八重桜が満開の隅田公園で「流鏑馬」の神事が開催されます。会場となる隅田 
      公園300メートルの特設馬場では、早朝から本番さながらの練習を繰り返して 
      おりました。 
       本番と違ってギャラリーも少なく、誰に邪魔されることも無く撮影に夢中にな 
      っていると、ふと気付くとモモちゃんが居ないのです。 
       馬が走り抜けていく迫力に圧倒され、夢中で首輪を抜けて逃げてしまったよう 
      です。 
       モモちゃん〜!近くを見渡すと、土手の上であほまろの姿を見守っているじゃ 
      ありませんか。モモちゃんにとってはバカでかい動物を間近にするのが始めてだ 
      ったのでしょう。土煙を上げながら走ってくる馬の姿はまるで恐竜のようにも見 
      えてしまったのでしょうね。ごめんごめん・・・。 
       それにしても、遠くまで逃げていかなくて良かった良かった。新しい首輪はき 
      つく締めると痛そうなので緩めに巻いていたのが原因だったのです。モモちゃん 
      には申し訳ないのですが、今度はちょっときつめに巻いておきました。公園の中 
      だったので何事も無く済んだのですが、これが路上だったらと考えると、ゾ〜っ 
      としてしまう出来事でした。 
        今日の「流鏑馬」は、隅田公園の特設馬場で、騎乗した15人の射手が、次々 
      と3つの的に挑戦するのです。馬はかなりのスピードで駆けており、矢を弓につ 
      がえるタイミングを間違うと、あっという間に的を通りすぎてしまうのです。見 
      事3つの的を射抜いた射手には褒美として「総奉行(台東区長)」より禄(絹地 
      )を賜る「賜禄の儀」が行われるです。これを貰う時の作法も小笠原流の礼法な 
      のだとか。とっても厳粛な行事ですよ。 
       午後1時より、行列は伝法院から仲店を通り浅草神社でお払いを受け、二天門 
      から隅田公園の特設馬場へ向かいます。 
       昭和58年には、フランス・パリのエッフェル塔の下のシャンドマルス公園で 
      この浅草流鏑馬が披露されたそうですよ。今朝もアメリカのテレビ局の機材車が 
      止まってましたので、海外にも発信されるのでしょうね。 
       あほまろは、観音裏の花魁道中を撮影してから会場に行くつもりです。一応、 
      報道の許可を貰っているので、写真はあほまろ写真館で公開しますね。 
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       イラクでの邦人三人の人質事件が解決して、小泉首相のコメットが放送されて 
      います。まだ2名が拘束されている現状で、一概に良かったとは言えないものの 
      ひとまず安堵の様子でしたが、人質になった連中がそのままイラクに残りたいと 
      いっているが、そんな質問に厳しい顔で答えておりました。 
       “いったい何を考えているんだ・・・、節度を守って欲しい・・・” 
       もっともです。今回の身勝手な行動で日本政府が費やした費用は20億円を超 
      えるそうです。また、北海道出身の中川経産相は、「人質の家族が東京での拠点 
      に使った北海道の東京事務所の費用負担をどうするか、知事は頭を痛めている」 
      とも話しておりました。今回の滞在費や旅費移動費などは、今のところ北海道が 
      立て替え払いをしているそうです。人質の家族連中はそれは当たり前といってい 
      るそうですが、何が当たり前なのでしょうか。 
       「家族はまず“迷惑をかけて申し訳なかった”と言うべきで、自衛隊撤退が先 
      に来るのはどうか。多くの方に迷惑をかけたのだから、責任を認めるべきだ」と 
      の井上防災担当相の意見に食ってかかっていましたね。 
       また、机を叩きながら「今、人質はどんな環境でどんな目に遭っているのか解 
      るか!早く政府は自衛隊を撤退させるべきだ!」なんて、まるで英雄気取りでし 
      たから、自分たちは北朝鮮に拉致された被害者の家族と同じ環境だと思っている 
      ようですよ。 
       それにしても我々の税金20億円以上があの三人の身勝手な行動で消えてしま 
      ったのを、黙っていられますか・・・。 
 
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