2002年3月18日 月曜日       

今朝の写真 
CANON EOS-D30
CANON ZOOM 24-85 F3.5-4.5
撮影枚数23枚

一気に開花
 桜が咲いてしまうと、世の中がパーっと明るく
なったような気分にさせられる。そして次にやっ
てくる梅雨は、ジメジメした暗い気分にさせられ
る。何かの本で、日本ほど四季がはっきりして
いる国は無いと書かれていたが、この時期は正に
”はる〜”って紙に書いて貼られているように、
綺麗な桜が清々しく咲き誇っているのだ。まるで
、運動会のピストルの号令とも思える、昨日の”
東京開花宣言”を合図に、僅か一晩で、開花し始
めた。浅草寺境内での伝法院の桜はすでに五分咲
きを過ぎ、浅草神社の二本も八分以上の花が開い
た。この分だと、今月末には総てが終わってしま
いそうだ。今年は、桜の無い入学式を迎える学校
も多いだろうね。              
 約二週間の桜の時期を過ぎると、浅草は一年間
で一番爽やかな時期を迎える。毎日が、清々しく
温暖で、休日には、流鏑馬や早慶レガッタなど春
の行事が繰り広げられる。そして浅草最大のイベ
ントである、三社祭りを向かえるのだ。そして祭
りが済むと嫌な嫌な梅雨の時期がやってくる。こ
の時期、浅草の街中に重々しい雰囲気が漂い、モ
モちゃんの散歩も辛い。しかし、この時期はジュ
ーンブライドとかにあやかって、結婚式場はどこ
も一杯で、浅草神社もかきいれ時なのだ。ジュー
ンブライドってのは、ヨーロッパの風習。それを
そっくり、日本に持ってきても、雨、雨、雨で、
憂鬱な毎日。何処にも出かけられず、しかたなく
結婚式でもしましょうか。なんて思ってしまうよ
うにも思える。しかし考えてみると、童謡の「♪
雨降りお月さ〜ん、雲の中、お嫁に行きた〜し、
傘は無し」のように、雨とお嫁さんってのは、い
がいにマッチしているのかもしれないね。あほま
ろが余計な事考えてゴチャゴチャ騒いでも、結婚
する当の本人達は、梅雨も自然の祝福と捉えてる
のだろうけど。             
 今日は午前11時から、雷門から浅草寺本堂ま
で、歌舞伎の尾上辰之助が、尾上松禄の襲名を披
露する御練りが行われる。この様子は、後日この
ページでも紹介する予定でいる。