あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年5月14日(土) 旧暦4月7日仏滅
- 珍しい朝寝坊 -

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 朝寝坊してしまいました。理由は聞かないでください。話したく無いんです。
でも、みなさんはきっと察しているんだろうな・・・。
 そんな訳で、ちょっと遅めの散歩です。どんな風の吹き回しなのか、女房も久
しぶりにポニーちゃんを連れて行くっていうんです。ポニーちゃんはモモちゃん
と同じ年の13才です。でも、モモちゃんより一日早く我が家にやって来たこと
で、いつも先輩風を吹かせています。時々喧嘩をしてもモモちゃんに気力で勝つ
んです。でも、最近はほとんどの歯が抜けてしまってすっかり老けてしまいまし
た。元気なうちにこれから毎日連れていってあげましょう。女房はそんなこと言
ってついてきたのですが、いつも一日だけなんです。せめて三日坊主と言われる
くらい続けてくれれば良いのにね、散歩が大好きなポニーちゃんのために。
 そんな訳で、今朝は浅草寺本堂前で、二人(犬)仲良く並んで記念写真を撮っ
てきました。本当は上の大提灯も入っているのですが、ここのスペースじゃ犬た
ちが豆粒になってしまうので、ちょっとトリミングしてみましたよ。
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 浅草神社境内では、鳶職の連中によって三社祭の桟敷の設置工事が行われてお
ります。その横の神輿倉では神官の弟子たちによって、太鼓や賽銭箱などの祭り
道具の手入れの真っ最中です。半分ほど開いた扉の中には綺麗に飾られた一之宮
の御神輿が見えています。これも本番までには、総ての飾りが取り外され、白い
包帯でぐるぐる巻きにされてしまうんです。
 “神様の乗り物だというのに、ひどいことするもんだな・・・”、昨年の三社
祭を見物していた友人が呟いていたっけ。先日、目黒原町西町会の新調神輿の披
露渡御を見ていて、御神輿は飾りが価値なんだなぁ、あらためてそんなこと感じ
てっしまいました。これも荒っぽい担ぎ手によって壊されないための苦肉の策な
のでしょうけど、本来の飾りを付けたままでの渡御も見てみたいですね。
 でも、ただ一つだけこれが良かったと思ったのは、とある出版社に保存されて
いた昭和の終わり頃の膨大な量の三社祭の白黒写真整理を手伝ったときです。
みんながもたもたしている中で、あほまろだけがすばやく本社の神輿と町会の神
輿を瞬時に分けてしまった時、みんなに尊敬されてしまいましたよ。
 なんてのは自慢には成りませんよね。浅草の人ならみんな知っていることです
からね。みなさんも雑誌などで紹介されている三社祭の写真、注意深く見てくだ
さい。胴体を白い包帯を巻いて桃色のひもで縛っているのが本社の神輿です。
 上に鳳凰が乗っているのが一之宮、宝珠(擬宝珠)が二之宮と三之宮ですが、
ほとんど一緒なので正面に付いた駒を見なければどっちかの区別は出来ないので
す。今年も包帯を巻いた御神輿を追いかけますよ。
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 浅草の二階建てバスをご存じですか。“3年前に終わったんですよね”、なん
てのはあらためて欲しいですね。実は、レトロなロンドンバスが浅草から銀座ま
で、お酒を楽しみながらのナイトクルージングができたのです。
 4月1日から始まったこの観光、料金はひとり1ドリンクとチーズ・クラッカ
ー付で3000円とのことです。もっと飲みたい方は追加ドリンクが500円で
途中下車はなし。浅草ビューホテルを出発して、浅草ビューホテルに帰ってくる
という周遊コースだけなのですが、かつてロンドンを実際に走っていたレトロバ
スの中でお酒が飲めるっての、楽しいんじゃないでしょうかね。
 昨夜ご一緒したから宣伝してくれと頼まれたもので、詳細はこちらをご覧くだ
さい。それやこれやと、浅草の街おこしなんて話題をつまみに・・・、それで寝
坊してしまっ
たんでしょうかね・・・。

今朝の写真
CANON EOS-KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4-5.6 IS
撮影枚数47枚

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