2003年5月12日 月曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数18枚

結束

 寝込みを襲われた関東大地震!震源は
千葉県北西部で震源の深さは約60キロ
、地震の規模はマグニチュード5.1。
昨夜は久しぶりに大きな地震が2度も起
こりました。我が台東区の震度は3と発
表されています。都内では、お隣の江東
区だけが震度4。この差はいったいなん
なのでしょう。台東区だってゆらゆら、
ぐらぐら。あほまろなんて、枕を抱えて
外に飛び出しそうになったんですよ。
 今朝の朝刊を分析してみた結果。東京
都内の震度は3強で、なぜ江東区だけが
1度多いかという理由が判明しました。
江東区では、揺れで起きた男性が室外に
出ようとした際、居間で倒れてきた本棚
が背中に当たり軽傷を負ったそうで、こ
の地震で怪我人が出た場合、通常の数値
よりちょっと上乗せをするのが慣例なの
だとか。
 最も、震度なんてのは、感じた場所に
よっても大きく違うそうです。あほまろ
は、マンションの10階に住んでいるの
で、震度1〜2程度の軽度の地震で有っ
ても、下の階に住む方々より大きく感じ
るのです。でも、昨夜は凄かったね。
 そんな怖い夜も明け、雨上がりの朝を
向かえました。我がマンションの下では
三社祭のお囃子屋台も完成し、寄付張り
出しのベニヤ板の取り付けが行われてい
ます。この状況になるともう当たり前で
、誰もお祭りの話題を持ち出す者は居な
くなるのです。だって、これはもうお祭
りが始まった証拠なんですから。
 三社祭りが終わると、誰もが無口にな
るのです。過ぎ去った想い出を忘れ去り
、それまでおろそかになっていた仕事に
邁進するためなんです。とりあえず三社
祭をマスクさせるのは、次の花火大会が
有るからです。今年は何処で見ようか、
今年は何処で飲もうか、あちこちからそ
んな話も聞こえ出すのです。でも、会話
の節々には遠慮がちにかいま見られるお
祭りの影。寂しいんですね。
 サンバが終わって夏が過ぎるとその状
況は一変するのです。さ〜来年の三社祭
は、何の宮だ、やれハナを担がせろ、担
がせない・・・。居酒屋で盛り上がる若
者達の話題は三社祭一色なのです。おま
けに、宴席のお開きは三社締め。
みんなお祭りの“なおらい”のような気
分になっているのです。
 それからは三社祭の話題だけで正月が
過ぎ、桜が散るころまで盛り上がるので
す。その頃から始まる三社祭に関しての
各町会の打ち合わせ会議。青年部の神輿
渡御の会議。等々、近所の連中は毎日の
ように集まって難しいお話をしているよ
うです。
 そして、ゴールデンウィーク。この頃
からがまた不思議、三社祭の話題がぴた
っと途絶えてしまうんです。みんな、あ
と半月後に迫った本番に向けて鋭気を蓄
えているようにも感じられるんですね。
じ〜っと、その日が来るまで・・・。
 昔は余所者として、こんな状況がとっ
ても不思議でした。しかし、この連中の
中に入って4年目。なんとなくその感情
が判るようにもなってきたのです。特に
あほまろの友人が多い観音裏の連中との
お付き合いで、地元意識の強さと、彼ら
の祭りにかける情熱をひしひしと感じる
のです。
 三社祭は、神事を通り越し、地域ぐる
みの連帯意識を結束するイベントでも有
るようです。
 注:昨日までの変な表現は、評判が悪
いので中止することといたしました。