あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成17年4月21日 旧暦3月13日先負
- 日本の伝統・文化 -

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 暖かくなると朝の散歩がとっても楽しくなってきますね。雷門通りに敷き詰め
られた新しい歩道の縁石と満開のハナミズキはとっても素晴らしのですが、相変
わらず多い違法駐輪の自転車や、路上に高く積まれたスーパーや安売り店の荷物
が興ざめですよ。
 浅草に限らずどこの街でも見られるこんな状況、日本人は道路ってのは自由に
使っても良いと勘違いしているのでしょうかね。浅草では、これから日中にかけ
てやって来る観光客を目当てに、歩道いっぱいに商品を並べるお店が多くなりま
す。とある場所では、人が一人歩けるだけのスペースを残して商品を積み重ねる
店もあるのです。しかし、そんな状況を何度注意しても見て見ぬふりの行政、ま
るで何かの癒着でも有るかのように静観しているんですよ。
 郵政民営化で騒いでいる国会の先生たちも同様、自分に有利なことしか考えて
いない連中が日本を悪い方に向かわせているってこと気付いていないんでしょう
か。国会議員でもない浜田幸一氏が突然深夜の会合に乱入し、「内閣のやること
が嫌なら自民党を出て行けばいいじゃないか、イヤだったら出て行け!」と、怒
鳴ったの正解かも知れませんよ。
 与党も野党の連中も政治のことより、自分の票のことしか考えていないのは、
日本の伝統なのでしょうね。

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 東京都教育委員会が都立高校を対象に、新教科として「日本の伝統・文化(仮
称)」の導入を検討しているとのことが発表されました。「真の国際人となるた
めには、自国の文化に習熟することが重要」との考えのもと、新教科を「芸術・
芸能」「生活」「精神」などの科目に分類し、2007年度からの実施を目指す
のだそうです。
 「グローバル化が進む国際社会の中では、日本人としての誇りと自覚をはぐく
む教育が必要。日本文化の理解を深めることが、世界各国、各地域の文化を尊敬
することにつながる」としています。このように、もっと日本を知るってことは
とっても良いことなのですが、東京都教育委員会といっても、あの石原慎太郎都
知事が中心になって考えたって記事を読むと、なんとなく宗教的な臭いも感じる
のは偏見なのかな・・・。
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 ライブドアが打ち出した外出先でパソコンからインターネットに接続できる公
衆無線LANサービス構想、これってインターネット電話ソフトの「スカイプ」
を外出先でも利用できるってことですよね。もし、この構想が実現したとしたら
、携帯電話とテレビとネットを一つの端末で持ち歩けるなんて素晴らしいことな
のですよ。
 この記事によると、フジテレビジョンとの和解で得る資金の一部を企業買収と
は別に新規事業などに積極的に振り向けるとした事業なのだそうです。公衆無線
LANサービスはNTTグループなどが既に提供していますが、大手通信会社以
外が参入するのは始めてのことだそうですよ。
 この構想が実現したら、インターネットと放送の融合が相乗効果を発揮してく
れるのでしょう。ライブドアもいよいよ本腰を入れて実業に取り組む姿勢を見せ
てくれたのは嬉しいのですが、一方でゴルフのフジサンケイ・クラシックのイン
ターネット中継に関しては取材が拒否されたそうです。せっかく仲良くなったと
思った矢先ですが、フジ側としては著作権の問題なのだとか自分たちでは判断で
きない権利を盾に。やっぱり表面だけの握手だったって訳ですかね。
 そんなことより、新しい公衆無線LANサービスのインフラが整備されると、
みんなが頼ってくるんですよ。その時、フジサンケイグループには使わせてあげ
ない、なんてお返しもできるんじゃないでしょうかね。
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 今度の土曜日に浅草寺裏の広場で開催される「泣き相撲」の準備が始まりまし
た。相撲と冠を付けるだけあって、会場の周りには色とりどりの幟が雰囲気を盛
り上げるのです。古来より「泣く子は育つ」のいわれから、昨年一年間に台東区
で産まれた赤ちゃんの健やかな発育を祝うこの行事、
浅草寺本堂裏広場に復元さ
れた歌舞伎役者の9代目市川團十郎の「暫」の銅像の再建を記念して、浅草観光
連盟の主催で平成3年から毎年行われております。
 午後12時30分から開始される「泣き相撲」、青空にこいのぼりが泳ぐ爽や
かな春の週末、浅草で日本の伝統・文化ともいえる、赤ちゃんの泣き声を楽しん
でみませんか。

今朝の写真
CANON EOS-1KissDN,CANON ZOOM 17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数43枚

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