何人かの方から見るよってメールを頂いたので、約束通りに昨日の日記で紹介
した浅草寺の定点カメラの前に、ちゃんと約束の７時４０分〜４５分ころまでモ
モちゃんと一緒に行ったり来たりしておりましたよ。見えましたか。
　日曜日とあって観光客の多い中、同じ場所を行ったり来たり、更にはビルの屋
上に向かって手を挙げるあほまろ。周りの方々は怪訝な顔で見ています。やっぱ
りちょっと恥ずかしかったですよ。でも、帰ってメールをチェックすると富山の
方と三重の方から“見ましたよ”ってメール頂いておりました。便利な世の中に
なったものですね。毎日同じような時間にここを通過しておりますので、あほま
ろとモモちゃんを見たい方はメールで知らせてくださいね。でも、画面が小さく
て顔は判断出来ないとおもいますけど、モモちゃんと一緒なのでたぶん解ると思
いますよ。
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　初夏は色とりどりの花が咲き乱れ、全国各地で花にまつわるイベントがテレビ
のニュースで紹介されておりますね。
　ここ浅草周辺で有名な花に関するイベントは、なんといっても７月６日〜８日
入谷の「あさがお祭り」と、翌日の９日〜１０日浅草寺の「ほおづき市」でしょ
う。台東区はこの二つのイベントで本格的な夏がやってくるのです。
　また、毎年５月末と６月末の土日に観音裏で開催される「植木市」も有名です
よ。昨夜、女房と二人で夕涼みを兼ねて観音裏に出かけてみました。天気予報で
は雨との予報だったのですが、予想に反して雨は無く、大勢の方々で賑わってお
りました。本来は、浅間神社の山開きを記念するお祭りに合わせて開催されるよ
うになったそうですが、現在では肝心の浅間神社よりも「植木市」の方が有名に
なってしまったようですね。
　富士山の山開きは７月１日です。江戸時代から「富士講」を唱える連中は、霊
峰・富士を詣でるため、白装束の行者姿で、日本橋から１２０キロの行脚を行っ
たそうです。
　そんな伝統の風習を蘇らせようと、現代の「富士講」連中が、甲州街道から富
士吉田市に入り、吉田口登山道から山頂を目指して日本橋を出発する姿が報じら
れておりました。今年は富士吉田市と都内から有志六人が参加し、三十日には富
士吉田市に到着し、北口本宮冨士浅間神社で行われる開山前夜祭に参加する予定
なのだとか。
　実は、台東区にも富士山が有るのです。そう、小野照崎神社の境内には富士山
をかたどった築山があるのです。江戸時代に結成された富士講連中も、お年寄り
になってくると富士登山は容易ではないとのことから、講中は江戸各地に模造富
士を築いてそれに登って同じ御利益を頂いたのが始まりなのです。しかし今に伝
わる富士塚は年々少なくなり、富士の溶岩で覆われた原型によって造られた当時
の富士山が残っているのはとっても珍しい物となってしまったのですよ 。それで
、昭和５４年５月には、国の重要有形民俗文化財の指定も受けた由緒正しい富士
塚なのです。毎年６月３０日と７月１日には、本物と同じくちゃんと山開きも行
われるのです。この富士山に登れるのは、一年間でこの日だけなのです。
　今ではマンションやビル郡に囲まれてしまった小野照崎神社ですが、戦前まで
はこの富士塚に登ると本物の富士山が見えたそうですよ。
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　台東区内には、もう一つ花にまつわるイベントが行われていると聞いたので、
行ってみました。お酉さまで有名な「鷲在山長国寺」では、６月最終土日に恒例
の「あじさい祭」が行われているというのです。
　台東区に住んでいてそんなの全く知りませんでしたよ。聞いたからには、居て
も立って居られなく、もちろん立たなきゃ歩けないので、行ってまいりました。
　確かに、やってます。大きな看板とアジサイの鉢が三個ぶら下がっている山門
を潜り、境内に入ると本堂正面左右に二つのテントが張られ、確かにあじさいの
花がたくさん並んでいます。その前には、係員４名が待機するテントと案内所も
設けられてはいるのですが、肝心の客が・・・。せっかく出向いて来たので、大
勢の客で賑わう様子を撮りたいと、待つこと１時間ちょっと、ようやく赤ちゃん
を抱いた女性が一人やって来ました。
　綺麗なアジサイの花を子供に見せています。テントの中で暇そうにしていた係
員が水を得た魚のように女性の元に走り寄って行ったのですが、その姿に驚いた
のか、せっかくのお客さん逃げ出してしまったじゃないですか。
　結局、その方だけ。“いつもだったら、数十人の客でごった返しているんだけ
どねぇ”、係員が嘆いていましたよ。このお祭りは今日まで、どなたか行ってあ
げましょう。
　一応そんな様子を写してきましたけど、写真館に載せるような内容じゃないよ
うですね。