2002年11月5日 火曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数40枚

信仰心
 このところ連日の秋晴れ。毎朝富士山が綺麗に
見えていますよ。でも、9時を過ぎる頃から、ス
モッグにでも覆われるのかのように消えていって
しまうんです。目覚めてすぐのご来光を浴びた富
士山ってのは、霊験あらたか、護法善神に守られ
ているような気持ちになるんですよ。     
 さておいて、毎日寒くなりますね。モモちゃん
も震えながら歩いているんです。いつも家の中で
飼っているんで、自然環境に同化できなくなって
しまったんでしょうね。人間の身勝手で、本能ま
でも変えられてしまった犬たちって、可愛そうね
気もするんですけど。犬たちだって、この日本に
は、生き抜ける自然が無くなってしまったのを知
ってるんですよね。昔から、犬は人間を頼って生
きてきた動物なんですから。さぁ!モモちゃん、
寒くても頑張りましょうね。         
 世界平和祈願の特別御開帳をしているのか、最
近お遍路さんの参拝が増えてきた。今朝もバス2
台で、100名以上のお遍路さんがやってきまし
たよ。こんな朝から来るってことは、今朝は東京
に泊まったんでしょうね。これから板東33カ所
の難所、秩父方面に向かうのでしょう。このお遍
路さんの制服、汚れを寄せ付けない白装束に身を
包まれて旅をするのが一般的ですが、最近では、
形から入らなくても、自分たちのスタイルで回る
遍路が流行っているそうです。首に掛ける輪袈裟
(げさ)も服装にマッチさせた、まさに「オシャ
レ遍路」を楽しむ人達も多いようです。これも一
種のコスプレなんでしょうかね。今朝の団体の中
に、どうみても二十歳そこそこってお嬢さんが二
名、黄色い声を出して写真を撮っています。ひと
際目立つ若いお遍路さん。自分たちの楽しみのた
めと、そして、若者には近寄り難く思えていた伝
統文化が、実は身近にあることを、一人でも多く
の若者に教えてあげるために参加したそうです。
見た目とは裏腹に、しっかり者でした。    
 伝法院通りの地口行灯が新しく架け替えられて
います。地口の文句も新しくなったようですよ。
この地口行灯は、江戸後期から、お稲荷さんのお
祭りには欠かせない行灯になったようです。江戸
っ子の粋な「語呂合わせ」や「洒落」を楽しんで
奉納されたこの行灯、ここ伝法院通りには、年中
掲げられているのです。        
 ”はだかで、田っぽれ”、”目刺は物をおこら
ざりけり”。何の洒落か判りますか。まだ、2枚
だけの架け替え。明日の朝は、総てが新しくなっ
た地口行灯の文句をぜんぶ紹介しますからね。 
 浅草公会堂の前のスターの広場の越路吹雪さん
の手形に、いつもと変わった花が捧げられていま
す。越路吹雪さんといえば、とっくに天国に召さ
れた方、はたしてこの意味は?        
 調べてみると、没後23年、「越路吹雪の世界
展」ってのが9月10日から16日まで、日本橋
三越本店で開催されていたらしいが、もうとっく
に終わっているし・・・。インターネットの中を
駆けずり廻ったが何の花束なのかさっぱり解らな
かったんです。どなたか、この意味解りますか?
あほまろは、幻夢十年秘蔵酒「越路吹雪」大吟醸
って方が気になったんですけど・・。でも、酒止
めてるし・・・・。           
 菊花の定点観測:今朝、大勢の審査員が菊を見
て廻っていました。いよいよ品評会が始まるので
しょうね。東京都知事賞とか、なんたら大臣賞な
んてのも有るのですが、今朝の連中の中には、そ
んな偉い雰囲気の人が見えないようです。何も解
ってない、定年間際(失礼)のおっさんって感じ
の連中。係員の説明を、つまらなそうに聞いてい
ました。こんな人達が、愛好家が丹誠込めて創り
あげた菊花を、
      真剣に評価できるんでしょうかね。