2003年5月11日 日曜日

今朝の写真
SONY DSC-F707
撮影枚数28枚

あほまろ散歩漫談

 三社祭まであと一週間となりました。
家々の軒先には提灯を取り付ける台座と
熨斗紙が揃い、あとは提灯を待つだけで
す。あほまろの町会では、神酒所とお囃
子台が造られています。こんな光景を見
ていると、早くも遠くのほうから祭囃子
が聞こえてくるような。ワクワク気分、
近所のおばちゃんも意味もなくハイにな
って喜んでいました。
 今日は神田明神の本祭りです。ここ浅
草でも、朝っぱらから祭り装束に身を包
んだ若者がチラホラ。きっと応援に行く
のでしょう。そして、いよいよ本番を向
かえる我が、三社祭の予行演習気分なん
でしょうね。
 “あほまろ散歩漫談”。この二日間、
今までと違った口調で書いてきたこの日
記。数名の方から励ましのメールを頂き
ました。その中の一通、川越のあきこさ
んは、“今日のような書き方がとっても
楽しくて、あほまろさんとモモちゃんの
後ろ姿が見えるようです。毎日この調子
でやってください・・・”、なんていわ
れてしまいました。冗談あきこさん、あ
んな調子でも考えるのに、いつもの日記
の倍以上の時間がかかってしまうんです
よ。でも、“あほまろ散歩漫談”ってフ
レーズは頂かな。
 さて、それでは!チョ〜ン!
 連続“あほまろ散歩漫談”第三回。(
急にタイトルを変更しちゃったりして)
 さて、宝蔵門に着いたらば、黄色い旗
をなびかせた団体旅行のバスガイド。ど
うしてあなたはマスクなの。マスクの中
の熱弁も、日曜日の混雑で、聞いてる者
の気もそぞろ。ほとんど不明の意味不明
。側でキャーキャー人溜まり、知ってか
らでも三年目、ハトに餌やるオッサンが
、大きなポーチにマメ詰めて、観光客に
配ってる、特にお目当て女学生。キャー
キャー騒ぐその側で、ムッツリ顔がほこ
ろびる。これが本音で通ってくる訳、そ
んな訳ない普通じゃ出来ない見上げた根
性。思うに毎朝餌代も、年金暮らしじゃ
間に合わない。きっとドッカのご隠居さ
ん。旦那と呼ばれる人だろか。お天道様
が傾くと、トンチンシャンとかこつけた
、観音裏のお姉さん、いらっしゃいませ
よとチリトテチン。そんな風流やってる
訳、勿論あるわけないオジサン。
 宝蔵門のその脇じゃ、愛犬仲間の犬自
慢。中でも一際目立ってる、近所で評判
若奥さん。何故かみんなが寄ってくる。
よってたかって、彼女の犬を褒め称え、
そのまま彼女を比喩してる、朝っぱらか
らよくやるよ。まるで、落語のネタのよ
う。町内の若い衆たちが、よってたかっ
て、こさえてくれた腹の子か?
 たいしたもんだよ天下の観音。バーベ
キューでも滅多に使わぬ大きな焚き口こ
の囲炉裏。中で燻る線香の煙を体に染み
込ませ、悪いところを治癒すると、誰が
言ったか迷信か、これが新興宗教じゃ、
原価数円売価百円この線香。祈祷済みと
の霊感商法疑われ、そんなところじゃ有
る訳無いよ御利益も。しかし天下の観音
様じゃ、ん万円の宝珠や壷を、桜田門も
手を出せぬ。
 さて隣に控えしは、三社祭で有名な、
浅草観音縁起場所。浅草神社の境内は、
出番はまだかと言いたげに、三基の神輿
がお顔見せ。しかし、最近年末からは、
ちょっと異例のお疲れよ。時ならぬ寒い
外気に晒されて、テレビドラマに振り回
されて、江戸四百年のなんとやら、今年
の示現会誕生日。引きまわされてくたび
れた。書いてる私もくたびれた。