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あほまろとモモちゃんの今朝の浅草日記

平成19年1月29日 (月) 旧暦12月11日仏滅

- 梅の季節 -

日記写真


『今朝の浅草』
 東京に初雪が降るかもしれない。昨日はそんな予想も出ていたのでちょっと期待をして起きたのですが、全くその気はありませんね。それよりも気温は高めで雪にはほど遠い朝になってしまいました。よって、東京の降雪記録は更に更新していくのです。
 ニュースによると、北海道や東北の各市町村で予定されている「雪祭り」も全国的な雪不足で中止を余儀なくされたところも有るようです。

 世界的に有名な「第58回さっぽろ雪祭り」も、今年は平野部で雪を集めるのが難しく、遠く山間部から運んでいるそうです。輸送時間が例年の倍以上、ラックの台数も増えるので費用も数倍要するとか。また、北海道の友人からの頼りで、現在帯広市で開かれているる「おびひろ氷まつり」でも雪不足から、当初全長25メートルを予定していた大雪像を15メートルに縮小され、訪れる人に不評をかっているそうです。それと、この時期忙しくなるスキー競技の会場もどこも雪不足、雪国で人工降雪機まで導入しなければ開催が危ぶまれている競技場もあるそうです。降らなくても降りすぎても雪に悩まされる北国の苦労、ニュースからも伝わってきますね。

 雪とは直接関係の無い話題。さっぽろ雪まつり実行委員会が札幌市在住の十八歳以上の女性を対象に募集している「ミスさっぽろ・雪の女王」の応募者が激減しているそうです。例年は200名を超える応募があるのですが、今年は僅か169人、その中から雪祭りを始めとする道内外の物産展や、国内外への観光PRなど年間約百回のイベントに参加する三人の「ミスさっぽろ」を選ぶのです。北海道といえば北国美人の多いところでも有名なので、応募者は全員そこそこの容姿をしていることでしょう。

 大阪の今宮戎の「福娘」の中に、必ず政治家や資産家のお嬢さんが入っていることの疑惑が飛び交っていますが、“あれはコネ子や”で、済ませてしまう大阪人。金が勝負の世の中、コネでも選ばれるには審査員や関係者に大枚を支払っているに違いない。“それほど強いコネにあやかりたいあやかりたい”、逆に拝んでしまったりするのですよ。

 札幌でも、分母が少なくなったということは、質の低下(失礼)も招くのでしょう。それを良いことに、今年もちゃっかり資産家のお孫さんが入っているとか、噂が聞こえてますよ。今年も雪祭りには行けませんが、テレビの中継で今年の「ミスさっぽろ」とコネ子に期待してますよ。

 我が家のナナちゃんは不細工な顔でミスに選ばれるような容姿とはほど遠いのですが、可愛いから由としましょう。一方、モモちゃんは昔からとっても美犬なんですよ。お婆ちゃんになってしまった今でも、整った顔立ちをみんなに誉められるんです。犬の世界に美犬コンテストが有ったら良かったのにね。
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 “♪梅は〜咲いたか 桜はまだかいな・・・”
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 淡島堂の紅梅は今が盛り、白梅もそろそろ開き始めました。例年より一週間も早い開花です。梅だって、もうちょっと寝ていたかったのに、この気温じゃ桜に先を越されてしまったら大変、そんなこと考えてる訳はないでしょうけど、この数日の暖かさで何か慌てているようにも見えてしまうんです。
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 枝の先端の梅は、明日までに開いてしまうでしょうね。
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 こちらは今が盛りの紅梅です。紅梅は盛りを過ぎるとすぐに枯れてしまうので、この状態を満開と称するそうです。お坊さんが教えてくれました。
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 まるで、絵に描いた梅そのままですね。
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 表紙に写っているもう一つの写真、浅草公会堂前のオレンジ通りの花壇の植え替え工事です。詳細は「今朝の余談」をご覧ください。
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『今朝の雷門』
 立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを季節を別ける日の意味で「節分」といいますが、「節分」と聞けば豆撒きしか想い浮かばないですよね。蒔かれた豆を、自分の年の数だけ食べると今一年の無病息災を授かることができるのですけど、浅草寺の豆撒きはほとんどの豆が直接地面に落ちてしまうので、汚くて食べれたもんじゃ無いのです。この日を喜ぶのはハトだけです。かつて、浅草寺を強制的に追い出されてしまったハトたちもこの日を覚えているのか、奉納提灯枠の上に留まって人が引けるのを待っているのです。

 ハトを嫌がるのなら、浅草寺も他の寺院のように豆を小分けにしたビニール袋に入れて蒔いてはいかがでしょうかね。それともお金はかかりますが、南京豆とか・・・。
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『今朝の一写』
 五重塔を撮影中の外人さん。日本に来てスシ喰って、フジヤマを見て、芸者と遊びましたか。そして観光は雷門で写真撮って、「イチロー!」とでも叫んでバカ騒ぎして帰ってください。今の日本じゃ、当たり前の文化も無くなってしまったかな。
  写真1
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『今朝の境内』

 仲見世から浅草歌舞伎が取られ、節分会の横断幕だけになってしまいました。
   写真2
 覆われた宝蔵門も見慣れてしまいましたね。これが取られたらかえって違和感があったりして。
   写真3

 周りの木々同様に二尊仏も寒そうですね。
   写真4

 月曜日なので通勤通学の方が大勢歩いてきます。観音裏に住む知り合い、“わざわざここを通ら無くても駅には行けるのですけど、せめて観音様の境内だけでも通ってあげなくっちゃね”、元気にお勤めです。
   写真5  
 金竜山浅草寺、こうして見ると立派な建物ですね。御利益も有りそうですよ。
   写真6 
 今朝、とてつもなく伸長の高い外人さんを見付け、写真を撮らせてもらおうと後を着けたのですが、影向堂の中に入ってしまいました。計った訳じゃ無いのですけど、この方、2メートル近く有るでしょうね。手間の大香炉から頭が出ていたほどです。お話を伺いたかったのですが、中で上がり込んでしまったので断念。スポーツ選手でしょうかね・・・。
   写真10
 もちろんですが、桜はまだ蕾もありません。でも、あと一月も経つとこの日記も桜の話題でいっぱいになるのでしょうね。この桜、あほまろは「E-桜」と呼んでいます。個の位置から見る枝振りが英語の
「E似ているからです。咲き方も「Eですよ。
   写真11
 
 浅草神社です。鳥居には、まだ注連縄が着いてますね。
   写真12
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 浅草に直接関係の無いお話も多いですが。ここは、あほまろの呟きですかね。
『今朝の余談』
 
浅草公会堂前の道路舗装がオレンジ色なので、この通りをオレンジ通りと呼ばれています。この両側にはこのように常設の花壇が並び、季節に応じた花が植えられているのですが、違法駐車や違法駐輪、また薬屋や靴屋などが商品や看板で覆ってしまう所も有って、気付く方は少ないのです。

   写真13
 お正月はこのようにおめでたい飾りでしたが、これからは春の花に変わるのです。 
   写真14
 ほらね、造園業者が運んで来たのは素朴な春の花です。通りかかったお遍路さん、花に向かって手を合わせていましたよ。せっかくお金をかけて飾られている花壇です、周りを奇麗に保つことも必要じゃないのでしょうかね。花にも命が宿っているのですから。
   写真15


今朝の写真
CANON EOS-30D,CANON ZOOM EFS10-22 F3.5-4.5 / EFS17-85 F4/5.6 IS
撮影枚数107枚
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