2003年1月7日 火曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数27枚

大根祭りです

 毎日毎日に寒い日が続きますね。今朝
の隅田公園の芝生全体が霜で盛り上がっ
ておりました。珍しいのか、モモちゃん
は霜の芝生を楽しそうに飛び回っており
ましたよ。冷たくないんでしょうかね。
 年が明けて7日も経つと、浅草寺境内
からどんどん人が消えていきます。今朝
はとっても寂しい状態でした。宝蔵門前
に出店しているお店の人達は、朝から大
きな声で客引きをしているんですけど、
通るのは通勤客だけ。寒さを堪えて張り
上げる声に、何か惨めさも感じてしまう
のです。それにしても、ここの一角で売
っている今年のカレンダー。刺青やヘア
ーヌード写真をズラーっと並べて売って
るんですけど、ヌードの隣に皇室カレン
ダーってのはちょっと、センスに欠ける
んじゃないでしょうか。それより、ここ
は仏様の門前だってこと判ってるんでし
ょうかね。
 七草です。平安時代から七草にはお粥
を食べる習慣があったようです。清少納
言の「枕草子」には、”七日の若菜、六
日、人の持て来……”という一文が、正
月6日から7日にかけての行事で6日の
夜はヒイラギなどの刺のある木の枝や、
蟹のはさみのようなとがったものを戸口
にはさんで邪霊を払い、七草叩きといっ
て、唱えごとをしながら七草を包丁でた
たき、粥を炊き込みます。七日の朝、歳
神に供えてから家族で食べると万病を払
うとされていました。
 これも、正月のごちそうで弱り気味の
胃を休めるという知恵から始まったらし
いんですけどね。浅草では、七草の行事
として待乳山聖天さまの大根祭りが有名
です。ほかほかに茹で上げたふろふき大
根に香ばしいお味噌を付けて振る舞われ
るんですよ。あほまろは毎年これを楽し
みにしているんです。
 このだいこん祭りの由来は、聖天様の
ご供養に欠かせないお供物とされる大根
は、聖天様の「おはたらき」。私たちは
そのお下がりを頂くことによって、聖天
様のお徳をそっくり頂戴し、身体と、心
の健康を得ることが出来るといわれてい
ます。午前11時より午後1時半までな
ので、お早めにお越しください。