予報では雪になるかも知れないといっていました。予想通りとっても寒い雨の
朝になってしまいました。モモちゃんは外に出るのを嫌がってますが、強引に引
っ張って嫌々付いてきます。こんな朝の散歩なんてあほまろだって嫌なんだから
ね・・・、モモちゃんのためにやってあげているんだけど、どっちかというと毎
日続けている雷門や浅草寺の記録を残すってのが目的になってしまったのかも知
れませんね。
　浅草寺裏広場で行われていたガサ市は昨日で終了し、今朝から取り壊し作業が
行われております。でも、各町内では個人用の注連縄や松飾りを売るテントが出
され、ことらは年末ギリギリまで営業をするのです。
　浅草公会堂では、浅草歌舞伎の準備が総て整いました。玄関先には祝い樽が積
まれ、出演者の幟が揃って後は正月２日こけら落としを待つばかりです。これか
ら練習が始まるのか、楽屋口では地方連が三味線や太鼓を持って入っていきまし
た。こんなのを見ているだけでも、何かワクワクしてしまいますよね。開幕が楽
しみです。
　おや、いま外を見ると雪が舞っています。予報通り本当に雪になってしまった
んですね。もっと振るようだったら、もう一度カメラを持って出向かなくっちゃ
ね・・・。
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　昨日は天気も良かったので、助手の古麻呂を連れて正月の準備をする下町の雰
囲気を撮影してきました。吾妻橋を渡り立派な門松を飾った向島の料亭街を抜け
て、子育観音、白髯神社、石浜神社、今戸神社など七福神ゆかりの寺院を巡って
みました。七福神を巡るといっても納経帳を持って歩いた訳じゃ無いんですよ、
お正月の準備をしている光景が撮りたかったのです。
　普通は初詣で賑わう境内や町並みを撮るのが一般的なのでしょうが、あほまろ
は準備をしている雰囲気が好きなのです。浅草のイベントも同様、無事終了出来
ることを目的のイベントよりも、その前に延々と要する準備の様子にこそ、イベ
ントの成功にかける関係者の努力が見えているのです。
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　日曜日から５年分の雷門の記録を公開したところ、あほまろの写真を生かす提
案が数件の問い合わせが舞い込んできました。出版の関係が多いようですがどれ
もたいした提案じゃ無いような、“総てを並べてもおもしろい”とか、“日記と
の連動が良い”、等々どれも誰もが考えつくような内容なのです。中には、“浅
草寺の許可を取って撮影しているのか”なんてとんでもない内容のメールまであ
りました。こんな写真に浅草寺の許可が必用なんて聞いたことも無いですよ。何
かの提案をすると、こんなのが良く舞い込んでくるのです。また、“同じような
事を自分は２０年以上もやっている、あんただけじゃ無いぞ！調子に乗るな！”
ってのも。
　あほまろの「戯絵（あじゃらえ）」で出版した時もそうだったように、いつも
何か新しいことに挑戦し、それをなんらかの方法で公開すると、必ず反発する意
見の方が多いんですよね。あの時は、“浮世絵にも版権が有るのだ”なんてのが
一番多かったように記憶しております。浮世絵コレクターのあほまろに対して無
礼千万なこと、ちゃんと所有しているものだけを使っているっての信じないんで
すよ。もっと前向きな意見が言えるように努力しなさい・・・。そんなメールを
送りつけてやりましたよ。
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　あほまろのホームページも今日で７０万回を超えるようです。最近では、毎日
のカウンターが６００〜７００回上がっているようです。でも、同じ方が一日に
何度も訪れることを考えても平均すると５００人ほど見てるのでしょうね。これ
ほどの方が毎日読んでくれているってことが、あほまろに続ける気力を持続させ
ているのでしょう。
　昨日、我が家には新しいｉＭａｃがやってきました。今まではパワーブックに
別モニターを繋いで作業をしていたのですが、これからは２０インチｉＭａｃで
我が家でもバリバリ作業ができる環境になったのです。この正月は、以前から気
になっている過去の日記の整理の整理をして、もっと読みやすくする作業を考え
ております。過去の日記の写真を見ているだけでもなんとなく変わっていく浅草
の雰囲気を感じてもらえるように。
　平成１１（１９９９）年１１月２７日に浅草に引っ越してきてから来年は、７
年目、この日記の公開を始めて６年目となります。いつまでも続けて行きたいと
思っているのですが、最近のモモちゃんは体力が落ちてきているような・・・。
あほまろの病気よりも、それがちょっと気がかりなのです。