平成16年(2004)5月29日 土曜日
- タンポポ -

 寝苦しい夜でしたね。夜中3時頃に目覚めると、居間からテレビの音が聞こえ
ています。女房も寝苦しくて、例の朝までの討論番組をみているようです。なん
となくあほまろも起き出し、たいして内容の無い討論を暫く見入ってしまいまし
た。この番組って、討論というより視聴者は口喧嘩を楽しめるような演出なので
しょうかね。くだらないことで言い争っていましたよ。おかげで寝不足気味。
 蒸し暑い朝になりました。クーラーの効いた自宅のマンションを出た瞬間にム
ーっとくる湿気、まるで真夏のようです。梅雨の前って毎年こんな感じの日が続
くんですよね。年寄りのモモちゃんにはとっても辛そうで、長い舌が出っぱなし
でハアハア大きな息をしております。これから本格的な夏になってくると、散歩
の時間をうんと早めてあげなければいけないのでしょう。早起きは辛いけれど、
朝までテレビなんて観ていないで、モモちゃんのために頑張らなくっちゃ。
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 いつもの雷門前の植え込みに、タンポポがたった一輪咲きましたよ。たった一
輪ですが、昨日までの雰囲気を一新してくれたかのように明るくなりました。タ
ンポポもこの場所で今年始めて開いた喜びで生き生きしていましたよ。モモちゃ
んも臭いを嗅いで楽しんでいるようでした。踏まないようにしまようね。
 最近では、外国からやってきた外来種のタンポポが増えているそうです。でも
、この真っ黄色のタンポポは日本古来のカントウタンポポです。色もそうですが
、花を包むようにぴったりとついている茎の総包でそれが解るのです。本来は、
冬から春になるまで陽のあたるところに咲き、夏はお休みするのですが、ここの
タンポポは季節がズレてしまったようですね。
 とっても愛らしく殺風景な植え込みに色を沿えていましたよ。近くでは、名前
を知りませんが、小指の爪ほどの小さい黄色い花や野菊も咲きだしましたよ。モ
モちゃんの御用場、毎朝の肥料が効いているのかな。
 タンポポの花言葉
『真心の愛・神のお告げ・別離・軽率・思わせぶり・明朗な歌声』ですって。
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 アテネオリンピックまであと2ヶ月ですね。6月6日には、アテネオリンピッ
クの聖火が東京都内でリレーされます。午前11時〜午後6時50分の間に東京
ビッグサイトをスタートし、都内11区を巡り都庁都民広場でゴールとなる、約
53kmのコースを東京都一般公募やJOCほかの推薦などで選ばれた総勢13
6名のランナーが1区画約350メートルを走ってつないでゆくそうです。
 当然浅草にもやってきます。まだ時間は発表されておりませんが、雷門前でラ
ンナーの交代式が行われるそうです。発表記者会見ではランナー代表としてバル
セロナオリンピックの金メダリストの岩崎恭子さんと歌手の橋幸夫さんが代表と
して挨拶しておりました。でも・・・、岩崎恭子さんは解るけど、なんで橋幸夫
さんなの?
「“Pass the Flame, Unite the World” 聖火をつないで、世界をひとつに」
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 浅草神社もようやく三社祭の総てが片づけられ、いつもの寂しい境内に戻りま
した。でも、ただ一つ名誉の負傷を負った「狛犬」だけが、いつもより20度ほ
ど傾いたまま。ここを仕切る新門さんでは直すことが出来ないので、石材業者に
修正をお願いしているそうです。いつ直るのでしょうね。
 今日から、観音裏では「お富士様の植木市」が始まります。ゴロゴロ会館横の
柳通りを中心に約350店の植木屋さんが並ぶ光景は凄いですよ。草警察署の調
査では2日間の人出は15万人と数えられているそうです。今年こそ、この様子
をあほまろ写真館で紹介しますね。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数15枚