鎌倉時代の狩装束の射手らが、疾走する馬上から的を射抜く伝統行事「浅草流鏑馬(やぶさめ)」が隅田公園の特設会場で行われました。

 江戸時代、浅草神社の正月行事として毎年1月5日に実施されておりました。「浅草寺志」・「東都歳時記」によると当時の模様は以下のように行われていたようです。

 流鏑馬は、三社大権現の神職でもあった田村八太夫が流鏑馬に用いる弓矢を三社大権現に持参し、社人四人を従え共に内陣にて祝詞を読む。次に四人は内陣より退出し、外陣において神楽を奏し三番を舞う。この神楽が終わると弓矢を神前より下げて社人に授ける。社人の内三人は、狩衣を着て騎乗し、一人は唐綾の装束を着て鬼の面をつける。また、役見世と人足四人は、片面に鬼と云う字を書いた的を2メートル位の青竹に差し、鬼の手を引きながらこの的を持って馬前に走る。射手は、最初に東の方角に矢を放ったのち、本堂を西より北へ二週し、再び三社大権現の前に来て天地四方に矢六筋を放って終了する。放った矢を拾うと運がよくなるといわれ、人々は、競って拾いあった。(浅草観光連盟ホームページより)

撮影 亜寳麿裕寳  
撮影助手 町田古麻呂
協力  浅草観光連盟
   製作著作 株式会社江戸ネット

使用機材
   CANON EOS 1DsMK3/2110万画素
   CANON ZOOM LENS  
   16-35mm F2.8/24-70mm F2.8L
70-200mm F2.8L IS/100-400mm F4-5.6L IS
   Adobe Photoshop CS3 : Photoshop LightRoom
撮影総数1012枚
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