平成16年(2004)11月1日 月曜日

- 新札登場! -

 とうとう11月になってしまいました。今日から世の中がガラッと変わるので
す。そう20年ぶりにデザインを一新した千円、五千円、1万円札が登場するの
です。バブル時代と不景気時代の両方を生き抜いた古いお札が刷新されることで
、これから年末にかけての消費が増えて景気が回復してくれることを願います。
 今度のお札、いったいどのような社会を築いてくれるのでしょうね。樋口一葉
さんの優しいまなざしで明るい日本になってくれることを望みます。この新札は
、今朝午前6時から日銀が一斉に金融機関に配送するとのこと、銀行の窓口で両
替してくれるのは早くてもお昼頃になるとのことです。その前にどうしても新札
を使ってみたいと思う方は、日銀本店の窓口では午前9時から一人1枚づつに限
って両替してくれるそうですよ。そして、どっかでさりげなく使ってみたら?
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 浅草は早朝からの雨はあがりましたが、まだまだぐずついたお天気です。昨日
のような寒さはないのですが、濡れた路面を歩くモモちゃんが可愛そうです。水
溜まりを避けながら歩いているのですが、どうしても避けられない箇所は跳びは
ねながら、時々失敗してあほまろにも飛沫を飛ばすんですよ。そのたびに、顔を
見上げて“ごめんね”って言っているような態度、とっても可愛いんですよ。
 浅草寺境内で開催されている「菊花展」の「大懸崖」にもようやく花が開いて
きました。真っ白い大咲きの菊なのです。満開になるまでにはもう少し時間を要
するのでしょうけど、その中の1割程度がほぼ満開状態でした。総てが開くと、
見事ですよ。この調子で開花していくと、ちょうど文化の日には満開になるので
しょうね。文化の日には「東京時代祭」が開催されます。見物にいらっしゃる方
、是非境内の「菊花展」もお忘れなく。
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 浅草寺境内には、昨日から中越地震の災害義捐金を募集する立て看板が出され
ております。お賽銭とは別に用意された募金箱ですが、お賽銭は出してもこっち
の方には誰も感心が無いような・・・。せめてこの時期、あほまろはお賽銭は止
めて募金の方に入れてあげてますよ。それ以外にも、あちこちで行われている大
口の義捐金にも、ちゃんと協力しております。
 先日、とある方から頂いたメールで、「現場はまだまだ混乱しているし、人出
も足りていません。そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を
陣取っています。小千谷市役所の正面に車を止めている為に、救援物資を運ぶト
ラックは遠くに止める事しか出来ず、ボランティアの人達がせっせと現場に物資
を運んでいますが、報道陣はそれを手伝う気配すらありません。心労と肉体的疲
労が積もっている被災者の方々に当然のようにマイクを向け、24時間カメラを
回し続ける神経もさっぱり理解できません。」、そんなことが書かれています。
 また「数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかと尋ねられ、
仮設トイレを案内したところ“私に仮設トイレを案内するつもりかね?”と、言
われたそうです。」、政治家先生の視察ってのは単なる宣伝活動、誰が訪れたと
したって、現場の状態が改善されることは無く、ただ邪魔になるだけ・・・。
 現場に行って混乱させるよりも、匿名で義援金を出してあげる政治家さん、そ
んな方って居ないでしょうね。もちろんあほまろはいつも匿名で送ってますよ。
 寒さが厳しくなり、被災地で頑張るみなさんのため、みなさんも応援してあげ
てください。物資は充分とことなので、やっぱりお金が良いでしょうね。今日か
ら新しくなる新札も見せてあげましょう。
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 昨日、お台場一丁目商店街の昭和文化劇場で、富士山でお馴染みの銭湯のペン
キ絵実演が行われました。友人の町田氏が司会し、ペンキ絵師の中島盛夫さんが
2.7メートルx1.8メートルの大きなパネルにペンキで富士山を描いていく
のです。
 風呂屋で描くのと同じく2時間で仕上げてくれとの依頼だったそうですが、普
段書いているお風呂屋さんのキャンバスはその3倍も有ろう大きなもの、時間調
整など出来る訳ないですよね。下書きも無い真っ白いキャンバスに向かって一気
に下絵を30分で描き上げてしまいました。
 時間調整のため長めの休憩時間をとり、再開して40分で完成。制作時間70
分、正に名人芸です。こんな絵を見ながら湯に浸かったら気分は「極楽、極楽」
あほまろの家にも、中島盛夫さんが描いてくれた富士山が貼ってあるのですよ。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数31枚