乗り鉄・撮り鉄、たまに寄り鉄日記 Y17-07

2017年6月8日(木)ちょうちん殺しのガード高輪橋架道橋

 山手線や東海道線の線路の下をくぐる「高輪橋架道橋」をご存じですか。昨日、久しぶりにメジャーを持って様子を見てきました。別名「提灯殺しのガード」と称され、タクシーが屋根の上の提灯をひっかけて破損してしまう事故が多いことから名付けられた、高さ制限高さ1.5mのトンネルなので、タクシーがぎりぎり通過出来る高さなのにスピードを出しすぎて天井に当たってしまうので、天井は傷だらけで、歩行者も首を傾げるか腰をかがめなければ中間部分は通れ無いのです。自転車は前傾姿勢になるか、降りて押さなければ通行できないほど狭いのです。
 なぜ、こんな狭いトンネルが出来たのかは、かつて鉄道創設時には鉄道は海の中を通すしかなかったのでしたが、後に埋め立てが進んで海岸線の間に堤防が設けられ、その横に海へと抜ける細長い運河を渡るために駆けられた橋だったので、これ以上の高さは稼げなかったようで、現在も細長い運河は当時のままに残っていました。高さ制限は1.5メートルと記されていますが、中間地点の一番低い所を計ってみると、1.7〜1.8メートルほどなので、1.6メートルのあほまろでも、帽子が擦れるほど。あほまろ以上に背の高い人は、絶対にかがまねば歩けませんね。昨日は、実際におでこをぶつけた方を見かけましたよ。

 現在、山手線の田町―品川間のほぼ中間地点に新駅のを建設中で、高輪橋架道橋は、ちょうど新駅の場所に当たるため、この低すぎるガードは消滅してしまうのです。
 この場所をグーグルマップで見ると、新駅の基礎工事が始まっているようです。左が高輪方面で右が海側、約250メートルって長いでしょ。こちらにリンクを貼っておきますので、ご覧になってください。
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SONY α7RII
ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III
SONY FE 24-70mm F2.8 GM
PhotoAlubum
 
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