平成17年2月13日 旧暦1月5日大安

- 花より団子 -

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 産経新聞朝刊を開くと、満開の桜が飛び込んできました。早咲きの桜として知
られる伊豆半島南部、静岡県河津町の「河津桜」が開花し、この連休は多くの観
光客でにぎわっているというのです。この「河津桜」、今年は例年より1週間程
度開花が早いそうですよ。この「河津桜」は、河津川沿いの桜並木だけでなく季
節の花々を揃えた「風土の森」でも見ることができるそうですよ。
 河津といえば、河津七滝の「伊豆の踊子像」も有名ですね。そんな河津の今の
様子をライブカメラ映像でも見ることができますよ。
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 今朝はちょっと冷え込んでいるようですが、浅草だって春ですよ。淡島堂の梅
の花がどんどん開いてきました。全体的な見頃は例年なら2月の下旬頃なのです
が、梅で有名な湯島天神ではすでに7分咲きとのこと、浅草の梅もきっと早めに
満開になるのでしょうね。
 この時期、浅草では特に「梅」に関するイベントは行われませんが、そんなこ
とには関係の無い浅草ですから、週末になると「花より団子」の観光客が押し寄
せるのです。今日は三連休最後の日、写真でもお判りの通り、浅草寺境内は早朝
から大勢の観光客で賑わっていますよ。
 残念ながら浅草寺本堂周辺には梅の木は久米平内堂に一本だけで他にはありま
せん。ちょっと離れた淡島堂まで足を伸ばしてもらうと梅に囲まれたお庭を見る
ことができるのですけど、ここを訪れるほとんどが、まだ開いていない仲見世商
店街と本堂間の直線コースを折り返すだけなのです。寂しいですね。
 何かのイベントでしょうか。幟と、三味線のケースも持った人が本堂の方に歩
いていきます。そういえば、毎月第2日曜日にカッポレの奉納舞があったような
・・・、確か櫻川ぴん助一座のような・・・。どなたかお判りの方、教えてくだ
さい。
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 昨年は偽温泉が話題になりましたが、ここ東京でもあつこちに温泉が湧き出て
いるようです。浅草には淡島堂の後ろに有名な天然温泉の「浅草温泉」があり、
六区のロックスビルの屋上にも「祭り湯」なんてのもあるのです。
 先日、温泉の切削工事中に天然ガスが噴出し、丸一日も炎上した火災が報じら
れていたように、都内のあちこちで温泉が掘られているようです。とはいえ、東
京の地下の温泉を掘り当てるにはおよそ二千メートルも掘らなければいけないの
だそうです。でも、今回のように大きなガス田に遭遇するなんてのは希なのだと
か。
 今回の掘削業者の社長が会見で言っていたのは、東京都周辺での他の温泉掘削
の経験から、いずれもガスの大量噴出は全く予想していなかったといっていまし
た。もしかしたら、東京の地下には温泉以上に多くのガスが眠っているのかもし
れませんよ。これは大発見かな、災い転じて福となるかも・・・。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数27枚
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