あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年5月29日 (月) 旧暦5月3日先勝

写真館で三社祭公開中!
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 ナナちゃんすっかり慣れて -

日記


『今朝の浅草』
 お天気の良い朝です。ナナちゃんも一緒にお散歩ですが、あほまろの痛風はまだ治っていないので、ナナちゃんを先に送り出し痛い足を引きづりながらのんびり散歩です。昨日の日記で痛風の発作が襲って来たことを書いたので、5人の方よりメールを頂きました。その中の一人がお医者さんで財団法人痛風研究会の評議員をなさっている方です。

 痛風になりやすいタイプは、行動的、大食い、酒飲みというように“エネルギーの出し入れの大きい人”がかかる傾向にあるそうです。「肥満を解消すること」「アルコール飲料を控えること」「積極的に水分を摂取すること」「軽い運動を行うこと」「精神的ストレスをうまく緩和すること」、この五項目を守ると発作が起きにくいとのアドバイスなのですが、それは充分承知しているんですけどね・・・。
 肥満やアルコールは注意が出来るのですけど、痛風の根底は精神的ストレスが一番大きいようです。昔は仕事で忙しく世界中を飛び回っていたのですが、4〜5年ほど前からリタイヤをして、現在は毎日のんびりと浅草で過ごしているってことが、かえってストレスの原因になっているのでしょうかね・・・。
 痛風の治療としては、「患部を冷やすこと」「禁酒」「出来るだけ早く医師に受診すること」とあります。あほまろの経験では、過去医者に行っても何の解決にならなかったこともあり、「直るまでじ〜っと待っている」、もちろん痛くても歩き廻っているうちに直ってくるのです。それが、あほまろの痛風解決法なのです。もしかしたら、明日は走れるようになっているかもよ。

 痛い足を引きづりながら仲見世をトボトボ歩いていると、後ろから女房がナナちゃんを連れて走ってきました。ナナちゃんは僅か数日っですっかり散歩に慣れてしまったのです。それを最初に見付けたのがモモちゃんです。嬉しそうに“歩けるようになったんだね”なんて、ナナちゃんとお話をしているようでしたよ。
 昨夜のNHKテレビで、野性のアフリカ象が会話をしている検証が行われていたのと同様、犬だって人間には聞こえない声で会話をしているのでしょうね。年寄りのモモちゃんですが、きっと母性本能も現れているのでしょうね。ナナちゃんも、“ママ、ママ”って寄り添っていくようでした。
   
   
 宝蔵門の工事が続いています。今朝も足場を積んだトラックと大きな重機がやって来ました。これから残りの半分にも足場を設置するのでしょうね。
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『今朝の雷門』
 浅草寺境内は、毎朝清掃係員によって奇麗に掃き清められます。彼等は本堂前広場から仲見世、雷門、更には伝法院通りから鎮護堂にかけての清掃を行っているのです。あほまろが散歩に出かける午前7時頃にはすでに働いているので、作業開始が6時頃なのでしょうね。“普段の日は楽だよ”、鼻歌交じりで作業を行っているお馴染みの係員、一番大変なのはお祭りの後なのだそうです。お祭りの後は、リヤカーに積んだゴミを3回もゴミ置き場に空けに行くのです。普段は一度で済むにのね。
   

   
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『今朝の一写』
 影向堂のシダレザクラに小さな実がなりました。これから梅雨の時期にかけてこの実が真っ黒になっていくのですよ。真っ黒に熟したら食べることもできるのです。同じような実は、ヤマザクラにも出来ますね。子供の頃は山で良く食べましたよ。でも、口の中が真っ黒になるんですよ。熟したら懐かしい味をモモちゃんと試してみましょうね。
  

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『今朝の境内』
 三社祭が済んで一週間も経ったというのに、浅草神社はまだお祭りの幟や桟敷席はそのまま残っています。昨年は一週間以内に総てが片づいていたのですけどね。 
   
 こちらは弁天山の梅の実です。ちょっとずつ赤っぽく色付いてきましたね。これも熟したら試してみたいですね。
   
 六区の興業街には、2つの映画館に4スクリーン健在です。中でも、浅草名画座は往年の日本映画の名作を上映するので有名な小屋ですね。今月はヤクザ映画一色です。最近ではどの映画もDVDになって家庭でも観られるようになっているのですが、たまには映画館の大型スクリーンで楽しむのも良いのですが・・・。薄暗い場内は汚く、臭く、また怪しいホモ連中のたまり場になってもいるのです。せっかく映画上映の原点、浅草に残った数少ない映画館です。もっと一般人が入っても楽しめる雰囲気を保つことが出来ないのでしょうかね・・・。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 昨日は、南品川の鎮守荏原神社の例大祭が行われました。このお祭りは「かっぱ祭」と称されるように、3日間の祭の最終日は、御神輿に御神面を付けて船で港区のお台場海浜公園まで行き、水際でその神輿を担ぐというのが恒例になっているのです。
 かつては、氏子地区でもある今の天王洲の海中で神輿を担いでいたことから、天王様の神輿洗いと称されていたのですが、現在は埋め立てられてしまって海はありません。それで、港区のお台場海浜公園の砂浜を借りての海中渡御となったのです。こうなると、氏子のためというよりも、水中渡御が観光そのものになってしまったのでしょうね。
 あほまろは浅草で用があったため、今回の撮影は助手の古麻呂が行ってきました。早朝から大勢の観客が待つ砂浜に到着した御神輿は、担ぎ手によって船から降ろされ、そのまま砂浜を練り歩いたようですが、現場を見ていないので詳細は解りません。近日中に現場を取材した古麻呂の解説と共に、写真館でもご覧頂けるようにしまようね。
 とりあえず、海中渡御の様子を数枚掲載しておきましょう。
   
   
   
   
   
   
   
   
   撮影:古麻呂 CANON EOS-30D


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数45枚