平成16年(2004)6月25日 金曜日
- 犬の行動 -

 今にも雨が降りそうなお天気です。降り出す前に散歩を済ませなくっちゃ、そ
う思って飛び出したのですがやっぱり途中でちょっと降り出してしまいました。
でも、そんなに強い雨じゃ無くパラパラと断続的です。こんなのじゃ傘を取りに
家に戻るまでもないでしょうね・・・、そんな気持ちと裏腹に強くなったり。戻
ろうかな、そして止んだり。やっぱりこのまま散歩を続けよう、また降ってきた
り・・・、しているうちに浅草寺境内まで来てしまいました。
 やっぱこんな日の境内は寂しいですね。人っ子一人もいないのですよ。といっ
てもお線香を売る大人は歩いていますけどね。でも、この「人っ子」って表現は
子供って意味じゃないですよね。広辞苑で調べてみると、「ひと」を強めていう
語とあります。っていうことは、大人も人っ子の中に入るんじゃないですか。じ
ゃ、今の表現は間違いですね。人が1人だけの境内って言わなくちゃいけなかっ
たですね。そんなこと考えながら暫く賽銭箱の前に座っていると、小学校に通う
子供がちゃんとお参りして通り過ぎていきました。
 ほら、これで人っ子一人通過していったよ。そんなそんなとっても静かな境内
でしたよ。
 茅の輪潜りが続く浅草神社境内では、雨を避けるためなのか神社のトラが大祓
の記帳台の下でくつろいでいます。面白い光景なので写真を撮っていると、いつ
も浅草物産展等で、全国を回っているという新仲見世のご主人に声をかけられま
した。函館のデパートが終わって、今度は山形だそうです。色々と旅行できて良
いですね。あほまろもイベントで各地を旅したことがありましたよ。毎晩その土
地の地酒と名物料理を探して繁華街をブラブラ、それが旅の楽しみの一つなので
すよね。山形といえば「十四代」今では東京でも飲めますが、やっぱ地元の空気
の中で飲むのが一番美味しいですよね。旬の「だだっちゃマメ」と一緒にね。
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 昨夜のテレビ番組で犬の習性を科学的に観察した番組を観ていると、犬は電磁
波を感じ取って行動していることを実験しておりました。でも、あの実験は犬の
行動の総てを把握している訳じゃないのです。確かに犬は人間以上に高周波や電
磁波を感じ取る能力を有しているのですが、直接その周波数を感じ取っている訳
じゃなく、発達した聴覚や臭覚がまるでテレパシーでも受信しているかのように
反応して見えるだけなのですよ。
 確かに家の犬たちも家族が玄関に近づいて来ただけで感じ取りますが、それを
電磁波だと言えるのでしょうかね。確かに、人間も生き物ですから心臓は脈打っ
ており、その振動は外にも飛び出しているのでしょう。でも、周波数にして1〜
〜2ヘルツ(1分間に70〜80回)、人間の耳には感じ取れないほどの低い振
動です。犬だってその心音が聞こえているわけじゃなく、足音や体臭をいち早く
感じ取って行動しているだけなのです。
 電磁波を感じる動物として有名なのは鳥たち、特に渡り鳥が有名ですね。昔か
ら色々な研究期間が実験を繰り返しているようですけど、未だにその実態の把握
には至っていないようです。
 地球の自転で、大気と接触する摩擦で発生する電磁波を頼りに飛来しているの
だそうですが、あまりにも誇大妄想的な説明には片目をつぶってしまいそうです
よ。そういえば、田舎の家に巣を造るツバメってのは、必ず家に引き込んで居る
電線の側か、軒先を這う電線や碍子の上に巣を造っているのが目立ちますね。
 都会のカラスやハトなども、電線や電気器具の側に巣を造るのが多いそうです
。そういえば、我が家のベランダに置いてあるエアコンの室外機の裏にも、ハト
が巣を作る準備をしていたのです。まだ材料を運び込んでいる最中のようだった
ので、総て片づけてしまいましたが、これがもしヒナ鳥でも居たとしたら、片づ
ける訳にはいかないでしょうね。
 浅草寺を追い出されたハトたちの必死の思いで探した安全な場所。片づけない
で、見守ってあげるても良かったのかな・・・。

今朝の写真
SONY DSC-F828
撮影枚数22枚