2002年8月8日 木曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数31枚

リサイクル

 最近の夏休み自由研究は、不要品を利用したリ
サイクル品で何かを創るってのが流行っているよ
うだ。先日ある雑誌で、「地球はゴミで滅びてし
まう…なんとかしなくちゃ!」と、家庭で出るゴ
ミの中から、牛乳パックやペットポトル、魚のお
皿等をゴミにしないで溶かしたり固めたりして、
工作の材料にすることを実践している先生が紹介
されていた。牛乳パックは紙として生まれ変わっ
てノートにしたり、ペットポトルや魚のお皿は定
規や服にしたりする。そうする事によって、ゴミ
を減らし材料資源を大切にすることを提唱してい
るのだ。                  
 考えてみると、そんなの改めていうまでもない
よ。あほまろのご幼少の頃なんてのは、戦後で物
資も乏しく、学校の図工の時間にはみんなが新聞
紙や廃材なども持ち寄って何かを創ったものだ。
特に粘土なんてのは、新聞紙や古紙を煮詰めて漂
白して作ったし、缶詰の空き缶は切って伸ばして
金属細工を楽しんだんだ。もっとも、新しい材料
を買おうと思っても自由に手に入らなかったって
のが本音だけどね。       
 今の物余りの時代。雑誌を参考にリサイクル品
で何かを作ろうと思い立っても、毎日出るゴミは
毎朝処分してしまい、牛乳パックや、発泡スチロ
ールのお皿なんてのは、工作用に新たに買ってき
てしまうって変な現象も有るんだよ。その証拠に
、デパートやホームセンターでは、工作の素材と
しての牛乳パックや、発砲スチロールが売られて
いるんだ。これって本当に環境に優しいっていえ
るんでしょうかね。それより、牛乳パックにペッ
トボトル、カップラーメンの入れ物やジュースの
缶を等を毎日捨てないでとっておくって方が、け
っこう大変だったりして。          
 浅草寺境内で小石を拾っている子供達。夏休み
の自由研究に使うらしい。何を創るのかは知れな
いが、こんな所で小石を拾わなければいけない子
供達ってのも可愛そうだね。         
 手っ取り早いのは、デパートの「夏休み自由研
究コーナー」で、誰でも出来る組み立てキットを
買うってのが、このご時世では、一番環境に優し
い事なのかもしれない。           
 浅草はサンバカーニバルの飾り一色になってき
た。そんな中、雷門前に設置された提灯。”祝 
浅草まつり 第22回カーニバル・・”、どこに
もサンバの文字が書かれていない。我々が”サン
バカーニバル”って呼んでいるは、正式には、”
浅草まつり”っていうのかな?