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　三月最終日になりましたが東京では未だにソメイヨシノの開花宣言が出されて
おりません。千鳥ヶ淵や上野公園ではすでに花が開いている木も有るようですが
、靖国神社の標準木が開かなくっちゃ発表ができないのだとか。浅草のソメイヨ
シノもまだ開いていないので、それで良いのか、それが良かったのか４月を目前
にちょっと複雑な気持ちですね。
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　人力車の岡崎屋さんから珍しいものを見せてあげると、電話がかかってきまし
た。あほまろの秘密基地のビルの前まで来ているというので、カメラを持って飛
び出していったのです。
　そこには、モモちゃんとお友達になったニホンザルの信太郎君が、師匠の岡崎
屋さんが芸者さんを乗せて曳くのと同じように、芸者さんの格好をしたお猿の桃
子ちゃんを乗せた人力車を曳いているじゃありませんか。それがとってもさまに
なっているのです。桃子ちゃんは浅草芸者さんから頂いた生地で作ったという本
格的な留袖なのです。
　モモちゃんは嫌がって乗らなかった信ちゃんの人力車ですが、やっぱりお猿さ
んの方がさまになりますね。これでまた一つ浅草の名物が出来ましたよ。
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　昨年末から始まった「六区フラワー通り」の「浅草六区通り」への移行工事が
完了し、今日これからお披露目が行われます。わずか１５０メートルあまりの小
さい商店街ですが、この通りは昔の瓢箪池の辺で観音様と六区を結ぶ大切な道だ
ったのです。浅草で育った芸人さん達が舞台の有る六区に向かうために歩いた、
いわゆる浅草の花道でもあったのです。
　浅草の花道を飾る３３名の芸能人。今朝はまだ覆いが被されその全貌を把握す
ることができません。いったいどんな顔が並ぶのか楽しみですね。本日１１時よ
り通りのテープカットに続き、浅草２１世紀劇団の若者たちによって看板の序幕
式が行われるそうです。
　あほまろも招待されているのです参加してきますよ。でも、写真撮影の方が忙
しいのかも。生まれ変わった「浅草ロック通り」、ここも浅草の顔ですよ。
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　いよいよ明日から新学期ですね。小学校に通うのが待ちきれないのか、隣のマ
ンションに住むピカピカの新一年生が、ランドセルを背負って玄関前をちょろち
ょろしています。“学校に通う練習をしているんだよ”だって。
　こんな可愛い子供の将来を考えて、また余計なこと考えてしまいました。
　われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、
世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、
根本において教育の力にまつべきものである・・・・・。
　戦後の新学制の基本となる教育基本法・学校教育法が昭和２２年の今日公布さ
れ、教育の機会均等、新憲法に基づく民主的な教育をうたった、六・三・三制導
入などが盛り込まれた新制教育が始まったのです。
　戦前、戦中の日本の教育は全体主義、軍国主義の暗黒の社会でした。しかし、
アメリカが深く介入して出来たこの法律によて、アメリカ型の「自由、民主、人
権」と、アメリカ型のブルジョア民主主義、個人主義の教育を持ちこんだことに
によって、“アメリカは優れたもの”、“日本は劣ったもの”という民族的劣等
感をふりまき、アメリカ式生活様式が洪水のように持ちこまれたのです。
　そんな歪んだ教育で育った我々戦後世代。これがいわゆる植民地教育の文化侵
略そのものであったとも知らずに、今になって、アメリカのための戦争に日本の
青少年を動員しようとする行為を正当化させてしまっていた。そんな結果に気付
いた人も多いでしょう。
　今、問題になっている朝鮮や中国台湾との歪んだ国交、アメリカは何も手助け
もしてはくれないじゃないですか。独立国日本として、都合の悪いことは勝手に
解決しなさい。それがアメリカの考えなのです。
　特にこれからの日本を背負っていく子供たちの教育こそ、教育基本法の目的に
掲げらる、「平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の
価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国
民の育成を期して行われなければならない」のでは無いでしょうか。
　子ども達の将来のためにも、真にアメリカからの独立分離を考えなければいけ
ない時期ではないだろうか・・・。