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寒いですね、それもそのはず今日は日本一の寒さを記録した日だそうですよ。
古い話ですが、明治３５年の今日、北海道の旭川地方気象台でー４１℃の最低気
温が記録されました。この記録は午後２時ころと推定されております。東京の寒
さはそこまでいかないにしても、今朝も氷点下に近いのでしょうね。その証拠に
水溜まりにはうっすらと氷が張っていましたよ。
東京は旭川と違い、そんな寒い朝でも太陽が高くなるにつれて気温も上がって
くるので、モモちゃんとのわずか小一時間の散歩を終えての帰り、すでに氷は解
けていましたよ。東京で一番寒い日が続くのは２月です。まだまだ寒い朝の散歩
を続けなければいかないようですね。
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浅草寺境内では、新しい奉納提灯の取り付けが行われております。節分用です
ね。浅草神社を廻る石垣に沿って取り付けられた懸架枠、そこに提灯をぶら下げ
るのです。しかし、これにもちゃんと序列というか、順番があるのです。まずは
大きな図面に書かれた奉納者の名前に沿って提灯を並べ、その順番に取り付けて
いくのです。
行事のたびに取り付けられる奉納提灯ですが、この数も年々減っています。昔
の写真を引っ張り出してみると、５〜６年前までは４段の提灯がぎっしり詰まっ
ていたのですが、昨年の写真では３段も埋まらず寂しい状態でした。
並べられた提灯を観ていると、今年も昨年と同じような状況なのでしょうね。
この提灯の奉納代金は一個が一万円、昔は大手企業は５個１０個と連ねて並べ、
今年はいったいどこの企業が景気が良いか、浅草の連中にとっての景気の指針に
もなっていた奉納提灯、この不景気では企業も体裁なんてのにかまっていられな
いんでしょうね。昨年５個並べていた企業が今年は一個だけ、それでも出してく
れるだけで良いとしましょう。業者が呟いていましたよ。
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町会の掲示板に悪質商法に注意の貼り紙が出されました。そうです、今年にな
ってやたら消化器のセールスが我が家の辺りをうろついているんです。この時期
は乾燥していて火事が発生しやすくなっていることもあり、一人暮らしのお年寄
りの方が高い消火栓を交わされる被害に遭っているようです。
あほまろの事務所にも売りに来ます。消防署員のような制服を着て、“浅草消
防署の方から来ました・・・”、そうです、これがくせ者なのです。“あら、お
かしいですね、この地区は浅草消防署じゃ無くて日本堤消防署の管轄なんですけ
ど・・・、浅草消防署の「方」ってどっちの方ですか”、そういうと言葉を用意
していないつっこみに何やらブツブツ・・・、とりあえず消化器の必用性を喋る
のです。
そんなのはもちろん断るのですが、お年寄りは断り切れないのが可愛そうです
ね。普通は３〜５千円の消化器がこの業者から買うと３〜５万円になってしまう
そうです。しかし偽物じゃないので、ちゃんと消化は出来るので法的には取り締
まることが出来ないのだとか。
これが、「消防署の者」と言ったとしたら罪になるのですけどね。みなさんも
高い消化器を買わされないように気を付けましょうね。
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今日は初天神です。全国の主な天満宮では「鷽替神事（うそかえしんじ）」で
賑わうのでしょう。この鷽替とは、天満宮に祀られている菅原道真は「嘘」をつ
かない誠実な人であったからとか、蜂の大群に襲われそうになった菅原道真を鷽
が救ったとか、また「鷽」の字の形が「学」の字に似ているから等々諸説があり
ますが、本当のところはわかりません。
きっと、だれもが知らず知らずのうちについている「嘘」を、天神さまの「誠
」に替えてもらうための神事から出来たのでしょうね。その証拠に、木彫りの「
鷽」を「替えましょう、替えましょう」と言いながら、参加しているみなさんで
交換しあうのですよ。
今年は酉年、中でも特に鷽（う）は「幸運を招く鳥」とされ、前年の鷽を神社
へ返納して新らしいものととり（酉）替えることによって、今年一年の吉運を招
き、開運・出世・幸運を得ることができるとされています。
今日の初天神、亀戸天神での「正五九祭」の鷽替は、１１時、１４時、１５時
の３回行われます。もちろんあほまろも昨年の鷽を持って出席しますよ。
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