2002年12月3日 火曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数59枚

大提灯
 寒いですね。昨日の朝も良い天気だったのです
が、浅草神社の猫が長くなって寝ているのを発見
し、嫌な予感が的中して雨になってしまいました
。やっぱり諺は本当だったんですね。今朝の猫は
丸くなって寝ていたので雨にはならないでしょう。
 宝蔵門の大提灯の修繕がほぼ終わり、色つけ作
業を行っています。昨日一日で終わるよと言って
いたのですが、雨になったので中止したようです
。やっぱり時間がかかるようですね。また、作業
をしていると、他にも悪いところが見付かり、あ
と2日は優にかかりそうです。完成すると新品の
ような輝きになるのでしょうね。寒い中ごくろう
さん。                   
 浅草寺の大提灯は有名ですが、このような大提
灯を大量に飾るお祭りを御存知ですか。愛知県一
色町の一色諏訪神社の夏祭りには、このような大
提灯が十二張も並ぶんですよ。浅草寺の提灯とは
ちょっと違い、みごとな時代絵巻の提灯に奉納の
吉祥語が書かれているのです。数年前にあほまろ
も見学に行ったことがあります。このお祭りの由
来は、田畑などを荒らす海魔の退散祈願をするた
めに、神社境内でかがり火を炊いたことを起源と
するそうです。また、秋田県の竿灯まつり、福島
県の提灯祭りと並ぶ、日本三大提灯祭の一つとも
言われています。この祭りでは、最大のもので、
直径5.6m、長さ10m、重さ1トンもある大
提灯が神前に奉納され、大勢の見物客で賑わうの
です。この提灯はただ、大きいだけでなく。十二
張の大提灯それぞれにちゃんとした物語があるの
です。いわば大提灯絵巻なのです。 
 ”これを知らずしては、大提灯の魅力は半減、
いや十二分の一になってしまいます”。ガイドブ
ックに、そんな事が書かれていました。ここに、
大提灯まつりの詳細が書かれてますよ。一度覗い
てみてください。毎年8月26〜27日に行われ
るそうです。                
 連日のNHK連続テレビ小説の撮影はお休みの
ようですが、変わりに”さんまの・カラクリ・テ
レビ”の撮影が行われていました。変な外人二人
が人力車に乗って浅草を巡り歩くようです。いつ
もテレビで見る変な黒人さん、打ち合わせを聞い
ていると、実際は普通のしゃべり方をするんです
ね。テレビってのはすべてヤラセの世界なんです
よ。そうじゃなければ誰も観ないんでしょうね。
 12月に入って商店街では大売り出しが始まり
ました。でも、折りからの不景気で盛り上がりに
欠けているようです。あほまろが子供の頃には、
年末の大売り出しが始まると、なぜかウキウキ。
大きな買い物が出来ないので、少額商品の福引き
補助券を集めるのが楽しみでしたよ。そんな楽し
み、今の子供達にも有るんでしょうか。でも、現
在は、年末だから特別に何か買わなければいけな
いって物は、注連飾りとお供え餅以外に考えられ
ないですよね。昔から変わらないのは、忘年会と
称して飲み歩くのだけでしょうか。飲み過ぎに注
意しましょうね、大野さん。 

愛知県幡豆郡一色町【大提灯まつり】