____________________________________ どんよりと曇った朝になりました。それもそのはず午後からは雨の予報です。 でも、夏ですからとっても蒸し暑いですよ。家を出て100メールほど歩いただ けで背中にほんのりと汗が滲んでくるのが判るのです。200メートル、300 メートル、雷門前まで約400メートル、もう背中で汗が流れ出しているのが判 るほどですよ。まだ夏序の口だっていうのに・・・。 天気予報では、このような天気を「梅雨の走り」と表現するようですね。梅雨 の前の梅雨みたいな天気のことをいうようですが、なんで走りなのでしょう。走 りといえば、「使いっ走り」とかと同じでちょっとだけとか、一瞬とかいう意味 で使われているのでしょう。 東京が本格的に入梅が訪れるのは、来週の火曜日ころらしいです。暫くは嫌な 朝が続くのでしょうね。年老いたモモちゃんは雨の日には玄関を出るのをためら うようになったのです。あほまろ同様、毎朝の散歩も嫌がるようになるのでしょ うね。 ------○------ 梅雨の時期から真夏の炎天を避けるため、仲見世商店街には可動式の屋根が設 置されます。毎年三社祭が終わった後に取り付け、11月の時代祭が終わった頃 に取り外されるのです。それまでは、倉庫で眠っているため錆止めの赤い塗料が 塗られています。赤いままの方が仲見世の雰囲気には合っていると思うのですが 、毎年その上から緑のペンキが塗られるのです。 夜明けと共に始めた塗装作業も、ちょうどあほまろが雷門に着いたと同時に終 了したようです。昨年も一昨年も途中から色が変わっている光景を写していたの ですが、今朝はちょっと遅かったので残念ながら逃してしまいました。こんな写 真からは塗装作業があったことも判りませんね。まるで、作業員が点検でもして いるかのようです。これは塗装のチェックをしているところなのですよ。 三人ずつ組になって、2組の塗装班が僅か3時間で仕上げてしまうのです。こ の後、足場をズルズルと引きずり宝蔵門前まで持って行ってお疲れさまです。仲 見世は平日でも混雑するので、このような作業は総て夜中から早朝にかけて行わ れるのです。次の作業は、軒下に新緑の飾りが付けられ、屋根との隙間にスダレ が取り付けられて浅草の夏が始まるのです。 いつも綺麗に飾られているのが当たり前の仲見世ですが、このような裏方の努 力が有ってこそ、名物として訪れる人々に夢を与えているのではないでしょうか 。あほまろはそんな裏方のお仕事をいつも記録しているのです。三社祭だって、 わずか三日間のためにも、準備と後始末に数ヶ月を要しているのですからね。 ------○------ あほまろの家に、一足早く夏の音色がやってきました。今朝、いつも境内でお 逢いする新仲見世の若旦那から素晴らしいおみやげをもらいました。昨日まで高 知市内のデパートで開催されていた浅草展に出店していたそうです。その時、高 知で知り合った江戸風鈴屋さんに特注で制作してもらったという、「雷門」の風 鈴なのです。 こんなのって、今までにも有りそうで無かったですよね。とっても素敵な風鈴 です。帰ってからさっそく女房に持たせて記念撮影、もちろん女房はトリミング の外になってしまいましたが、主役は夏の音色ですからね。 いつもよりちょっと遅めの散歩だったので、境内で我々が来るのを待っていて くれたのですね。本当にありがとうございました。この風鈴のおかげで今年の夏 は、冷たいビールを飲みながら雷門の音色で涼を愉しめるんですね。とはいって も、あほまろは禁酒したんだっけ・・・。 冷たい麦茶を飲みながら、雷門の音色で涼を愉しみますよ。ありがとうござい ました。とっても気に入ってますよ。 ------○------ 今年も浅草神社で、田植えが行われたようです。これっていったい何のために 行う神事なのでしょうね。昨年も秋まで観察していたのですけど、稲に身が付く こともなく刈り取られてしまったのですが、いつか誰かに聞いてみようなんて思 いも脳裏から消え失せていたのです。でも、今年も行われたようです。 何でも興味を持って、とことん調べてみなければ済まない性格のあほまろです が、この植え込みだけはなんとなく不思議なままでいますよね。新嘗祭(にいな めさい)とか、新嘗祭(しんなめさい)なんて神事の一貫なのでは、そんな曖昧 な先入観が疑問としての対象には成らなかったのかも。今年こそこの真相を明ら かにしなくっちゃ。
今朝の写真 CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS 撮影枚数40枚 ____________________________________