2003年2月5日 水曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数39枚

働けど・・

 雪が降るとの予想が大きく外れ、晴天
になりましたが気温は相変わらず低いよ
うです。外に出た瞬間全身に震えが起こ
り、治りかけていた風邪がまたぶり返し
そうなのです。早く暖かくなって欲しい
ですね。
 新年からの総ての行事が終わり何の飾
りも無くなった仲見世通りに確定申告の
横断幕が掲げられました。所得税・贈与
税3月17日、個人事業者の消費税・地
方消費税3月31日まで。毎年この時期
は税金を払え払えと、あの手この手の宣
伝が目立つ時期なのです。政府は景気の
如何に関わらず、税の徴収だけは規則正
しく行うんですけど、庶民は定期的な収
入を確約されていないんですよ。
 今月14日に発表される昨年の10〜
12月期の国内総生産(GDP)は、実
質で4期ぶりのマイナス成長、前期比で
ほぼ横ばいかマイナスに成りそうです。
昨年の1〜3月期を底に輸出主導で回復
に向かおうとしていた景気は、内需の本
格的な回復には至らず終い、政府予想を
、わずか1年足らずで下降局面に向かっ
てしまうのです。民間企業の冬のボーナ
スの減少や雇用情勢の悪化などで、これ
まで消費を下支えしてきた消費者心理が
急速に悪化し、家計の消費支出が減少し
ているのが原因とされていますが、そん
な事態を引き起こしたのはいったい誰だ
と考えてるんでしょうかね。民間の調査
では、「GDPや鉱工業生産の動きなど
から判断すると、景気はすでに後退局面
入りした可能性が大きい」との見方が強
まっている現在。益々税の支払いのため
に働かされているようにも思えてならな
いのです。
 今朝も散歩に出かける時間が遅くなっ
てしまい、通勤や通学のご一行様が通り
過ぎた境内には、修学旅行と外国人の観
光客で賑わっています。特に今朝は珍し
く、イスラエルからの団体さんがやって
きました。それもみんな無線機のような
物を首からぶら下げているのです。聞い
てみるとガイド用の受信機だそうです。
これも、この場所にとっては珍しい光景
です。普通の団体のように、ガイドを囲
んで話を聞いている連中と違い、境内を
バラバラに散策している連中にもガイド
の声が聞こえているって、とっても便利
ですね。ガイドのお姉さんも、小さいマ
イクに小さい声で聞き慣れない言葉を喋
っているのでした。博物館などで使われ
ている物と同じなんでしょうね。
 イスラエルといえば、先日のスペース
シャトル事故で、ブッシュ大統領は、亡
くなったイスラエル人のラモン飛行士を
「宇宙の静けさに感動し、祖国にも静け
さを求めていた」と哀悼の意を表してい
ました。いつになっても、安全と技術に
完全は無いのでしょうね。
 昨日の日記を呼んだ友人数名から、メ
ールで年令詐称を指摘されたので、”年
の数だけ46〜7個ほど”のくだりを、
”50個ほど”と、訂正させていただき
ます。(ご愛敬!)