令和8年(2026)3月6日(金) 旧暦1月18日 赤口
今朝の撮影 Data SONY α1 II Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG iPhone 17ProMAX 現像 Adobe PhotoshopLightroomCC 撮影枚数797枚
- ニワトリを飼えば目覚まし時計はいらない? -
最近は日の出が日ごとに早まってきましたね。春が近づくと、空の明るみ方までどこか軽やかに感じられるものです。 その変化をいちばん敏感に感じ取っているのは、人間ではなく、どうやら鳥たちのようでございます。 今朝のビクトリー君は、六時の鐘楼の音が鳴る少し前に、どこからともなく飛んでまいりました。まだ空には夜の名残があり、境内も完全には明るくなっておりません。 それでも彼は迷うことなく、あほまろの頭上をかすめるように大きく旋回し、手水場の上空をひとまわり――そして広い境内を縦横に飛び回りながら、見事な乱舞を披露してくれたのでした。 鳥というものは、実に不思議な能力を持っているものですね。 彼らは脳の中に精巧な体内時計を持っており、日の出前のまだ暗い時間帯であっても、まるで未来を知っているかのように活動を始めることができるそうです。 光の刺激がなくとも、時間の流れを感じ取り、行動を開始する――これは人間にはなかなか真似できない能力ですよね。 渡り鳥などは、この体内時計を頼りに、太陽や星座の位置を補正しながら長距離を飛ぶといいますから、自然というものは本当にたいしたものですね。人工衛星もGPSも使わず、迷わず空を渡ってゆくのですから。 もっとも、今朝のビクトリー君は、どうやら少々早く来すぎたようでございました。いつも顔を合わせる犬友の皆さんの姿がまだ見えない。広い境内にぽつんと一羽。 その寂しさを紛らわせるかのように、彼は大きく旋回しながら、しばらく乱舞を続けておりましたよ。 鳥の行動といえば、昔からこんな話をよく聞きます。 「ニワトリを飼えば目覚まし時計はいらない」 ニワトリというのは、明るくなったから鳴くわけではなく、体内時計に従って日の出のおよそ二時間前から「コケコッコー」と鳴き始めるのだそうですね。主に雄鶏が縄張りを主張する合図でもあり、同時に仲間との存在確認の声でもあるとか。 厳しい序列社会の中で、声を上げることで自分の位置を確かめているのでしょう。 そんな話を聞くたびに、あほまろは子どもの頃の記憶を思い出すのでございます。 あほまろの家でも、裏庭で数羽のニワトリを飼っておりました。朝、雄鶏の「コケコッコー」という声が響くと、それが合図のように目が覚める。顔を洗うより先に庭へ出て、巣箱をのぞき、卵を集める――それが子どもの頃のあほまろの仕事でございましたよ。 その中に一羽、特に懐いてくれるメス鳥がおりました。名前を着けていたけど、忘れてしまいましたけどね。 あほまろが庭へ出ると、トコトコ近寄ってきて、手のひらを差し出すと、ぴょんと飛び乗ってくる。まるで小さなペットのようで、子ども心にもとても可愛かったものです。 ところが、ある朝。そのメス鳥の姿が見えません。巣箱にも、庭にもいないのです。 不思議に思って祖父に尋ねてみました。 すると祖父は、あっさりと言いました。「夕べ、お前も食っただろう」と。その言葉を聞いたときの驚きは、今でも忘れられませんよ。 昨日まで手のひらに乗っていたあの鳥が、食卓の皿の上に――。子どもだったあほまろは、可哀そうで祖父を責めながら泣いてしまいましたよ。 できれば最後までペットとして飼ってあげたかった。けれど、当時は戦後間もない食糧難の時代。命をいただくことが、生活そのものだったのでございました。 今になって思えば、あの出来事は、命の重さを初めて実感した瞬間だったのかもしれませんね。それ以来でしょうか。あほまろが鳥を見ると、つい親しみを感じてしまうのは。 境内でカラスと話をしたり、ハトと遊んだりしている姿を見て、「変わった老人だ」と思う人もいるかもしれません。ですが、あほまろにとって鳥たちは、どこか昔の記憶の続きを生きている存在のようにも思えるのでございます。 今朝、広い境内を飛び回るビクトリー君を眺めながら、ふとそんな遠い朝の出来事を思い出してしまいました。 命は巡り、季節は巡り、そして、朝はまた静かにやってくるのですからね。 「朝まだき 鳩の時計に鐘ひびき 人より早き春の知らせよ」(阿呆人也) 浅草寺の裏広場には観光客の喧騒も届かず、ただ静かな空気が流れる、とっておきの場所でございます。 その片隅で、人知れず「時間の重なり」をそっと見せてくれているのですからね。 満月から三日目の月は、「居待月(いまちづき)」と呼ばれます。少し遅れて昇るその月を、家の中で座って待つことから、この名が付いたのだそうですね。 どうしてあの日は、顔を見せてくれなかったのでしょう。あほまろは、あの皆既月食の夜を思い出しながら、静かに空を見上げておりましたよ。 新しい葉が芽吹き始めても、枝先にはなお昨年の実を手放さず残しているハナカイドウの実。 今朝の日の出は午前6時5分。 浅草寺宝蔵門前には、日本三大桜のひとつとして名高い福島県の「三春滝桜(みはるたきざくら)」の系統から移植された、大きなシダレザクラがございます。 これが満開を迎えると、朱塗りの宝蔵門との取り合わせが実に見事。滝のように枝垂れる淡い花と、重厚な門の佇まいが織りなす光景は、まさに春の浅草ならではの贅沢な眺めでございますよ。 その名木も、いよいよ蕾がふっくらと膨らみ始めました。枝先に宿る小さな命の兆し――。 満開の景色を思い描きながら、今年もまたその瞬間を心待ちにしたいものですね。 蕾の先がちょっと赤くなったようです。 国民的大女優・有村架純妃ご本人のお手植えとして浅草寺に奉納された、由緒ある河津桜が満開を保っておりますが、葉が優勢になってまいりました。 ボケの花。 境内の河津桜は、ついに花の役目を終えてしまいました。 あれほど華やかに咲き誇っていた花も、今ではすっかり散り、枝には若い緑の葉が広がっております。 もっとも、今年は本場・河津の地で満開の桜をしっかりと見てまいりましたので、あほまろとしては名残惜しさはあまりございません。 むしろ、「よく咲いてくれました」と、静かにお礼を申し上げたい気持ちでございます。 春の花は終わっても、木はすでに次の季節へと歩み始めております。 どうかまた来年、同じ場所で、同じように美しい花を見せてくださいね。 水仙の花も終わってしまいそうです。 シキザクラだけは、まだまだ頑張ってますよ。 境内で咲き続けていた紅梅の花も、いよいよ終わりを迎えようとしております。 枝先には、まだわずかに花を残しておりますが、盛りを過ぎた花びらが静かに役目を終え、春の時間が次の季節へと歩み始めているようでございました 冬の名残を告げるかのように咲き続けてくれた紅梅。その最後の姿を眺めながら、あほまろは「今年もよく頑張りましたね」と、そっと声をかけてあげましたよ。 夜明け直前の境内に、 再び、ビクトリー君登場。 おはようビクトリー君。 そこに、久々のレインボーちゃんも舞ながらやってきました。 おはようレインボーちゃん。今年始めてですね。 ビクトリー君とレインボーちゃんは、仲むつまじいつがいですよ。 いつもは別々に姿を見せることもありますが、こうして並んでいる姿を見ると、やはり夫婦のような落ち着いた雰囲気が漂っておりますね。 そこにハートちゃんもやってきましたよ。 ビクトリー君が飛んで行って、 ハートちゃんを追い出そうとしているのです。 以前は仲が良かったのに、いったい何が有ったのでしょうね。身体を大きく膨らませて、威嚇するのです。 可愛そうに、ハートちゃんは手水場から追い出されてしまいました。 再び棚の上に戻ると、 またまたビクトリー君のお怒り、 こっちに来るなと言わんばかりに、突いて棚から追い出してしまったのでした。 ハトの世界にも、どうやら縄張りや仲間同士の複雑な事情があるようですね。 そこに、ハートちゃんの旦那?が飛んで来て、ビクトリー君に飛びかかったのです。 大きく羽根を広げて、ビクトリー君に向かっていったのです。 もしかすると、ビクトリー君に恋人ができたことを妬んでいるのかもしれませんね。 けれど、ビクトリー君には、ちゃんとレインボーちゃんがいるではありませんか。 あほまろにはその事情までは分かりませんので、ただ静かに彼らのやり取り――いえ、時には小さな戦いを、そっと見守っているだけでございました。 どうか、仲良くして貰いたいですよ。 おはようございます。佐藤さんと梶原さん。 益美さん、おはよう。 おはようございます。今朝は開門3分前にやって来た、野崎さんと高橋さん。 子育地蔵さま、わが家の子どもたちと猫の安全をお守りください。 奥山の奥に移動された「日本のナイチンゲール」と称される瓜生岩子像。 春の境内をご覧下さい。 まだ寂しいイロハモミジ。 こちらも寂しいソメイヨシノ 昨年から落ちずに、いまだに枝にしがみついているソメイヨシノの四枚の葉。いったいどこまで踏ん張ってくれるのかな、頑張ってください。 「散りそびれ 時の流れに 抗(あらが)いて 幹しがみつく 意地の四枚葉」(阿呆人也) 浅草寺の西側から新奥山庭園一帯が、ただいま舗装改修工事の真っ最中でございます。工期は令和八年八月三十一日まで。まだしばらくは、見慣れた景色の足元が落ち着かぬ日々が続きそうでございますよ。 あほまろは今日も秘密基地でダラダラ過ごしますよ。 ------------------------------------------------------- 夕べの睡眠は92%でした。 おはようヒロちゃん。 今朝の朝の朝食は、チェリソーと野菜とタマゴにチーズパン。デザートはイチゴにデコポン。 妻のコレクションは、祥子さんと朋子さん。 昨日の東京スカイツリー。 しゅと犬くん。 あほまろお帰りなさい。 夕べの夜の夕食の晩ご飯は、青森の焼きうどん。デザートはデコポン。 妻のコレクションは、早苗さんとさつきさん。 Memo iPhone 16 ProMAX