『今朝の浅草』
　♪I'm singing in the rain.Just singing in the rain....

　タップダンスは出来ませんが、激しい雨の日にはついつい口ずさんでしまうのが、映画「雨に歌えば」の主題歌です。西日本各地で大雨の被害が続出しているようですね。昨夜から東京も激しい雨に見舞われ、今朝も降り続いているのです。しかし、どんな状況で有ろうとモモちゃんの散歩は欠かせません。開き直って大声で歌でも歌って自分を盛り上げなくっちゃやってられないよ。モモちゃんも玄関を出た途端に諦めて着いてきますよ。

　雨を楽しむ人って多くはないでしょう。“雨の中を歩いて楽しむ”、“雨が降るのを眺めて楽しむ”、“雨音を聴いて楽しむ”、楽しみ方は人それぞれですね。作家の吉川英治氏の随筆集の中に、

　「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」

　そんな言葉が書かれているように、雨でも晴れても楽しいと思えば楽しめるのでしょう。モモちゃんの用足しと散歩という大きな義務を負っているあほまろ、どんな状況であってもそれを自然の営みとして楽しんでいるのです。毎日の写真にも雨という要素が加わることによって、同じ被写体でも変わた表情を見せてくれる、それが楽しいですね。
　そう、あほまろの人付き合いも一緒なのです。好きな人はもちろんですが、嫌な人とも、多少関係が悪くてもそれなりに付き合おうとか思ってしまいます。付き合いが悪い人と思われても結構、当たり障り無く付き合っているのが今のあほまろかな。人間関係もお天気を楽しむのと同様、それなりに楽しめるところも有るのですから。

　写真のように、浅草神社の境内はとっても水はけが悪いのです。ちょっと雨が降っただけでも水溜まりになってしまうのです。おかげで、散った桜の花びらが溜まりになっているのが奇麗ですね。これも風流ってことにしておきましょう。でも、お決まりのように三社祭の宮入りの時は雨が多く、このおかげで担ぎ手全員泥だらけ、それも祭りの思い出のひとつなのですけどね。

　♪I've a smile on my face.I'll walk down the lane.With a happy refrain.'Cause I'm singing.Just singing in the rain.....

　学生時代、バンドをやっていた頃に覚えジーンケリーの映画「雨に歌えば」、ずぶ濡れになりがら、あのタップダンスは素晴らしかったな・・・。

　♪しょうがない　雨の日はしょうがない・・・、誰の歌だったか、そんなのも有ったっけ。
　小学校に通う子ども達、手を合わせ観音様に頭を下げて通って行きます。浅草ならではの光景ですね。あほまろが小学校に通っていた通学路にもお寺が有ったけど、お参りなんてしたこと無かったな・・・。それで、徳が足りなく育ってしまったのかな。
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『今朝の雷門』
　“雷門の裏側も見せて欲しい”、そんなメールを頂きました。そうですね、最近は裏側を撮ることが無かったような。よ〜し、今朝は裏側を撮ってやるぞ、そう思って出かけたのでしたが、雨に浮かれてしまったのか、現場ではすっかり忘れていました。それよりも、大提灯をいかに道路に写すか、頭の中はそればっかし。でも、道路の歪みと車が通るたびに跳ね飛ばしてしまう水溜まりのおかげで、ダメでしたけどね。
　ちなみに大提灯の後ろには「風雷神門」と書かれていますよ。忘れなかったら、明日にでも撮ってみますね。
　　　
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『今朝の一写』
　あほまろは「金竜の滝」と、勝手に命名をして浅草寺の雨樋がら流れ落ちる水を楽しんでいます。本堂屋根は、瓦葺の総面積９１９平方メートル、７１６２６個の瓦に降り注ぐ雨の水を、四箇所の雨樋口から放出しているのですからその量は計り知れないのです。台風の時ままるで消防のホースから吹き出る水のように途切れ無く下まで落ちるのです。
　これも雨の日の楽しみのひとつですね。
　　
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『今朝の境内』
　伝法院の前庭、まだ掃除前なので、もう最後であろう桜の花びらが散っています。今朝のような雨の日は、一層奇麗に見えるようですね。
　　　
　　　
　こんな日に犬の散歩をする人は極端に少なくなります。毎朝このお地蔵さんを詣でている柴犬を連れたお婆さん、やっぱり来ていないようですね。
　　　
　浅草神社境内からの観音堂です。水溜まりに集められた花びらが奇麗に並んで通路に打ち上げられていました。
　　　
　浅草神社「定点観測」の桜です。雨で枝が重たくなったのか、いつもよりもからり低く垂れ下がっていましたよ。おかげで、下から撮影するために濡れた地面に膝を付いてしまったよ。
　　　
　昨日の写真の枝ですが、この雨ですっかり花を落としてしまいましたね。
　　　
　あほまろお気に入りの風景。どんどん惨めになってしまったよ。
　　　
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　浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
　昨日の新聞によると、来年２月１８日に開催される「第１回東京マラソン」のコースは西新宿の東京都庁をスタートし、皇居、浅草、銀座を通って、江東区有明の東京ビッグサイトをゴールにする４２．１９５キロと決まったようです。海外のランナーを意識して観光名所を巡るコースを考えたそうですが、きっと雷門前だけを通過することになるのでしょう。
　昨年完成した六区通りから伝法院通り、せっかく観光コースを目的に選んだのでしたら、こんな通りも楽しかったでしょうね。とはいえ、３万人規模の大会なので細い道には入り込めないのでしょう。
　今回の参加枠はフルマラソン（参加料１万円）が２万５０００人で、１０キロレース（同５０００円）が５０００人。申し込みはインターネットか郵便振り替えで６月１８日〜８月１８日に受け付けるそうです。
　参加費を払ってまで走りたい人が居るってこと。だったら、浅草でマラソンをやってみませんか。「下町名所巡りコース」として、上野駅から浅草の路地を通り、ウンコビル右に折れ、今度出来る新東京タワーをゴールとするとか・・・。
　侍おやじさん、そんなの無理かな？