あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年4月20日 (木) 旧暦3月23日先勝

- お目覚めお天気お姉さん -

日記


『今朝の浅草』
 さわやかな笑顔の気象予報士、根本美緒ちゃんの天気予報でお目覚め。今日のお天気はちょっと変っているようで、午前中は降ったり止んだりでところによっては雷雨になるそうです。午前7時ころの新宿は降っていないようなので、早めにモモちゃんの散歩を済ませてしまいましょうと飛び出したのですが、玄関を出た瞬間に土砂降りの雨です。やっぱり今朝は、根本美緒ちゃんの言う通り、傘を持っていかなくっちゃいけないのでしたね。
 あほまろは毎朝出かける前に、「朝ズバ」根本美緒ちゃんのお天気予報をチェックしているのです。根本美緒ちゃんが登場するのは、だいたい午前6時20分頃と7時ちょっと前かな。この時間を狙ってテレビを点けるのですが、突然ミノムシの大写しなんてのはまっぴらゴメン。今朝は、ちゃんと根本美緒ちゃんのアップから一日が始まったってわけ。そんな日は、雨でも気分が良い朝だよね〜。
 突然降り出したり、日が射してきたり。空を見ると所々に青空も見えているのです。散歩の途中で出逢った知り合いも、突然の雨で、“近所の知り合いの家に飛び込んで傘を貸してもらったよ”、そんなこと言いながら急いで通り過ぎていきました。ちゃんと、根本美緒ちゃんのお天気予報を見てから出かけましょうね。

 テレビのニュースで浅草という言葉が出てくると、瞬間、“何だ?”って反応してしまいます。浅草のニュースといえば、イベント以外にはほとんど登場しない名前ですが、昨夜から良く登場しているのです。何のことない、東京都下水道局発注の工事で入札の最低制限価格に関する情報を業者に教えた見返りに現金を受け取ったとされる容疑者が浅草5丁目に住んでいるってだけ。それも、他の容疑者は江戸川区在住だけなのに、その人だけは台東区浅草5丁目在住と詳細なのが不思議でしたよ。全国ニュースなので、東京の名所「浅草」を強調したかったのでしょうかね・・・。
 「浅草」は東京都台東区に位置します。しかし、地方の方は「浅草」は台東区だということを知らない人が多いのです。数年前に気になって、雷門前を地方から訪れた観光客100名ほどの聞き取り調査をしたことがありました。その結果、およそ7割の方が「浅草」は知っていても、台東区を知らなかったのです。
 それもそのはず、と言って良いのか悪いのか、先日も浅草四十四カ町の青年部の幹部とお話をした時にも、旅行先で何処から来たのかを訪ねられたら、全員が「浅草」って答える、っていってました。埼玉県の人が、“東京から”って答えるのとは大違いかな(笑)。
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『今朝の雷門』
 玄関を出た瞬間に降り出した雨も、雷門前まで来ると小雨に変わってしまいましたが、まだ傘は必要です。実は、今朝の雷門前の写真のほとんどに自分の傘が右上に写り込んでしまったのです。レンズに雨がかからないように、そんなことばっかし気にしていたので、ファインダーに集中することが出来なかったのでしょうね。おまけに、モモちゃんまでが、早く行こうよって、引っ張るし・・・。
 仕方がないので、トリミングで傘を消して掲載しましたよ。交番の前に掲げられた派手な緑の垂れ幕、「本日は地域安全の日です」って書かれてますよ。「浅草」の名を汚すことが無いように、地域ぐるみで安全を考える日でもあるのです。
   
 昨日は、ここで変な写真を撮っていたカップルが居ましたね。瞬間見てしまったあのみっともない女性の身体、ついつい思い出してしまったよ。
   
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『今朝の一写』
 新緑に包まれた「阿弥陀如来」像を浅草寺本堂から撮ってみました。昨日、春夏秋冬撮っているこの位置からの写真、周りの変化が大きく変化するのに気付きました。季節によって色を変えて咲き誇るツツジの花です。これから、後ろのツツジも咲き出しますよ。
 あほまろの好きな撮影ポイントの一つなのです。
  
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『今朝の境内』
 昨夜来の雨と風で、すでに花は無くなっているのですが、花を支えていた赤っぽい茎が飛び散っています。花の散るのは綺麗ですが、茎が散るのは汚く見えてしまいますが、これだって花を綺麗に見せるための縁の下の力持ち、いわゆる裏方さんたちなのです。今年もご苦労様でした。
   
 仲見世の路上にも、たくさんの茎が落ちていました。これから浅草寺の清掃員が掃き集めるのです。
   
 いつもの場所、何と読んで良いのか苦慮した結果、あほまろなりに命名をすることにしました。後ろの赤いお堂は「銭塚地蔵尊堂」なので、「銭見の池(ぜにみのいけ)」にしておきましょうかね。
   
 定点観測を行っていた桜の枝も、すっかり葉っぱだけになってしまいましたね。
   
 おや、まだちょっと桜が残っていましたよ。中の方だったので、風の影響をあまり受けなかったのでしょうね。
    
 六区の興業街から一本国際通り寄りの路地です。ここも、昨年のつくばエクスプレス開通時に敷石が敷かれ、それまでの暗いイメージが一変した路地なのです。競馬開催日には、この両側に屋台が並ぶのです。この通りの電線類の凄さ、浅草で一番かな。これもいつかは地下に埋設されてしまうのでしょうね。
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 場外馬券売り場の南側壁面を飾る「三社祭」です。この絵は、切画家で有名な風祭竜二氏の作品で、西側には「金竜の舞」が飾られています。また、内部にも風祭氏の作品が飾られているのです。
 風祭さんは、下絵をかいた紙の下に黒紙を敷き、小刀で切り出していくオリジナル手法によって独自の芸術世界を確立し、自らの作品は「切画」と称し、切画教室も開いているのです。
 先日、ネットオークションで風祭氏の作品の絵葉書を見付けて購入したのでした。驚いたことに、その出品者が風祭氏のアトリエだったのです。あほまろとモモちゃんが毎日見ている絵、とっても親しみを感じてしまいました。アトリエに招待されたので、今度伺ってみようと思っています。
   


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数81枚