あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成18年2月5日 (日) 旧暦1月8日友引

- パソコン壊れる! -

日記


『今朝の浅草』
 冷え込みが一段と厳しい朝です。昨日はこの冬一番の冷え込みと報道されていましたが、今朝は更にその記録を更新しているようですね。こんな朝は早めに散歩を済ませてのんびり日記の更新でもしよう。ちょっと急ぎ足の散歩を済ませ、我が家のパソコンを起動させたのですが、なんと、システムエラー!!!!
 何度リスタートしても起動してくれないのです。昨夜、デジカメのメモリーをコピーさせたまま寝てしまったのがいけないのでしょう・・・。とりあえず日記の更新だけでもと、デジカメのメモリーを持って秘密基地で書き換えることにしました。しかし、日記はいつもは我が家のパソコンで書き換えているので、使い勝手の違う秘密基地のパソコンにとまどってしまいました。あれ、あのソフトが無い、あのテンプレートが無い・・・。試行錯誤を繰り返しながら、なんとなく更新することができました。
 
使い慣れる」、たとえ性能が低くても、毎朝日記の更新だけに使っているパソコンは、それに特化されたソフトのチューニングなので、いくら高性能なパソコンであろうと、その使い勝手の悪さ。つくづく感じましたよ、パソコンは単なる道具だったってこと。どんなに性能が上がっても、使う人によってその価値も違ってくるのですね。
 春分の昨日、「東京浅草組合(見番)」では、芸妓・幇間の仮装「立春花街節分会」が開催されました。この行事は、毎年2月3日〜4日に行われる「おばけ」と称されている行事なのです。この行事に関しては、「昨日の行事」で詳細を書きますね。
 さて、立春が過ぎると浅草は春の行事が目白押しです。町会の掲示板にも様々な行事の案内がいっぱい貼られています。行事が続くと、あほまろも寒い寒いなんて言っていられないほど忙しくなってくるのです。
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『今朝の雷門』

 寒い寒いと雷門前を歩く人々、モモちゃんに“寒いね・・・”、そんな声をかけていきます。この言葉って、お互いが励まし合っている言葉なのでしょうか。寒いけど頑張ろうね、とか、この寒さじゃしかたがないね・・・。考えてみると、いったいどうしてみなさんこんな言葉が口に出てしまうのでしょう。寒けりゃ黙って歩けば良いのに・・・・そんな考えのあほまろは変人なのかな。とはいえ、あほまろも知り合いとのご挨拶、知らず知らずに“寒いですね・・・”、やっぱ、言ってましたね。
   

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『今朝の一写』
 毎日同じコースを散歩していると、どこも撮り尽くしてしまったので、このコーナーを飾る写真も同じような調子になってしまいました。今朝はとりあえず、観光案内のような浅草寺本堂前の大香炉から見た本堂ってのはいかがでしょう。日曜日とあって、珍しく早朝から観光客が20名ほどの団体で歩いてました。また、競馬の場外馬券売り場に向かう途中の方々も多く、みなさん御利益を求めて観音様に一礼して通っていくのです。
 なぜ、それが解るのかといえば、みなさん当たり前のように競馬新聞を小脇に抱えて歩いているのですから。でも、観音様はギャンブルの御利益があるなんて聞いたこと、ありませんけどね。あほまろとモモちゃんは、観音様の定番御利益「家内安全・我が家と犬たちの健康」そんなことをお祈りしているのです。
  
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『今朝の境内』
 静かな境内ですが、今朝は早朝から20名ほどの団体が訪れていました。その一人に滞在時間を聞いてみると、バスを停める場所が無いので、雷門から本堂まで歩き、二天門の先でバスが待っている。“時間にして20分くらいですかね”。まだお店も開いていないので、それでも時間をもてあましているようでしたが、これが日中でも同じくバスの関係で、30〜45分程度の滞在となるのです。これじゃ、仲見世から逸れて歩き廻るのは難しいですね。
 日本屈指の観光地浅草。せめて観光バスの駐車場だけでも考慮してあげなくっちゃ、地元の繁栄も陰りが見えている今となっては・・・。
   
   
 境内では無いのですが、場外馬券売り場の近くの「初音小路」、早朝から開店の準備が行われています。もう少しすると、ここには大勢の方が新聞を広げて一杯飲んでいるのです。これも浅草の風物詩。先日コンビニで立ち読みした競馬雑誌のグラビアに、ここに集まって昼間から酒を飲み交わしている連中が特集されていました。
   
   
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『昨日の行事』

 「東京浅草組合(見番)」で開催された、芸妓・幇間の仮装「立春花街節分会」の様子を取材してきました。普段は、お座敷にいらしたお客様にしか披露した事のないお節分の余興でしたが、一昨年より一般の方にも観賞して頂こうと始まったのがこの行事です。
 
芸者衆は「おばけ」という普段からは想像つかないユニークな仮装と余興でお客さまを楽しませませるのってことから名付けられた言葉です。この「おばけ」はどこの花柳界でも行っているようですね。あほまろも以前に、京都祇園のお茶屋さんで友人達と一緒に仮装を楽しんだことがありました。なんと、あほまろは赤姫に変装して舞妓さんたちと一緒に他のお座敷を巡ってご祝儀まで頂いたのです。「おばけ」って、本来はいわゆる旦那達の風流なお遊びだったのですね。
   
 なんといっても一番人気は花魁です。今年、花魁に扮したのは香名恵さん。とっても艶っぽく、お綺麗でした。他に、若者に流行のメイド姿なんてユニークなの扮装で、“お帰りなさいご主人様”そんな踊りも披露してくれました。
   
 参加された方々、花魁との記念撮影も順番待ち。周りで見ている方は良いのですが、扮装している本人、“この衣装は本物なので、とっても重たいんですよ”、お疲れ様でした。
 来年の節分には、みなさんも風流な浅草芸者と一緒に江戸風流しませんか。参加費は、お食事とお酒付きで、浅草芸者全員を揚げてお一人一万円。安いでしょう。
     

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 浅草に直接関係の無いお話。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 昨日の日記で、節分会で豆撒きをしている写真の紹介で、長門勇さんを長門裕之さんと誤記してしまいました。メールでお叱りも頂き、ここで訂正させていただきます。
 今朝は我が家のパソコンが壊れ、パニックで頭の中も壊れてしまったようです。とはいえ、既に、お仕事の打合せの方が待っていらっしゃる・・・、これで終了します。


今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 10-22 F3.5-4.5他
撮影枚数50枚