2002年7月10日 水曜日       

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数50枚

台風接近!

 台風の接近に伴い、中心より東側の広い範囲で
激しい雨が予想される。太平洋側を中心に、雷を
伴った毎時50〜80ミリの非常に激しい雨が降
る恐れがあるらしい。   四万六千日の縁日は
雷除けのお札が出される日でもあり、お札を購入
した人だけは無事に過ごせるんでしょうかね。今
朝浅草寺境内のアナウンスで、四万六千日の数字
の由来について、不思議な解説をしていた。この
四万六千の意味は、人間が一生涯に食べる白米の
数だそうだ。何を根拠に数えたんだろうね。諸説
入り交じる中、益々この数字の謎が気に掛かる。
また、京都・長崎などの清水寺の観音に毎年7月
10日に参詣すること。二万五千日参詣したほど
の功徳があるともいわれているが、こちらの数字
も意味不明だね。まさか人間が一生涯に食べる豆
の数だったりしてね。何はともあれ、今日は有り
難い日なのだよ。こんな日なので、台風が反れて
くれることを祈りましょうかね。       
 ”商売っていうのは、つまり手っ取り早くいえ
ば、他人のお金ってことなんだよ”この超理論は
実感として胸に迫ってくる。作家の阿刀田高氏の
コラムがいう。いみじくも今朝、境内でほおづき
を売る知人が同じような事を言っていた。”この
商売は、客の財布のお金は自分のお金と思ってあ
げなきゃね、それが親切ってもんだよ”。定価は
2500円と決められている「ほおずきの鉢」は
しょうがないが、「つりしのぶ」なんてのは、値
段が合って無いような物。”今日は幾ら持ってる
んだい?なんて聞いてあげると、財布の中を覗き
込みながら、幾ら幾らしか無いの・・。なんて素
直に答えてくれるんだよ。そうなりゃ頭ん中で、
娘さんがこの後、仲見世の和装小物屋で安い根付
けか携帯ストラップを買い。どっかでラーメンで
も食べて、帰りの電車賃。短時間にそこまで計算
してあげる。その結果、じゃ幾らにする!持って
け泥棒!”なんて喜ばせるんだぜ。わざわざ、こ
の場所に来たってことは、買うって事なんだから
ね。”んー、これがテキ屋の超理論。     
 ”テキ屋殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の3日も降
れば良い”。口八丁、手八丁で客の財布を開けさ
せることが出来るのは、客がいるから出来ること
。今日これからやってくるであろう、招かざる客
台風一家。無駄な努力をするよりも、あきらめて
後かたづけの準備でもした方が良いかもね。  
 台風一家が一過する、明日はきっと良い天気。
でも、ほおづき市は今日までよ。それじゃ来年頑
張りましょうかね。訪れる人も居ない雨の縁日。
こんなバカ言ってヤケになっていたんだよ。