2002年11月2日 土曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数26枚

家紋みた
 昨日一の酉が終わった。聞くところによると、
今年は人手が少なかったらしい。一日中降ったり
止んだりって雨が災いしたんでしょうね。実は、
あほまろも行かなかったんですよ。だって今年は
三の酉まで有るんだから、”福”はたんまり残っ
ているんでしょうから。           
 競馬の日は、場外馬券に来た人で賑わう公園本
通りに、昔から変わらない品揃えのおもちゃ屋さ
んがあります。このおもちゃ屋さんには、今子供
達に流行っている物なんて何一つ置いてないので
す。新しいといえば、団子三姉弟の色あせたぬい
ぐるみでしょうか。ちょっと昔、10年ほど前の
おもちゃ屋さんの店頭を見ているような感じなの
です。                   
 奧の棚には、日に焼けた箱に入った、赤ひげ危
機一髪、蜘蛛の巣に覆われた、サリーちゃんの魔
法のステッキ等が積み上げられているのですが、
でも暗くてよく見えないんです。店頭には、古び
たぬいぐるみや、消防車、救急車、ダンプカー等
々。”大売り出し”の赤い垂れ紙と、”元具全品
安い、3割〜8割引”。今、なんでも古い物がお
宝って時代。このお店の奧に積まれた物の中に、
きっとビックリするようなお宝が眠っているのか
もしれませんね。でも、あほまろは、このお店の
存在そのものがお宝に見えているんですよ。上野
の風俗資料館内の駄菓子屋さんなんかより、ずー
っとリアルなんですよ。それもそうですね、商売
を続けているのですからね。競馬で勝った帰りに
、子供にでも買って帰るんでしょう。そんなお店
なんですよ。                
 菊の御紋章ってのは言うまでもなく天皇家の家
紋ですね。平安期より公家にはじまった家紋は、
源氏・平家の白旗と赤旗の時代を経て、急速に武
士の間に普及していったようです。「家紋散策」
には、約2000種類の家紋と、家紋の歴史・家
紋と名字・家紋の由来・家紋の分布など、事細か
く紹介されているのです。それによると、”現代
社会にあって、「氏名」「姓名」、あるいは「苗
字と名前」というように、氏・姓・苗字ともに個
人の名前に対応する「家の名」の同義語として用
いられている。しかし、氏・姓・苗字を歴史的・
発生的にみてみると、それぞれの時代の社会や政
治を反映したそれぞれ別の意味を有している”。
いわば、家紋はその家の歴史、出身地や職業まで
も現しているそうなんです。今朝の菊棚の中に綺
麗な皇室の御紋章を見付けたので、先日買った本
を見入ってしまったのです。おかげで、日記の更
新がちょっと遅れてしまいました。      
 菊花の定点観測:昨日より多くなったのか、日
記項目より、過去の写真をディスクトップにコピ
ーして並べてみてください。写真で比較すると、
変化が良く判りますよ。