣り銭を補充する際に５００円硬貨と５０円硬貨の場所を間違えた騒ぎがあったそうだと、友人から報告がありました。そんなこと報告されてもあほまろには何の因果も無いのですが、たまたま現場に居合わせた彼が言うには、係員と客の会話がまるで落語のようだったとか。
客 “１０００円入れて５００円より出てこない”
駅員“５００円を５０円と間違ったので、５００円は出て来なかったはずですけど”
客 “そっか、じゃ５００円入れたのに５０円より出来来なかったんだ”
お客の怒りを抑えようと丁重に答える駅員
駅員“それじゃあなたはいったい幾らの切符を買ったのですか”
客 “俺、切符なんか買ってないよ”
このように、どさくさにまぎれて混乱している駅員に喰ってかかる輩の対応が滑稽だったそうです。ちなみに、間違って釣り銭を渡した人は僅か１０名ほどだったのですが、差額を支払った総数は２０名を超えていたそうです。 |
