あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年3月1日 (水) 旧暦2月2日先負

- 桜の開花予想 -

日記


『今朝の浅草』
 春三月本番に突入しました。とはいえ、今朝も寒いのなんのって冬に逆戻りというか、未だ冬本番って感じですよ。天気予報では今朝の気温は5度と言ってましたが、体感的には更に数度低いようです。シャッターを押す手の感触と、モモちゃんが尻尾を垂れながら早足で歩く姿からの観察ですけど・・・。
 今年の梅は平年よりも10日ほど遅く咲いたのですが、桜はちょっと早まるようです。気象庁では例年、桜の開花予想は3月の第1水曜日と決まっています。ということは、今日開花予報が発表されるのでしょう。今朝、TBSラジオを聞いていると、気象予報士の森田さんが、複雑な計算を元に発表される気象庁の予報を予想しておりました。それによると、“たぶん気象庁の開花予想は3月26〜27日になるでしょうけど、私の計算では25日〜26日と一日早まります”、ですって。この一日のズレが何に影響するのか知れませんが、今朝は、民間気象会社の「ウェザーニューズ社」でも、春の桜の開花予想を公表した。それによると、東京の靖国神社は3月29日、大阪城公園は4月1日で、全国的に平年並みの予想だそうです。
 さて、そろそろ発表される気象庁の予想は如何に・・・。昨年は予想が二転三転したあげく、結果的に大きく外れてしまったのですからね。今年はいったい誰がお先に花を咲かせてくれるのでしょう。お手並み拝見といきましょう。

 春の火災予防運動が3月1日(火)から3月7日(月)まで実施されます。そのPRを兼ねて、浅草の日本堤消防署では、今週の月曜日林家木久蔵師匠を「1日消防署長」として、雷門から奥山まで観光客に火の用心を呼びかけながらのお練りが行われました。
 そんな行事が有るなんて、浅草の情報通を自負するあほまろの耳には入って来なかったのです。突然実施するなんてズルイよ・・・・。でも、「浅草情報特派員仲見世支部長」のカモカモさん、ちゃんと写真を抑えてくれましたよ。感謝・感謝。
 芸能情報によると、渋谷では歌手で女優の福田沙紀(15)ちゃん。上野では、タレント・ベッキー(21)さんなど、各地の消防署で「1日消防署長」が行われたようです。
 見物人から「1日だけで給料はもらえるのか」なんてくだらない質問してたおバカさんもいましたよ(カモカモ特派員)。でも、ちゃんとギャラは入るのですよ。

 右の小さな写真、判りますか?。漫画家が三人並んでいる左はお馴染み、ちばてつや先生、右はバロン吉元先生、さて真ん中は?答えは「今日の余談」で。
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『今朝の雷門』
 演歌に似合う言葉の一つに「雨の・・・」がありますね。西洋では、雨で楽しさを表現している「雨にうたえば」なんて楽しい歌もありますが、そのほとんどが悲しい表現を雨に例えているようです。それじゃ雨の日は悪い日ばかりとは限りませんよね。水不足に苦しめられる地域では雨の日こそいい天気といえるのでしょう。
 今では、21世紀劇団の関啓六さんが舞台で披露するだけとなってしまった、藤山一郎が歌ってうた「浅草の唄」の歌詞に見える、
 ♪可愛いあの子とキネマを出れば、肩にささやくこぬか雨、固い約束交わして通る、田原町から雷門、ああ浅草のこぬか雨・・・♪
 雷門の雨は恋人同士にはとってもお似合いの場所なのかも・・・。こぬか雨で静かな雷門でした。
   

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『今朝の一写』
 六区の大勝館では、今日から竜小太郎三月特別公演「華客賑浅草春宵」が始まります。大勝館の玄関前には派手な竜小太郎の幟が並んでいます。今日から30日まで昼夜二回開催されます。今回の公演の目玉には、往年の美女三浦布美子さんが始めて浅草に出演をされること、俳優の長門勇さんが、下積み時代を過ごした浅草の舞台に五十年ぶりで帰ってくること等々、竜小太郎さんを取り巻く話題に事欠かないことでしょう。
 尚、先月、この日記で観覧希望者を募ったところ、大勢の方々から観劇希望のメールが届きました。厳選なる抽選?を行った結果、つくば市の長澤さん他3組6名の方に招待券をお贈りいたしました。お楽しみください。

  
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『今朝の境内』
 雨の境内、説明なんて無用ですね。
   
   
 母子地蔵の後ろの白梅はほぼ満開です。
   
 例の、紅白混合はまだちょっと早いかな。
   
 雨の中でも、あほまろとモモちゃんは元気に散歩を続けております。
   
   
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 昨夜は、マンガジャパンとデジタルマンガ協会の合同「新春の会」が、「帝国ホテル」にて開催されました。マンガの発想をより生かすために誕生した「マンガジャパン」は設立13年目、デジタルによるマンガの表現を研究するために誕生した「デジタルマンガ協会」は設立4年目。共に手を取り合い支え合い、かつ一緒に出来ることを目標に集ったのです。
   
 会場を飾る看板は、当日出席された漫画家のみなさんによって寄せマンガが描かれました。下の写真は、ちばてつや先生が明日のジョーを描いているところです。 
   
 マンガジャパン代表水島新司先生、デジタルマンガ協会ちばてつや副会長、マンガに理解を示す参議院議員岩城光英氏の挨拶もそこそこに、列席された大勢の漫画家と出版関係者で、マンガ談義に花が咲いておりました。
 デジタルマンガ協会の会長モンキーパンチ氏は風邪のために欠席されたのが残念です。モンキー先生お大事に。

   
 宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」から、石ノ森章太郎先生の未完成原稿から想像したという「シージェッター海斗」が石巻の観光案内と名産品のPRを行いにやって来ました。石巻といえな、オリンピックの金メダリスト荒川静香さんの故郷です。宮城米「ひとめぼれ」をPRした方は、荒川さんのお母さんと一緒に町内会の役員をやっていた、そんな自慢してましたよ。
   
 参加者全員の抽選会で、豪華直筆色紙などが当たりました。残念ながら、昨夜のあほまろに、副は来ませんでした。でも、最後に残ったちば先生作品の食玩フィギアで満足してます。
   
   
   
 さて、冒頭でも紹介したちばてつや先生とバロン吉元先生の間に写るこの方、手塚治虫先生じゃないですか・・・。わざわざ天国からパーティに参加されたのです。じゃ無くてそっくりさんなのです。大手会社の重役さんで、昔から良く間違われたと言ってましたよ。こんな方を捜してくるなんて、さすがマンガジャパンですね。
  


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5他
撮影枚数57枚