2003年8月3日 日曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数73枚
M31

提灯が戻った日

 ようやく梅雨明け宣言が出されました
。こんなに遅く梅雨が明けたのは、過去
50年間で3回だけだそうです。明けた
ら明けたで、急に猛暑の朝になってしま
いましたよ。
 雷門の大提灯が新しくなって戻ってき
ました。今朝、8時から献吊の作業が行
われております。大勢の見学者が見守る
中、新門の鳶頭の怒鳴り声だけが響き渡
っております。何をやるにも、的確な指
示を出す船頭ってのが必要なのですね。
 ほぼ10年に一度の作業だというのに
、まるで毎日同じ事を繰り返しているか
のようにも見える鳶職達のテキパキとし
た動作。30分ほどで難なく取り付けが
完了したのでした。
 新しくなった大提灯には、まだ白い布
で覆われております。今日10時から始
まる除幕式でようやくお披露目となるよ
うですが、くそ暑い中、モモちゃんも嫌
がっています。後でゆっくりと新調なっ
た大提灯の見物をすることにしましょう
かね。
 雷門の大提灯が完成したと同時に、宝
蔵門の小舟町の大提灯が取り外されまし
た。この提灯も10年が経過しており、
傷みが激しくなったので、昨年の秋に暫
定修復が行われたばっかりですが、やは
りこれも新しくなるのでしょう。残るの
は、本堂前と二天門の大提灯です。これ
らも順次取り替えるようです。
 新調になるといえば、来年の秋から日
本のお札の衣替えが行われます。その前
に、現行の紙幣の製造元の名称にちょっ
とした変更が施されたようです。
 現在の1万円、5千円、千円札は84
年に発行されましたが、製造元は長い間
親しまれてきた「大蔵省印刷局製造」で
したね。しかし、一昨年に大蔵省が財務
省と名称が変わり、「財務省印刷局製造
」となったのにお気付きでしたか。みな
さんのお財布を調べてみてください。2
種類の発行元が確かめられるはずです。
 しかし、この財務省印刷局も、今年の
4月に国立印刷局と名称を改めたため、
先月発行分から「国立印刷局製造」とな
ったそうです。まだ、世間に出回っては
いないと思いますが、これで、3種類の
現行紙幣が同時に流通することになるの
です。こんな事態は日本の貨幣史上初め
てのことなのです。
 この新しいお札は、1万円が4億枚、
5千円が1億枚、千円が2億枚の計7億
枚にとどまる見通し、来年の秋に全取っ
替えするまでの僅かな製造で、お札のコ
レクションをしている方は、今からぞろ
目の番号を血眼で探しているそうです。
もし、同じ数字が並んだ千円札を発見し
たら、10倍以上の価値で取引されてい
るのです。発行時期が極端に少ないお札
は、更に価値が上がるのは必至ですね。
みなさんも、お札のチェックをお忘れな
く。
 今日8月3日も、いっぱいゴロ合わせ
の記念日が存在するようです。読んで字
の通り、“父さんの日”、父の日とどう
違うのでしょう。また漢字を変えると、
“倒産の日”にもなりますね。真面目な
ところでは、日本養蜂はちみつ協会が、
昭和60年に提唱した、“はちみつの日
”。日頃からハサミを使う職業に携わっ
ている美容、理容、洋裁などの関係者の
団体が制定した、“はさみの日”。関西
の水産会社が魚の鱧に感謝して制定した
、“ハモの日”。
 あほまろは、毎日こんなゴロ合わせを
考えながらモモちゃんと散歩してるので
す。今日考えた記念日は、“優しい日”
、“闇の日”等々。そういえば、近所に
できたファミレスの“バーミアン”の記
念日としても似合いますね。これまた、
近所に事務所を構える、“ヤーサンの日
”なんて怖いのも・・・。
(注:この下の数字は毎日確実に減って
いきますが、他意はありません。単なる
メモと思ってください。)