平成16年(2004)6月28日 月曜日
- 頭が頭痛 -

 久しぶりに寄席に行った帰りに知り合いの師匠と飲み過ぎてしまいました。あ
ー頭が頭痛のような頭痛で何も考えさせてくれない、あーぎもじちわるぅ・・。
 いったい何を飲んでこんな状態になってしまったのでしょう。何も食べないで
飲んでしまった弊害なのでしょうかね。あーそれにしても頭痛が痛い、モモちゃ
んと歩いている足はまだ千鳥足のようです。バス停を発進するバスのやろうが、
あほまろの真ん前で頭痛の頭の頭痛の芯まで届くようなでっかいクラクションを
鳴らしやがって・・・(怒)、バスは歩道を走れ〜〜!違うか・・・
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 頭が頭痛なので、今朝の散歩の記憶は何にも覚えていないんです。頭痛と吐き
気と耳鳴りと・・・、あまりにも気分が悪いので浅草寺本堂脇にボーッと座って
いると、旅行者風のおばちゃんが写真を撮っています。目立たない所に置いてあ
るでっかいのに目立たない石、そういえば昔からここに有った石だね。
 石の前に能書きが書かれているのですが、二日酔いの頭では何が書いて有るの
かも読み取れないんですよ。とりあえずあほまろも写真を撮って帰って拡大して
読めばなんとかなるだろう・・・。
 おばちゃんは水戸がなんたら肛門がなんたら、じゃ無い、水戸と言えば黄門ち
ゃまの方だったっけ。頭が頭痛のあほまろの頭が頭痛になりそうな難しこと喋っ
てましたよ。
 帰ってから読んでみると、浅草寺本堂完成を記念して寄贈された石のようです
。バカでかい石が何の意味を持っているのかは不明ですが、その前に能書きが書
かれた立派な石版が有りますよ。以前も読んだことが有りましたが、頭痛の頭で
もそれがおかしいと解るようなおかしな能書きなのですよ、これが。
 奉納
 昭和三十三年十月十八日
 浅草寺本堂完成記念
 水戸徳川頼房公
 水戸黄門光圀公
 家老三木左大夫源之幹
 子孫三木敬次郎
 でっかい石版に、これだけ。この三木左大夫源之幹なる者を調べてみると、確
かに幕末期の水戸藩の執政若年寄に名前を連ねておりますが、倒幕軍に荷担した
戦いで失敗し、家屋敷氏姓名を没収され、家族全員他家預けとなってお家断絶に
至った可愛そうな方のようです。その子孫を名乗っている方がこのでっかい石を
寄贈したのでしょうなのでしょうかね。
 それにしても、「水戸徳川頼房」と並んで書かれている「水戸黄門光圀」、ち
ょっと変な記述ですね。徳川光圀の異称水戸黄門の方が知名度が高く解りやすい
からなのでしょうが、普通はこんな表記をしないような・・・。
 でもですよ、頭痛の頭で深く考えなくても先の副将軍徳川光圀公は寛永〜元禄
に活躍した方、また徳川頼房公に至ってはもっと古い慶長時代の水戸藩主。何で
幕末期の執政若年寄が家老としてお勤めしていたのでしょうかね。それも、幕府
に逆らう立場だったような人が・・・・。
 妙に謎めいた嘘っぽい石版。頭が頭痛になりそう、っていうかすでに頭痛の頭
を更に痛くするんだよね、こんなの・・・。
 そっか、人気時代劇の水戸黄門のドラマの中にも没後に活躍した平賀源内や山
東京伝も出てたっけ、そんなもんかな。(昔は由美かおるのファンだったよ、今
も秘密基地の便所通りに、ネグリジェ姿の色っぽいホーロー看板の中から微笑ん
でくれてますよ、関係ないか・・・。なにせ頭痛なもので )
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 こんな気持ち悪い朝を向かえるのはこりごりです。よーし!あほまろは金輪際
酒を飲まないぞ!禁酒禁酒禁酒、あほまろは禁酒を浅間神社じゃなくって、禁酒
を宣言するぞ! 阪神ガンバレ!

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数24枚