2003年1月29日 水曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数38枚

日本語

 とっても風が強いです。歩いている人
の帽子が飛ばされ、道路にはゴミが舞っ
ています。おまけにとっても寒いんです
。モモちゃんの尻尾も下がりっぱなしの
散歩でした。
 こんな寒い日にも関わらず、浅草寺境
内には早朝から大勢の観光客が来ていま
すが、水屋を使う人はいないようです。
それもそのはず、水が流れていない所に
は、うっすらと氷りが張っているんです
よ。この寒さの中、氷りの張った水で手
を洗う人ってよっぽど物好き、いや失礼
、よっぽど信心深い人だけでしょうね。
 町会の掲示板に、”江戸流しびな”の
ポスターが貼られました。毎年ひな祭り
の時期に行われている行事ですが、今年
は曜日の関係でひな祭りの前日の日曜日
に開催されるようです。
”川面に漂うひな人形にすこやかな願い
を託す・・・ひな祭りのルーツといわれ
るイベント!さあ、親しいお友達を誘っ
てこのロマンチックなひとときをエンジ
ョイしましょう”ですって。しかし、最
近はどうしてカタカナを多様するんでし
ょう。伝統の祭事らしく、綺麗な日本語
で表現するってことは、ダサイんでしょ
うかね。
 ひな祭りのルーツといわれる・・。流
しびなは、もともと物忌みの行事で、紙
などで人形を作り、これで体をなでて災
いを人形に託して川や海に流す行事だっ
たのです。この行事がいつの頃から始め
られたのかは、定かでありませんが、「
源氏物語」に源氏の君が祓いをして人形
を舟に乗せ、須磨の海へ流すというのが
あります。そんな訳で、遠く平安時代に
さかのぼるといわれています。
 流しびなは、日本全国で行われており
、”江戸流しびな”のように頭に地方名
を冠して呼称されているようですが、内
容は全く同じなんですよ。
 今日の産経新聞の朝刊、”生活改革”
によると、世界に誇る日本の短歌や俳句
更にユーモアと風刺にきいた川柳など、
五七調のリズムは日本人のDNAに刻ま
れたリズムなのだそうです。また、五七
調のリズムを考えることで、脳の活性化
にも役立ちボケ防止にもなるそうです。
最近では、伊藤園のお茶のレッテルに、
「新俳句」と題した一般より公募した俳
句が掲載されているのを御存知ですか。
応募者は右肩上がりで、前回は最多の1
23万句も集まったそうです。4〜5才
から九十代後半まで、世界三十二カ国か
ら投稿されたそうです。
 来月行われる台東区長の選挙戦でも、
”台東世直しかるた”って、五七五調の
文句を募集しております。応募作品を見
ていると、こんな短い文の中でもちゃん
と訴えが伝わるものですね。
 みなさんも脳の活性化のために、考え
てみましょう。
(このサイトは選挙終了後閉鎖)