2002年7月23日 火曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数32枚

メニュー考

 毎日、毎日、嫌になるね〜この暑さ。モモちゃ
んの散歩だから我慢するけど、それ以外の用事で
は一歩も外に出たくないよ。そんな中、雷門前で
はモデルのような女性の撮影が行われている。プ
ロなのか、アマなのかは判らないが、へたくそな
注文に嫌気がさしたようなモデル達。ほとんどや
る気なんて無いようだ。周りで見ている観光客の
良いターゲットにしか見えないのだった。   
 境内には、いつも通りの台湾観光団が訪れてい
る。しかし今朝の観光団は普段とはちょっと違う
雰囲気なのだ。いつもお逢いするガイドさんに聞
いてみると、台湾の芸能スクールの連中らしい。
どうりで、綺麗で格好の良い女性ばっかりだね。
さっき、雷門前でブゼンとした態度で写真を撮ら
れていたドッカのモデルさんよりズーっと素敵な
連中でした。これから、某有名プロダクションの
オーディションを受けに行くそうです。頑張って
日本で有名になってね。握手なんかしてもらって
朝っぱらから鼻の下ベロ〜んちょ。 
 食堂に入ってメニューを見るって行為は至極当
たり前だ。よーし、○○を食べるぞ!って、心に
決めて飛び込む食堂。入った瞬間に目の前で他人
が美味しそうに食べている別の物を見ると、いつ
も心が乱れてしまうんだよ。また、決めた物を頼
んでから、他人のテーブルに来た物を見て、失敗
したってこともあるよね。それって、”隣の芝生
”なのだろうが食事は目・舌と、頭で食べる物だ
って事が良く理解できる瞬間でもある。 
 ホテルなどの朝食に至ってはちょっと違う。普
通のビジネスホテルでは、バイキングか、和食か
洋食の二択だけ。ちょっと高級なシティホテルに
なると、和食でもお粥かご飯の選択も加わってく
る。せっかく旅行に来たんだから、もっとまとも
なメニューを用意しろ!って言いたくもなるんだ
よ。でも、本当に高級なホテルに泊まった暁には
、ややこしい料理の名前が並んだメニューを知っ
たかぶりで注文すると、卵の焼き方やら、パンの
種類やらジュースの種類。おまけに、食後の飲み
物までこと細かく聞かれる。こんな時は、勝手な
もので普通のメニューぐらい用意しとけ!って言
いたくもなる。これって完全に貧乏性な性格って
いうんだろうね。              
 アメリカでも一緒。もちろん和食なんて無い。
やたら長たらしい名前の料理の下に書かれている
詳細を丹念に眺めるのだが良く判らない。注文を
聞きにくるウェイターやウェイトレスとの会話が
面倒くさくて、結局普通のアメリカン・ブレック
ファースト。ここでも、卵の焼き方、ベーコンか
ハム、パン、ジュースの種類、コーヒーか紅茶。
すべてに答えなければ注文を受けてはくれない。
おまけに、食べている最中に、わざわざこれで良
いかと聞きにくる念の入れよう。面倒くさくても
作り笑顔でグッドとか、ファインなんて言ってや
らなければいけない。アメリカ人に聞くと、チッ
プをはずんでもらうための算段だとか。  
 メニューの無いお店で有名なのは、寿司屋さん
だろうね。お好みで食べるのは、ちょっと勇気が
いるが、あほまろの経験上、値段はほとんど一緒
だ。もっとも超高級店って冠が付く所は違うよう
だが、あまり縁が無いので行く事も無い。デパー
トなどに入っている寿司屋さんは、お好みにも値
段を表記しているが、これってどうも値段が気に
なっていけない。やっぱり、寿司屋はギャンブル
同様、勝負中に金勘定しちゃ、いけないんだね。
 朝飯前のあほまろ。お腹がグーで、まだ開いて
無い店頭に並んだサンプルでも美味しそうだな。
糞暑い中、寿司屋さんや、食堂のメニュー見なが
らのヤケクソ散歩でした。