back

令和8年(2026)10月10日(土)

 今朝も、まだ日の出前の薄暗い境内に、ビクトリー君が元気よく飛んで来ましたよ。
「おはよう、ビクトリー君」

 すると、その後を追うようにレインボーちゃんもやって来ました。どうやら今朝も夫婦そろって、あほまろのところへ朝のご挨拶に来てくれたようですね。
「おはよう、レインボーちゃん」

 それにしても、最近の二羽はずいぶん早起きになりましたね。

 まだ境内も眠っているような時間なのに、あほまろの姿を見つけると、羽音を響かせながら飛んで来るのですから。

 棚の上に降りたビクトリー君は、胸を張ってこちらを見つめ、「ちゃんと来たよ」とでも言いたげな得意顔。

 一方のレインボーちゃんも少し離れたところから、あほまろとビクトリー君の様子を見守っておりました。

 毎朝顔を合わせていると、ハトとはいえ、それぞれ表情も仕草も違って見えるから不思議ですね。特にビクトリー君の真正面から見つめる顔などは、

 今日は何して遊ぶ?

 昨日のおみくじが「凶」だったので、今日は止めておきましょうね。

 やがて羽を大きく広げて薄明の境内に飛び立つビクトリー君。

 参拝客が集まり始める前の静かな本堂前は、今朝もビクトリー君の貸し切り舞台となりましたよ。

 あほまろが手を差し出すと、待ってましたとばかりに大きく翼を広げ、目の前をひらり、ひらり。

 飛んでは手の平に舞い降り、また飛び立っては戻って来る。

 その姿は、まるで本堂を背景にした「あほまろ専属鳩舞踊団」の朝公演ですね。

 そこへ今朝は、小鳩のクロちゃんもやって来ました。

。

 最初は少し離れたところから、ビクトリー君があほまろの手の平に飛び乗る様子をじっと観察していたクロちゃんでしたが、

「ボクにもできるよ」と思ったのでしょうか。

 翼をいっぱいに広げてこちらへ向かって来たかと思うと、

 なんとそのまま、あほまろの手の平へ飛び乗って来たのですよ。

 いつもビクトリー君の行動を見ているうちに、クロちゃんも「あの手の上は安全な場所」と覚えてしまったのでしょうね。

 ハト同士でどんな会話をしているのでしょう。

 それにしても、若いクロちゃんの学習の早いこと。ビクトリー君という先輩を真似しながら、少しずつあほまろとの距離を縮めているのでしょうね。

 まだ人影の少ない夜明け前の本堂前は、平和な時間が流れておりましたよ。

 さて、ここからは日の出よりひと足早く始まる、あほまろとハトたちの楽しい朝のひとときを、写真とともにご覧ください。

back