平成16年(2004)11月15日 月曜日

- まだ暗い散歩 -

 雨の朝です。これから出かけなければならないので、今朝の散歩は6時起きで
すよ。雨のおかげでまだ薄暗いのですが、この時間に愛犬との散歩をする人達も
多いのにちょと驚きです。みなさん見かけたことの無い顔ぶれ、時間帯が違うと
まるで余所の土地を歩いているようなのです。
 雷門前に、けたたましいサイレンを鳴らしたパトカーや覆面パトカーがたくさ
ん集まってきました。大声で怒鳴り合っている連中が捕まったようですが、いっ
たい何が起こったのでしょう。最近は抗争事件なども多発しており、そんな関係
の連中なのかもしれませんね。
 モモちゃんが用を足しているあいだに、雷門前派出所には、7〜8台のパトカ
ーが取り囲んでいます。近づくのが恐いので雨の中ですが、事が済むまで静観し
てましたよ。
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 “商売繁盛!家内安全!いよぉ〜、シャンシャンシャン・・・・”威勢の良い
かけ声と同時に手締めの音が響く鷲神社境内。昨日は二の酉に行ってまいりまし
た。今年は三の酉まであるので賑わいが分散してしまうだろうと思っていたので
すが、さすが酉の市ですね。ちょうど日曜日の開催とあって、境内は身動きがと
れないほどの混雑です。
 毎年代わり映えのしない境内の熊手売りの様子ですが、年々変わっていくのが
、大熊手に下がった売約札の名前です。個人商店や小規模な会社の名前は判りま
せんが、誰もが知っているいわゆる大手の会社や有名人の名前は弥が上にも目立
っているのです。
 昨年までは境内に入ってすぐ左のお店の正面を飾っていた石原都知事と軍団軍
団のバカでかい熊手は姿を消し、その変わりに今話題のIT企業の名前がぶら下
がっています。
 手作りのエコロジー熊手で有名な吉田屋さんの店頭には、お馴染み歌舞伎俳優
を始め落語家さんなどの有名人の名前が並んでいます。ここのおかみさんは、有
名人だから誰でも名前を飾るという訳ではなく、長年お得意さんになってくれた
方々だけを掲げているのだそうです。どうりで、ちょっと出で有名になった連中
の名前なんてのが無いんですね。ここに名前を出して貰える芸能人は超メジャー
って訳なのかも知れません。それにしてはなぎら健壱の名前も・・・、下町では
メジャーなんですね。
 吉田屋さんの熊手はとっても高いのでも有名です。お手軽なミニサイズ熊手が
3500円、お隣のお店では500円。この7倍の違いは総てが手書きなのと、
プラスチックや新素材は一切使わず、和紙と竹だけでこしらえているのだそうで
すよ。芸能人の名前が下がった大きな熊手は最低7万円からとかいってました。
7万円からっていうからには、きっとみなさんご祝儀と共に10万円は払ってい
るのでしょうね。
 毎年買おうか買わないかと行ったり来たり躊躇している吉田屋さんですが、今
年は清水の舞台から飛び降りたつもりで買ってしまいましたよ。っていっても、
下から2番目、上から数えるのもおこがましいちっちゃい熊手に大枚6500円
も出費してしまったのですよ。来年こそは景気が良くなって欲しいことを願って
シャンシャン・・・を、期待しても無理ですよね、こんなちっちゃいんじゃ。
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 あほまろの家にはご存じの通り、犬が4匹もいるのでいつも誰かが家にいなけ
ればいけないのです。ですから、なかなかみんなで旅行に出かけることもできま
せん。しかし、年に一度だけは子供達が留守番を担当して夫婦で旅行をすること
になっています。
 一昨年は我が家の菩提寺のご本尊の地、福井県の永平寺、昨年は日本の神様の
原点である伊勢神宮のお参り、とくると当然今年は神話の国の出雲大社なのです
よ。これから年に一度の御利益旅行に行ってまいります。
 今日は伯耆の国の米子に泊まり、明日はいよいよ石見の国の出雲大社を参拝す
るのです。この時期はカニが美味しいでしょうね。そんな訳で、明日と明後日は
浅草から離れた日記になってしまいますよ。モモちゃんには悪いけど・・・。
 それでは、行ってきます〜!
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 大国主大神は、「だいこくさま」と申して慕われている神さま、「天の下造ら
しし大神」とも申しますように、私達の遠い遠い親達と喜びも悲しみも共にせら
れて、国土を開拓され、国づくり、村づくりに御苦心になり、農耕・漁業をすす
め、殖産の法をお教えになり人々の生活の基礎を固めて下さいました。
 また、医薬の道をお始めになって、今もなお人々の病苦をお救いになる等、慈
愛ある御心を寄せて下さったのです。だいこくさまは、救いの親神さまであると
共に、すべてのものが「おのずから」の姿にあるように護って下さる親神です。
(出雲大社のホームページより)

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数35枚