2002年7月19日 金曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数28枚

明日はウナギ

 夜中に降っていた雨は上がったが、濡れた地面
が太陽の光で一気に蒸発する中を歩くのは、蒸し
暑くて嫌になる。これも、梅雨が明ければ少しは
暑さも和らぐのかな。            
 こんな日は、ウナギが食べたね。そういえば、
明日は「土用丑の日」。みんながウナギを食べる
日に決まっているんだ。何故この日にウナギを食
べるのかというと、江戸時代の中期に「平賀源内
」という優秀なコピーライターが、あまりはやら
ないウナギ屋に頼まれて、「本日、土用の丑の日
」という看板を書いて張り出したのが江戸市中で
話題になったといわている。このことは、土用の
丑に関する文献に必ず書かれている。しかし、こ
れに関しての異論もあるのだ。        
 やはり江戸時代後期に、大田蜀山人が”ウナギ
を食べたら病気にならない。”という内容の狂歌
を作って宣伝したという説。       
 文政年間(1818年〜30年)に、大名にウ
ナギを納入していた春木屋善兵衛という人が、大
量のウナギを納入した際に、丑の日に納めた鰻蒲
焼だけが変質しなかった、というところから「鰻
蒲焼は丑の日に限る。」という事になった。これ
が「正しい由来話」と書かれている本もある。 
 また、ウナギは虚空蔵菩薩の使徒だと言われて
おり、虚空蔵菩薩というのは丑年と寅年に生まれ
た人の「守り本尊」なので、丑年の人が、虚空蔵
信仰に結びつけて鰻蒲焼を宣伝したのではないか
とも言われている。でも、ウナギの使徒がウナギ
を食べるのはおかしいじゃないでしょうかね。 
 ま、なにはともあれ今では「土用丑の日」には
、ウナギを食べるのが常識となってしまったのは
確かだね。あほまろは諸説飛び交う中、平賀源内
のコピーが正しいと思っているのですよ。   
 今年の夏は7月20日と8月1日が土用の丑の
日。この日は、うなぎ屋さんや、デパートやスー
パーでもたくさんの蒲焼きが並び、ご家庭の食卓
を賑わすのでしょうね。「土用丑の日」のうなぎ
消費量は普段のおよそ3倍といわれています。こ
んなように、「何々何の日」ってのが当たったら
きっと楽しいでしょうね。毎月29日は「肉の日
」とか、毎月12日は「豆腐の日」なんてのを、
それぞれの団体で行っているようだが、毎月って
のがちょっと押しつけがましいんだね。これが、
年に一度とか、半年に1度程度だったら、「土用
丑の日」やバレンタインのチョコレートのように
業界も盛り上がるんじゃないでしょうかね。
 今朝の浅草寺境内には、兵庫県からバス10台
の女子高校生が訪れてきた。おかげで、境内は女
子高校生に占領されてしまった。モモちゃんが可
愛いと、みんなが寄って来るのは良いが、あんま
り大勢の女の子に囲まれると、ちょっと恥ずかし
いんだよね。モモちゃんじゃなくって、あほまろ
オジサンがですよ。でも、一緒に記念写真なんか
撮っちゃったりして・・。