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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年7月26日(木) 旧暦6月13日赤口

- 宮出し中止の影響 -

日記写真


『今朝の浅草』
 暑さが日増しに厳しくなってきましたね。今朝も猛暑の予感を感じながらもいつもよりちょっと長めの散歩を楽しんできました。こんな暑さの中をなぜ長めになってしまったかというと、今朝の浅草寺境内でロケが行われていたためにいつものような写真を狙うことができなかったからなのです。いつものように決まった位置の写真を撮ろうとすると、若い助監督が“写真を撮るな”と怒鳴りながら飛んで来るのです。冗談じゃないよ、あんたたちを撮ってる訳じゃないんだぞ!とはいっても、毎日の記録を欠かす訳にはいかないので、スタッフの目を盗んでいっぱい撮ってやりましたよ。そんな身勝手な撮影のおかげで、いつもの犬仲間たちもとっても迷惑そうに現場を小さくなって通り抜けていました。
 おかげで自然な朝の様子が撮れなかったあほまろとモモちゃん、隅田川の方まで歩いていったのですが、そちらはそちらで花火大会のために不細工な造作物で覆われ、どこを向けても絵にならないのです。花火大会が終わるまでは隅田川周辺には近づけないですね。

 夏休みになると、あちらこちらでラジオ体操が行われています。子供たちは出席カードを首からぶら下げ小学校のグラウンドに集まって来るのです。あほまろの子供の頃にも夏休みになると毎朝ラジオ体操に出かけました。

 今でも思い出すのは、朝6時半になると、NHKラジオ第1から流れて来るラジオ体操の歌をNHK東京児童合唱団といっしょに歌い、続いてラジオ体操第一、ピアノ演奏を伴いながら、首・手足などの若干の軽い運動のあと、ちょっと運動量が多い第二体操が行われたのです。あの頃は、参加票を休まずに埋めることだけが目的でしたが、みんな真面目に通っていましたよね。近所の方によると、以前は出席カードに総てハンコが押された子供には図書券などをプレゼントしていたのですが、子供を差別してはいけないとのお達しで、ハンコの数とは関係なく、一度でも参加したこどもたちにお菓子や図書券などの特典を与えなければいけないのだそうです。それじゃ、出席カードの意味無いよね。
 
 三社祭の宮出し中止の発表の影響で、あほまろのところにも多くの方からメールが舞い込んできました。ほとんどが地方から当日だけ参加している担ぎ手のみなさんです。その内容は、昨日の発表の真偽を確かめる内容なのです。そんなことあほまろに問われてもお門違いですが、とりあえず浅草神社奉賛会の幹部に再確認をしてみましたが、「中止は決定」されたとのことで、間違いありませんでしたよ。宮出しが中止されたので、当然、町内渡御も中止なのです。
 
 「御神輿に乗るのことは神への冒涜」と、もっともらしい理由で中止を発表しましたが、中止の本当の理由は、「三社祭を利用してヤクザが資金稼ぎをしている」ってことなのです。でも、古来からお祭りは地元のヤクザが仕切り、その年の豊作を願う庶民たちの古式ゆかしい伝統文化として、長い歴史を積み重ねてきたのです。そこに、警察が土足で入り込み、中止にまで追い込んでしまう。そんなことがまかり通る現在、三社祭は単なるイベントに過ぎなくなってしまったのでしょうかね。こんなことで、伝統文化が消滅してしまうということは、これからの日本文化の危惧をも感じてしまいますよね・・・。


『今朝の雷門』
 “来年は一之宮だったのに残念だよね・・・”、朝の挨拶も無く、いきなり声をかけてきた我が町会の方、とっても残念がっていました。“宮出しが無くなってもあほまろさんは写真を撮るの”、当然ですよ、本社神輿だけが三社祭じゃないのです、三社様の氏子四十四ケ町にはそれぞれ複数の御神輿が有るじゃないですか。来年は、その御神輿を全部境内に集めてみんなで宮出しの気分を味わいましょうよ。
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『今朝の宝蔵門』

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『今朝の浅草寺』  
 撮影の連中の邪魔なこと。
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『本堂から宝蔵門』  
 ここで撮っていると、助監督が撮るな!と怒鳴って来たのです。
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『本堂から宝蔵門の大提灯』  
 いったい何の撮影なのかわかりませんが、今回のスタッフは全員ガラの悪いやつらでしたよ。こんなドラマはきっと、失敗作だよね。
   
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『今朝の一写』
 浅草寺前では、不倫カップルのような二人を撮っているようです。おじさんにイチャイチャする若い娘、援助交際なのかなバカ野郎。
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『今朝の境内』
 花火大会のため、雷門前の並木通りの中央分離帯にもバリケードが張り巡らされるのです。既に材料が運び込まれてましたよ。これが出来ると、モモちゃんの用足し、困るんだよね・・・。
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 通勤通学の方々は撮影を見ながら行きたいのか、本堂前は混雑していましたが、境内は静かでしたよ。
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 韓国からやって来た観光客です。宝蔵門前でシャッターを押して欲しいと頼まれたのですが、撮ろうとした瞬間、ガラの悪い助監督連中に阻止されてしまいました。いったいあんたたちは独占権を貰っているっていうのか!韓国人も態度の悪さに驚いてました。これで、また一つ、日本人の印象が悪くなってしまったんでしょうね。
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 仕出しで混雑する浅草寺本堂前です。
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 いつも寂しく佇む二天門。どんどん痛みが進んでますよ。せっかくの重要文化財なにで、早くなんとかしなくっちゃね。
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『今朝の浅草神社』  
 浅草神社です。
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 いつものいつもの神田さま。
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 当たり前のように育ってますけど、ここは浅草のど真ん中。
  
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『今朝のごあいさつ』 
 このワンちゃんも毎朝お会いしますね。まだ若い柴犬です。
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 他のワンちゃんと仲良く挨拶をしているのですが、モモちゃんはこのワンちゃんを嫌がって逃げるのです。モモちゃんにも好き嫌いが有るのか、好みの犬には自分から近づいていくんですけどね・・・。
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 こちらはナナちゃん。モモちゃんの好みとは関係なく、いっしょに住んでいるので空気みたいな存在なのでしょう。ナナちゃんもモモちゃんの方をチラッと見ただけで知らん顔です。
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 雄犬は柱などにおしっこでマーキングをするのですが、雌犬はしないのです。だから我が家の犬たちはみんな女の子なんですよ。
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 ブルドックは、イギリスで700年にわたる犬の闘技の歴史に翻弄された犬種だそうです。でも、性格は温厚で、暑さには極端に弱いので、この時期は外に連れ出さない方が良いそうです。
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 いつもの3匹おばあちゃん。みんな素直で可愛いワンちゃんですよ。
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 おや、いつも元気な久ちゃんがやって来ました。夏休みなのでお孫さんの送りは無いのが寂しいですね。
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 この柴犬もお年のようですが、モモちゃんよりは若いかな。
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『今朝の自転車』 
 話題の無い朝はいつもの自転車コレクション。
 
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 江戸東京博物館で開催中の「大鉄道博覧会〜昭和への旅は列車に乗って〜」に行ってきました。
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 今回のテーマは、いわゆる通鉄道博覧会と違い、戦後の経済成長に伴って、都市に人口が集中して人々の暮らしぶりも変化、それを助成する役割を担った鉄道がテーマなのです。
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 集団就職や通勤、あるいは団体旅行などで重要な役割を演じる普段の鉄道と、近代化で蒸気機関車から電車へ、そして新幹線の登場という高速化への変貌等々、鉄道の黄金期といわれる昭和30年代に焦点をあて、日本の鉄道の魅力を紹介していました。
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 懐かしい木製のベンチ。こんなの秘密基地にも欲しいな・・・。
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 鉄道模型のジオラマが素晴らしいかったですよ。
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 これらは総て、つい先日まで当たり前のように見られた街並みなのです。
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 架空の街並みでも、どこかで見たような、もしかしてこの家の前を歩いたことがあるような、細部まで拘った魅力有る街並みでしたよ。
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 こんな消防署、あほまろの田舎にも有ったような。鉄道の資料も楽しかったのですが、今回の展示会で、あほまろはこのジオラマがいちばんのお気に入りでした。
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今朝の写真
CANON EOS-30D,Tamron Zoom AF18-250 3.5-6.3
撮影枚数100枚
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