2002年12月4日 水曜日       

今朝の写真
KONICA KD-500Z
撮影枚数54枚

果物と糖尿病?
 モモちゃんの嫌がる雨の朝になってしまいまし
た。こんな日は歩いていいても何の発見もありま
せん。無理してキョロキョロするよりも、駆け足
で散歩を済ませてしまうほうが無難ですね。傘が
邪魔で思うように写真が撮れないので、いつもの
大きなカメラは止め、最近購入したばかりの小型
のカメラを持っていくことにしました。手のひら
に入るほどの小型カメラですが、性能は500万
画素との触れ込みで衝動買いしてしまったのです
。しかし、いつものカメラに比べて使い勝手が悪
く、今朝の写真のほとんどが手ブレ写真になって
しまいました。               
 いつも通り、天気の悪い日は観光客の姿が無い
境内。通勤の連中だけが観音堂に一礼して、早足
で通り過ぎていきます。しかし、雨のおかげで境
内の落葉は洗われ、普段より鮮やかな黄色い絨毯
のように輝いているのです。これって、かなり風
流な光景なんでしょう。もし、あほまろが詩人だ
ったら、きっと良い詩が浮かぶのでしょうけど、
俗人は、豊かに実った大きなミカンに気をとられ
てしまうんですね。     
 浅草寺境内の久米平内堂には、大きな実を付け
たミカンの木があります。この時期になると、実
が熟して美味しそうに見えるのですけど、いった
い何っていう種類なのでしょう。夏みかんのよう
な大きな実なのです。東京はミカンの北限を越え
ているので、きっと不味いんでしょう。でも、薬
としての効果はあるのかもしれませんね。ある医
学書に、ミカンを食べない人達に比べ毎日たくさ
んミカンを食べている人達は、糖尿病を患ってい
る割合が低いと書かれています。でも、糖尿病の
疑いがあるあほまろのような人間は、医者から果
糖も控えなければいけないと言われているのも確
かなのです。いったいどっちを信じたら良いんで
しょう。また、心臓病患者も、ミカンを毎日たく
さん食べている人達は、食べない人達に比べ少な
くなっています。特に50歳以上の男性では5割
以上少ないそうです。糖尿病を懸念するより、ミ
カンは食べた方が健康には良いのかもしれません
ね。小雨の中、大きなミカンを眺めながらそんな
事、考えてしまいました。          
 昨日、今年の世相を反映した言葉を選ぶ「日本
新語・流行語大賞」が発表されました。前回のワ
ードオブザイヤーと同様、「タマちゃん」と「ワ
ールドカップ・中津江村」が大賞に選ばれたよう
です。特別賞には、大リーグ入りを表明した巨人
の松井秀喜選手にちなみ、「ゴジラ」が選ばれま
した。大賞の2つ以外には、ノーベル賞を受賞し
た小柴昌俊氏と田中耕一氏の「ダブル受賞」のほ
か、「ベッカム様」「ムネオハウス」「貸し剥(
は)がし」「声に出して読みたい日本語」「内部
告発」「真珠夫人」など、しかし「拉致」は、「
最も数多くの人々の口と耳と目に焼き付いた最大
の不快語」とされ、大賞には入らなかったようで
す。一番騒がれた言葉ですが、最もですね。  
 あほまろが選んだ「浅草の流行語大賞」を発表
します。                  
まず、今年一月に起こった「仲見世ニセ1万円札
」事件。仲見世の多くのお店が被害にあったよう
です。二月には、「浅草だ!文句あるか!!」。
浅草を元気にしようと浅草の若者が中心になって
気勢をあげました。そして、「樋口一葉」今度五
千円札になるので、記念館が大繁昌。最後には、
浅草を舞台に繰り広げられる、「NHK連続テレ
ビ小説・こころ」で、三社祭りの再現が行われた
ってところでしょうか。今年は、たいした出来事
も無かったようです。個人的には、先月突然公会
堂前に登場した「大きなバナナ」なのです。この
通りはオレンジ通り、この調子で色々な果物が登
場すると楽しいでしょうね。浅草の新名所になっ
たりして・・・。              
 あほまろは、毎朝”バナナを食べて糖尿病を克
服しよう”、って勇気づけられる思いで、巨大バ
ナナを見上げております。