小雨が降っていますが、気温は高めなので歩いていてもちょっと汗ばむくらい
です。こんな日のモモちゃんは元気がありません。先日のような土砂降りの時に
は濡れるのを楽しんでいるようにも見えたのですが、中途半端に濡れるのは嫌な
のです。モモちゃんだけじゃなく、あほまろだって嫌ですよ。
　今朝の境内はあっちでもこっちでも中国語だらけ。台湾訛りじゃ無いので中国
本土からの観光客なのでしょうね。経済発展が著しい中国、観光旅行が始めて許
された団体が大きな幟も持って取材陣に囲まれながら雷門前で記念写真を撮って
いたのはつい３年前ですよ。それ以来どんどん増えていって、今では個人旅行も
許可になるそうです。
　モモちゃんの側にも寄ってきました。珍しそうに見ているのかと思ったら、中
国では、モモちゃんのような“アカイヌは食用に飼っているんですよ・・・”通
訳の言葉に驚き。この連中みんなして、モモちゃんが美味しそうと思って見てい
たのですかね。恐い恐い。
　そういえば、テレビで松坂牛の特集でもバイヤーが牛を見て、“これは美味し
そうだ・・・”、なんて言ってたのを思い出しますよ。食用として飼っている動
物なのでそんな表現も許されるのでしょうが、ペットをそんな目で見て欲しくは
無いですよね。
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　ペットじゃなくても可愛がっている人もいますよ。公園中央通りには、４〜５
匹の野良猫が住んでいます。いつもは駐車場の隅の段ボールの中で暮らしている
のですが、その一匹が先日子猫を四匹産んだのです。産まれてまだ目が良く見え
ないうちに一匹は自動車に轢かれてしまったのですが、残った三匹は元気に親猫
とじゃれ合っています。
　飲食店のおばちゃんが、毎日残飯やお水をあげておりますが、急に雨が降りだ
してしまったので、小猫たちはどっかに待機してしまったようです。帰ってきて
も濡れないようにと、おばちゃんが小屋に傘をつけておりました。早く帰って来
てね。ここまですると、野良猫もペットと同じなんですね。ダメですよ、美味し
そうなんて顔で見るのは・・・。
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　東京・上野の森美術館では、今日から大兵馬俑展が開催されます。中国・西安
郊外で発掘された兵馬俑（へいばよう）の３０周年を記念して始めて日本にやっ
て来たのです。秦の始皇帝が自らの遺体を守るために約８０００体作らせたとい
う兵馬俑は、一人一人の顔つきまで忠実に作られており、感動ものです。
　あほまろは二度ほど西安の博物館の招待で、現地を視察したことがあります。
広大な畑の下に埋められた兵馬俑は、地区別に発掘して調査され、調査が終わっ
たものから次々に元のように埋められていくのです。ここでは、兵馬俑の他に、
数々の風俗資料も発掘されております。犬や猫を始めとするペットや家具調度品
なども粘土で精巧に作られております。中でも大いに興味があるのは、当時の本
物のお酒が大量に出てきたこと。西安の博物館に保存されているといわれるその
お酒、すでに誰かが味見をしたのでしょうね。飲んでみたいですね。
　今回の展示では、「文官俑」「百戯俑」を含めた過去最高の２２体の兵馬俑の
ほか、青銅製の兵器など１３４点が展示されております。会期は来年の１月３日
までです。このチャンスにぜひご覧になってはいかがでしょうか。